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2006年10月 3日 (火)

マーストリヒトで黒ビール、そして美味しいジョークを!

世界カタコト辞典 その2である。 

「Tatoo」 (刺青(をする)の意味」

オランダの南、ベルギーとの国境にMaastrichtという美しい町がある。近くを流れるMaas川 が国境でもありそれを超えるとベルギー。 対岸にはベルギーのLiegeという美しい響きの町がある。 

このあたり一帯はカトリックの牙城である。 カトリックと言えば、修道院である。 いろいろな宗派があるが日本人に馴染みがあるのはザビエル一派のジェズイット派であろう。 

話の展開が見えないと思われる読者もおられると思うが、何を隠そう、神聖な世界に自己を滅却して禁欲的な生活をおくるはずの神に仕える人たちが、大変美味しいビールを作り出したとしたら皆さんはどう思われるだろうか? 元来、お酒と音楽は神を司る神官の専売特許であったらしい。

小生は、このMaastlichtで100種類にも及ぶベルギーのビールの世界を知ることになった。 アルコール純度が12%もある強い黒ビールがあるかと思うと、さくらんぼから作ったフルーティーな果実ビールまでとにかくビールと言えばドイツと思っていた小生はとにかくびっくり仰天。 世界は広い。 最近でこそ、ベルギーのビールは日本でも本格的に知られて愛好家も増えているというが、これは1984年のころの話である。

ところで、ビールとtatooがどういう関係になるかと怪訝に思われる方も多いと思う。アルコールが入れば、人は饒舌になる。 饒舌になると、ヨーロッパではジョークが飛び交う、これまたごく自然なことである。 日本の言葉遊びに近いジョークから、国民性の比較を笑いの種にしたものから下ネタものまで森羅万象、笑いとアルコールで人々は鋭気を養うのである。 

さてここでtatooが登場する。 黒ビールを飲みながら地元のオランダ人が語ってくれた傑作:

江戸時代は鎖国の日本。 外国貿易はオランダが独占。多くの船乗りが日本にやってきた。 行動範囲は限られていたものの、血気さかんな船乗り達にとって、日本の大和撫子とねんごろになったり、ものめずらしい日本風俗に興味は尽きなかった。

そうこうする内に、日本人が背中に龍を象った彫り物、刺青は瞠目にあたいするものだった。 まじめなJan青年(「ヤン」と発音する。典型的なオランダ人の名前)は、この刺青に魅了され、 からだの一部に刺青をほどこして、悠々の帰国をはたしたのであった。

ところが長旅の疲れか、まもなく体調を崩し、入院するはめに。 高熱が続き一時は生命も危ぶまれたものの、看護婦たちの介護もあって徐々に回復する。

そんなある日、当番の老!看護婦Anneke(「アネケ」と発音する。典型的なオランダ人女性の名前その1)は、Jan青年の体を消毒しなが濡れタオルできれにふいていると、へその下のある所に奇妙なもを発見して眼を丸くする。 

早速、同僚の若!看護婦のTinneke(「ティネケ」と発音する。典型的なオランダ人女性の名前その2)に耳打ちする: 「彼ったら、…・・に見たこともないような美しい文字を刻んでいるのよ。それもよりによって。 ADAM(アダムとイブのアダム)ってね。びっくりしたワ。冒涜的よネ! でも素敵だワ! 」

若!看護婦のTinnekeは好奇心にあふれてその翌日の当番にJanの体を消毒しながら、興味深々とその部分に目をやると! 何と、そこには: AMSTERDAM (オランダの首都の名前)という文字が刻まれていた。

男は普通に笑えます。 女性の方は???

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