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2006年12月17日 (日)

週末は野鳥観察三昧(その2) ~ アオゲラ、そして、ルリビタキ!

昨夜は熟睡した。野鳥観察で呆けているわけはない。イギリス人ジャーナリストの手になる「ならず者国家」(世界に拡散する北朝鮮の脅威)と「中国が世界をメチャクチャにする」の単行本を買ってきて、夕方から読み始めた。当事者である北朝鮮のプロパガンダでもなければ、地政学的に隣接する韓国、中国、ロシア、そして、六カ国協議の当事者であるアメリカでも、日本でもない、ヨーロッパのアングロサクソンの国・イギリス人ジャーナリストの手になる批判の書である。日本人として、貴重な第三者による証言であろう。別のイギリス人の手になる中国論と合わせて、精読した上で、ブログに感想をそのうちアップしたい。

今朝は、熟睡の後の満足感に満たされて起床。ほっかほっかのチーズが入ったフランスパンの朝食をゆっくり取る。新聞を読み、8時過ぎ、おもむろに、双眼鏡を持って、また、家人に「ちょっと散歩してきます」と一言。外は、曇り空で今にも雨が降りそうだ。こういう日こそ、野鳥との出会いは多いのが過去の経験から言える。今日は、軽く散策しながら、あまり動かないで昨日のスポットでじっくり観察しようと心に決める。

日曜日の早朝は静かだ。人ひとりいないもみじ谷公園に足を踏み入れてすぐ、右手の植物の植え込みから左手にスーッと野鳥の影が走った。左手の枯れ枝が茂った木立の中に姿が少し見える。そーっと双眼鏡で覗いて見ると、いきなり、ルリビタキの♂の姿だ。やったぜ!心ときめく瞬間である。カッ、カッ、カッと聞こえる地鳴きだが、どうも、ジョウビタキより濁っている感じだ。残念ながら、すぐに、常緑樹の緑の茂みに隠れてしまった。

そろーり、そろーり、歩き続ける。昨日、ウソとであった地点で、微かに、またまたルリビタキの地鳴きが聞こえる。ガガッ、ガガッ、ガガッ・・・。また、そーっとスローモーションで双眼鏡を構え、音源を辿ると、やったぁ、またまたルリビタキの♂である。今回は、十分に観察させてもらった。薄オレンジ色の胸の両脇、羽から尻尾は見事な瑠璃色、温和な目、ヒタキ特有の仕草。あちこち、飛び回ってその優美な姿をあられもなく見せてくれた。突然、こちらに飛んできて、左手の園芸植物(葉はすでに散って裸になっている)の根元に着地した。その距離わずか、2メートルか。いやはや、心臓ドキドキである。じっと、身動きせずに、目線で追いかけて、ほんの一瞬だが、じっとルリビタキ君と対峙する。そして、裸の園芸植物の中に飛び込み、向こう側に行ってしまった。ガガッ、ガガッと微かに地鳴きがする。そーっと向こう側に回ってみたが、あれっ、姿がない。騙されたような不思議な結末。もぬけの殻。どこにいったぁ~。

いきなり、ルリビタキに2連続で遭遇して、テンションが上がってしまった。ひとまず、上の神社境内と公園をぐるりと回ることにする。ウソにも出会えるかな?シジュウカラ、コゲラ、ヤマガラ、アオジ、ツグミはあちこちで姿を見る。ルリビタキの囀りがする。こちらは、あのヒョロヒュルルリッという優雅なものだった。2度、3度、4度、5度くらい繰り返して終わった。いやぁ、今日はルリビタキの大サービスだなぁ。公園をぐるぐるゆっくりと歩いていると、フィーッ、フィーッとウソの囀りが聞こえてきた。双眼鏡で眺めると5羽だか6羽の群れだ。♀が2羽、♂が3羽。そのうちの1羽は首から胸、お腹にかけてもうっすらと朱色をしている。いわゆる、アカウソ(亜種)のようだ。これは初見である。30分近くウソの群れを観察した。途中で、シジュウカラ、コゲラ、そして、ヤマガラの群れが加わった楽しい観察だった。

再び、ルリビタキ・スポットにそろーり、そろーり、と戻る。10時を過ぎると、散歩人がぽつぽつと来始めた。もう、駄目かな、と思いながらも、1時間ちかくじっと立ち尽くして観察を続けた。なかなか野鳥は姿を現してくれないが、その間、3つの楽しい出来事があった。

1)    ウグイスの地鳴きとは明らかに違うオクターブの高い鳴き声が笹薮から聞こえる。手前は湿地になっている。どうも、ミソサザイがいるようだ。何とか、あの尻尾をピーンと張った可愛らしい姿を見たいと粘ったが、とうとう見ることはできなかった。しかし、2度、3度と地鳴きは聞いたので、まちがいなく潜んでいる。チャンスがあれば、姿を見れるような気がする。

2)    今日はカケスの姿をあちこちで見かけたが、2羽のカケスがやってきて水浴びするシーンの一部始終を観察させてもらった。水浴びシーンはなかなかユーモラスで、楽しかった。水浴びの後、なんと私の頭上の枝にやってきた。そして、枯れ枝を私めがけて落としたのである。水浴びをこっそり覗かれた腹いせだろうか?

3)    なかなかルリビタキが出てこないなぁと思いながら、時折、キョッ、キョッ、キョッという短い声が常緑樹の茂みから聞こえていて気になっていた。アカゲラとはちょっと違うなぁと思っていたが、いきなり野鳥が常緑樹の茂み飛び出してきて近くの大樹に飛び移った。盛んにキョッ、キョッ、キョッを連発しながら、動き回っている。すぐに、双眼鏡を向けて焦点を合わせると、何と、アオゲラ(キツツキの仲間)であった。初見である。双眼鏡で覗いたキツツキはこんな鳥です。

→ http://www.gt-works.com/yachoo/zukan/tori/kitutuki/aogera.htm

そんなこんなで、時計は11時を回った。もうルリちゃんは無理かな、そろそろ帰ろうかなと思って、静かに歩き始めると、またガガッ、ガガッと聞こえる。よーっし、近くにいるぞぉ、目を凝らしてちらっと動く姿を認め、双眼鏡で確認すると、やったぁ、本日3度目のルリビタキ君がレンズの中に現れた。ピョコン、とヒタキ特有の尻尾をピンと張って頭を前後に動かしたりしながら、枝を飛び移ったり、地面に着地して、またすっと枝に戻ったり、ああ、大忙し。しばらくして、また緑の茂みに姿を消した。これで、本日3度目の遭遇。今朝、2度目に出会ったルリちゃん(Ⅱ)との再会であった。

そしてまた、静かになった。先ほどから、別のところでルリビタキの囀り(冬の地鳴き)がしていた。今朝、最初に出会ったルリちゃん(Ⅰ)のようだと思うのだが、そちらの方に行ってみる。そろーり、そろーり、抜き足差し足。童顔の頭がはげ掛かった中年男が双眼鏡をぶら下げて・・・。散歩人が先に通ったので囀りはやんだが、目を凝らしながら今朝いきなりルリちゃんが飛び出した辺りをみると、小鳥がちらり、ちらりと動いている。双眼鏡で焦点を合わせると、よし!あのルリちゃんだぜ(たぶん)!まったく、今日はツキがある。ルリビタキ三昧だ。残念ながら、すぐに散歩人が来てしまい、ルリちゃんはすぐに、左手の緑の茂みに姿を消してしまった。 さあ、もういいだろ。最後に、ずーっとじっと立ち尽くす私の傍にある木で盛んに木の芽を食べ続けていたウソ(♂1、♀2)たちの姿を眺めて、帰路についたのは11時半過ぎ。左手の駐車場に上がる坂の斜面で、ジョウビタキの♂(ルリビタキに熱中し過ぎて、ジョウビタキを忘れていた、ゴメン)に遭遇するというオマケ付きで、今日の野鳥観察は終了。今日も、約4時間の野鳥三昧だった。もちろん、私は心地よい満足感と幸福感で一杯だった。

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