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2006年10月13日 (金)

野鳥との出会い ~ イカル

アトリ科の仲間である。 よく見かける仲間にはシメというのがいる。 これは別の機会に紹介したいのだが、今回はイカルである。 早く出会いたいなあと思っていて、なかなか出会えなかった鳥がこのイカルである。

出会いは突然だった。 今年の五月の連休、御前山に出かけた。 風光明媚にして、野鳥観察にはもってこいのスポットである。 小学校時代に遠足に行って以来のことである。

キビタキ、オオルリの鳴き声を聞きながら、標高数百メートルの低い山を登った。 途中、シジュウカラ、ヤマガラなどにも出会いながら、山頂付近に近づいた。 キビタキが盛んに囀っているのだが、なかなかその姿が見えない。 こっそりとあたりをウロウロしながら、その姿を捉えようとするも、うまく行かず、やがてキビタキはどこかに飛んで行ってしまった。 がっかりの一言。 山頂の椅子に腰掛けて、しばらは、山の麓のすばらしい景色をぼーっとして眺めていた。

と、突然、少し大きめの、羽ばたくと白い班が目立つ野鳥がいきなり現れ、目の前10メートル先の一本の裸の木の天辺に止まったのだ。 そして、いきなり、囀り始めた。 いやぁ、驚いた。 始めて聞くさえずりだ。 ゆっくりと双眼鏡で覗くと、イカルである!!!

ものの本によると、その囀りを「お菊二十四」(オキクニジュウシ)と聞きなすそうだが、私にはそうは聞こえなかったが、ホオジロやムシクイやヒタキ類とは一味違う、美しい囀りにしばらくウットリとしてしまった。 キビタキを逃した落ち込みは十分取り戻した。

5分近く、たっぷりとイカルは目の前でその姿と囀りを聞かせてくれた。 残念ながら、少し自分が後ろに動いた瞬間に、イカルの目と私の目があって、イカルはあっという間に、麓を挟んだ向かいの山に飛び去った。

幸福感に包まれた私は、尾根伝いに歩く。 途中、ヒガラやエナガの声を聞き、まったく人気のない道を1時間は歩いただろうか? 麗しき5月のそよ風に吹かれながら、まったく人気のない山道と周辺の緑とさわやかな空気を満喫し、ウグイスやヤブサメ(ウグイスの仲間)の声を聞き、何度か、このイカルの美しい囀りをあちこちで聞いた。 そして、恍惚感に浸った。

やがて、お昼近くになった。 そろそろおしまいにするかぁ、と思って麓の出発点に戻る途中、ふたたび、キコキコキコという音に注意を引かれ目を見やると、イカルが2羽、3羽と飛んできて、目の前の川沿いにある立派な民家の大きな庭の木に止まって、また美しい囀りを聞かせてくれたのだった。 

イカルはこんな鳥です。

http://www.gt-works.com/yachoo/zukan/tori/atori/ikaru.htm

アトリの仲間特有の怖い顔をしてますが、鳴き声は美しく、緑豊かな山であの囀りを聞くと、体全体に幸福感が漲ります! 

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