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2006年9月20日 (水)

野鳥の囀りはα波 クロウタドリ編

クロウタドリ

日本にはいない鳥だ。 たまに、迷鳥として目撃されることもあるらしい。ツグミの仲間のようである。 日本では夏鳥のクロツグミをもっと黒くしたような鳥のようである。

20045月、麗しき5月。 ドイツを仕事で旅行したとき初めて聞いた。 というか、以前にも同じ時期にヨーロッパを旅行した経験があるから、鳴いていたはずだけれど、心ここに在らざれば、聞けども聞かず、という奴である。 野鳥観察を始めてから、外に出かけると、自然には、野鳥に満ち溢れていることに気づいた。 こんなにもいるのかと!

ハンブルク空港に到着直後、送迎バスに乗るとき、いきなり、ハクセキレイがチチッ、チチッと鳴きながら飛んでいたのは感激した。 ハクセキレイは全世界的に分布するのだ。 この年の2月、ドバイを旅行したときも、ハクセキレイを見かけて、感嘆したものだ。 カザフスタンのアルマアタでは、長旅の直後、早朝チェックインしたホテルのテラスでぼーっとしていたら、まだ残雪があって寒い中、尻尾の長いカササギが近くの木で羽を休めていた。 これまた感激!

ハンブルクでは、毎朝早起きして、美しいアルスター湖畔を散歩したものだが、ガンの種類が芝生で草を食み、シジュウカラがあちこちで囀り、ホテルの屋上のアンテナではカワラヒワが日本と同じようにビーン、ビーンと囀っていた。 これまた感激であった。

さて、このクロウタドリ。 早朝、薄暗いときから、午前中、午後、夕方、夜中と一日中、どこかで囀っているのがうれしい。 それも、建物の煙突の天辺とか、大変目立つところで堂々姿を見せて、いつまでもいつまでも、囀ってくれるのである。 一遍で大好きになってしまった!

この年の夏、今度は、ニュージーランドをやはり仕事で旅行した。 現地は真冬である。 にもかかわらず!? 夕方と言わず暗くなってからも、また早朝まだ陽が上らないうちから、あちこちでクロウタドリはとても美しい囀りを聞かせてくれた。 もともと、在来種ではなく、移民がヨーロッパから持ち込んで繁殖したらしい。 ドイツ語ではAmselと呼ぶらしい。 英語では、Blackbird。 日本にいないのが残念である。

野鳥の囀りを文字で表現することが出来ないのは、これまた本当に残念だ。 持っている、野鳥の囀りを録音したCD-ROMにも入っていない。 

しかし、ビートルズのホワイトアルバムという2枚組みのCDにBlack Birdというタイトルでポール・マッカートニーの弾き語りギターソロで録音されている美しい曲がある。 Black Bird すなわち、クロウタドリである。 昔は、ポールのギターテクニックに惚れて、このレコードを聴いたものだが、いまでは、その中に録音されている囀りに興味が移った。 興味のある方は、是非、この曲を聴いてみてください。 途中で、たっぷりとクロウタドリの生の囀りが聴けます。 α波です。 美しい囀りですよ!

こんな鳥です!!!

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%A6%E3%82%BF%E3%83%89%E3%83%AA

http://www.gt-works.com/yachoo/zukan/tori/tugumi/kuroutadori.htm

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