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2006年12月10日 (日)

バードウォッチングと携帯電話と本屋巡りで1日が終わる・・・

昨日の朝。さあ、今日から3連休だぁ(11日月曜日は代休)、と久しぶりにくつろいで朝食を取る。焼きたてのチーズが入ったフランスパンである。パリパリして中身はどろーっとしたお餅みたいなチーズがうまい!カフェオーレと一緒にお腹に納めて、やれやれ、と2階に上がる。外は今にも雨が降り出しそうである。窓を開けて外を眺める。ピチピチッ、ピチピチッと野鳥の声がする。ん? 何々、シメかぁ!これはシメた!こんな庭先にやってくるのかぁ?慌てて音源の東向きの柿木に眼をやる。天辺に何と、シメがいるではないか!朝から、調子がいいぞぉ!しばらく双眼鏡でこのシメ君を眺めた。

シメはこんな鳥です → http://www.gt-works.com/yachoo/zukan/tori/atori/sime.htm

外は風も吹いて、とてもバードウォッチングどころではないような感じなのだが無性に行きたくなった。結局、双眼鏡を持って出かけてしまった。約2時間半。あまり鳥果(ちょうか)はなかった。薄どんよりとした日は意外と野鳥と出会えるのだが、途中で小雨が降り出し、風も時折吹いて、結果はいま一つであった。期待のルリビタキも囀りを一度聞いただけで、結局あの美しい瑠璃色の姿を拝むことは出来なかった。 その代わり、今日はやたらとヤマガラとシロハラに出会った。

ヤマガラ君 → http://www.gt-works.com/yachoo/zukan/tori/sijyuukara/yamagara.htm

シロハラ君 → http://www.gt-works.com/yachoo/zukan/tori/tugumi/sirohara.htm

帰り道、千波湖をぶらぶら歩く。冬の水鳥たちがかなりやってきている。カンムリカイツブリ、カイツブリ、マガモ、ホシハジロ、オナガガモ、ヒドリガモ、ユリカモメ、セグロカモメ、そしてオオハクチョウもいる。少し前だが、明け方うとうとしていたときにコォーッ、コォーッというオオハクチョウの声を聞いたのでとうとうやって来たなぁ、と思った。 いずれ、野鳥の写真を取ることも始めようと思っているのだが、双眼鏡で覗く拡大された野鳥たちの姿は、肉眼とは違ってなかなか感動ものである。

昼食を食べて、一息しているうちに、ああ、そういえば、携帯電話の契約を変更しなければ、と思い立つ。現在加入している会社が2008年3月一杯で業務終了、現在、契約変更期間で過去のポイントが大分たまっているのでほとんどただ同然で新しい携帯電話と交換もできる。

市内に出かけて、手続きをすませ新しい携帯電話のセットアップが出来るまで、近くの本屋をうろつく。最近はインターネットで簡単に本が注文出来るので、本屋に行くことはまれだ。とは言っても、私は本屋で何時間でもぶらぶらして立ち読みしたり、これはと思う本に出会って衝動買いするのが好きである。貴方の趣味は、と聞かれたら、「バードウォッチングと古本屋巡りです」、と答えることにしている。インターネットで読みたい本を検索して買うのもいいのだが、古本屋で、掘り出し物にであう楽しみは格別である。 

たとえば、今手元に戴季陶という昔孫文の秘書をやっていた知日派の中国人が書いた「日本論」という本がある。永年探していて見つからなかったのだが(アマゾンドットコムでも在庫切れ)、ある日、神田の某古本屋の店先で見つけたときはやったぁと小躍りして購入したものだ。日本人の手になる中国論は山ほどあるのだが、中国人の手になる日本論というのは実はあまりないのだ。戴季陶氏は日清戦争後、沢山の清国の留学生の一人として日本語を勉強し、日本人に感銘を受けて日本論を著した知日派である。現在でも台湾では版を重ねて読まれているらしい。最近でこそ、少しずつ中国人の手になる日本論が出始めている気配だが、そもそも、中国人は日本のことをどれだけしっているのだろうか?歴史認識の問題が日中間の懸案となっているが、現在、中国で教えている日本の歴史というのは、日清戦争から日露、満州事変、日中戦争の部分だけなのだそうだ。

密かに思うに、中国人は、ずーっと日本というものを見誤って来たのではないだろうか?実は、日本人も中国をずーっと一方通行で勉強してきたにも関わらず見誤って来たのだが。

中国の場合は、いわゆる「中華意識」から来る東夷の蛮人という見下した考えがずーっとあった(韓国も同じ)ことが大きい。中国の感覚からすると、日本の本を見れば、漢字が使われていて中国語の方言の一種だという感覚ではないだろうか?日本文化から中国文明を取ってしまえば何も残らない、というのが一般的なイメージらしい。

これが、そもそもの間違いなのだが。日本語は確かに漢字は使っているが、歴史家・岡田英弘氏の指摘によれば、明治維新以降、英語、フランス語、ドイツ語とうの西洋文明諸国の言語の影響を受けて、文体ががらりと変わってしまった。漢字を使っているが、西洋文明の概念を表す熟語を独自に作り、中国にも逆輸出したのがこの100年なのである。しかし、明治維新というのは突如興ったわけではなく、すでに江戸時代に、本居宣長などの国学というものがあって、それはさらに辿っていくと・・・・ 話は長くなってしまうが、日本書紀が書かれた8世紀、中国に対し「天皇」と名乗って対等な外交を試みた時代に行き着くのである。ながくなるので、このことは別の機会にまた考えをまとめてみたいと思う。

さて、野鳥観察と本屋巡りが終わり、最新の携帯電話を持って帰宅。そして夜は、早速購入した本を紐解いた。佐藤優という男。久々に登場したスケールの大きい論客ではないだろうか?解釈の鋭さ、それを裏付ける勉強の範囲の広さ、確かな論理、どれをとっても、並みの人間ではない。外務省でノンキャリアでありながら、キャリア官僚を食ってしまったのも頷ける力量の持ち主である。「北方領土 特命交渉」(鈴木宗夫氏との対談)を深夜までかかって読了。痛快な本である。外務省への痛烈な批判、北方領土問題利権にぶら下がる青山学院大学の袴田茂樹教授への辛辣な批判、どれもこれも、正鵠を得ている?かどうかは知らないが、あのスキャンダルは一体なんだったのか? 同時に購入した、「日米開戦の真実~大川周明の米英東亜侵略史を読み解く」と「獄中記」(512日間の塀の中での読書と思索の記録)を読むのが楽しみである。

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