2019年7月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
無料ブログはココログ

« 憧れの野鳥「ウソ」と出会う! | トップページ | チェーホフから~「美女」その1 »

2006年11月22日 (水)

世界カタコト辞典 ~ その2

If shit were valuable enough, the poor would have been born without asshole. 

(もしウンコが十分に貴重なものであるなら、貧乏人たちは、お尻の穴なしで生まれたであろう)

汚い言葉ですみません。しかし、人間の根源に関わる言葉です。普通、言葉にはしませんが、毎日付き合うものです。いろいろな瞬間に人は、この言葉 shit(ウンコ)を口にします。 私の記憶から、鮮明に残っている場面を列記すると:

1) ロンドンで仕事をしていたことの話。 中国系のイギリス人呉恵さん(実名です。発音はWai-Ling。 ワイリンさん、お変わりないですか?こんな場面で登場させてすみません)が、何かとSugar ! Sugar! Sugar! と語気強く発音するのを耳にした。 どういう意味?と聞くと、「ミスター・シミズ、わかるでしょ! 女だって、頭に来ることがあれば、ののしり言葉をつかうものよ」とのことだった。 つまり、クソッ!と言いたいのだが、女性がハシタナイ言葉は口に出来ないので、代わりにSugar!と叫ぶのだそうだ。 (人によっては、韻を踏むShoot ! を多用する人もいるようだ)。

2) フランクフルトの空港で。 出張で到着したばかり。 ビールが飲みたくて到着ロビーのパブでビールを一杯引っ掛けてたら、隣の憔悴した男のドイツ語が聞こえてきた。

Also, Lufthansa ist Scheisse ! (兎に角ルフトハンザは最低だぜ)という意味だが、どうも、安チケットでリゾートに出かけ、オーバーブッキングで予約を落とされ、ドイツに戻ってくるので大変な苦労をしたらしい。 Scheisseというのはドイツ語でウンコの意味である。英語のshitと同じ意味である。最初の文字が大文字だが、強調の意味ではない。 ドイツ語では名詞の最初の文字はいつも大文字なのです。

3)フランスはパリで、出張でマルセイユまで出かける朝。 オルリー空港までタクシーを拾って出かけた。 交通渋滞に巻き込まれて車が全然動かない。出発の時間が迫っている。運転手に腕時計を示して、急げ、急げと催促。 運転手が一言呟いた:Merde! これもフランス語でウンコの意味。 「クソッタレメ」とフランス語で苛立ちを表現したのであろう。私を侮辱したわけではない。

さて、最初の英文ですが、私は、東京駅のトイレで見たことがあるのです。たしか、1980年代前半のこと。お腹の具合が良くなくて、あわてて東京駅のトイレに駆け込んで安堵した直後のこと。ふと、何気なく落書きを見ていたら英語で書かれたのがあった。眼で追って読んでみて、思わずニヤリとしてしまった。傑作じゃないかぁ!感心しました。仮定法過去の絶妙な表現です。ナンセンスだが、思わずニヤリとして、そうだ、と頷いてしまう名言ではなかろうか?下ネタと言えばそれまでだが、形而下的なものが、形而上的なものに昇華されている。下品ではない。トイレの落書きでは傑作ではないだろうか?

« 憧れの野鳥「ウソ」と出会う! | トップページ | チェーホフから~「美女」その1 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 憧れの野鳥「ウソ」と出会う! | トップページ | チェーホフから~「美女」その1 »