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2007年1月 9日 (火)

オオタカに接近遭遇!

このところ話題が野鳥観察(バードウォッチング)に偏ってしまった。しかし、しかし、しかしである。 花鳥にうつつをぬかしているわけではない。その間、自分で目標をたてた本はかかさず読んでいる。佐藤優氏は、「読書とは他人の頭で考えることだ」、と喝破している。人は、読んだ分、あるいはそれ以上に、自分で考えなければならないのだ。私もそうしたい。でなければ、膨大な知識に飲み込まれて、何も残らない・・・。

ビートたけしもギャグに使った「ここはどこ、私は誰」じゃないけれど、「こんなところで俺は一体何をしてるんだ」という思いがある。こんな余計なこと考えないで、素朴に生きて、愛して、死んでいけばいいじゃないか、ともう一人の自分が言う。しかし、しかし、しかしである。私の中の名付けることの出来ない何かが私を駆り立てるのだ。

野鳥観察は、まあ、言ってみれば19世紀型の博物学だ。自分自ら、直接出会って確認した野鳥だが、まだ100種類ちょっである。野鳥ガイドブックによれば、地元の涸沼では160種以上の種が確認されており、私が知らない、しかし、誰かはすでに知っている種がまだ60種類ちかくあるのだ。数を追いかけても仕方ないし、きりがないことは承知している。それでも、私は、時間があれば、双眼鏡を持って、一人野山を歩き回る。私は、かつて誰かが辿った道を、また一人で追体験をしているに等しい。私にとっていまだ未見の野鳥は、存在しないに等しい。図鑑にきちんと整理されて名前が付けられた野鳥は、見事に「整理されて片付けられている」が、「死んでいる」。

何故あなたは、野鳥観察にのめり込むのか、と問われれば、「そこに野鳥がいるからだ」となどと擦れたことは言わない。自分にとって新しい種に出会うことは、大きな喜びだからだ。そして、すでに知っている野鳥にしても、出会い方如何では、それ以上の何か、なのだ。 (おっと、理屈っぽくなってしまった。楽しいものは楽しい、で良いはずなのだが・・・・・。)

新年明けの3連休の日本列島の天気は大荒れに荒れたが、それにもかかわらず、3日間、毎日野鳥を見に毎日でかけた。毎回、毎回、なにがしかドラマがあるのだ。連休最後の昨日は、日本列島を襲った低気圧の影響で風は強くて、コンディションは晴天にもかかわらずあまり良くなかったが、オオタカに3度遭遇した。オオタカの場合、通常はカラスに囲まれてモビング(身を守るための襲撃)を受けているところを、下から見上げることが殆どで、1度だけ、千葉県の県民の森で、指導員の方に教えてもらって150メートルくらい先の雑木林で羽を休める「高貴で優雅なオオタカの姿」を真正面から観察したことが1度だけあった。いわば、両者にとっては安全距離の出会いである。 

今回は、至近距離でいきなり出会ってしまった。 最初の接近遭遇である。目と目が会うところまでは行かなかったが、背中越しに一瞬、この猛禽は私を見たような気がする。そして、あっと言う間に飛び去った。大いなる驚き。思わず立ちすくんだ私。場所は、笠原水道付近の雑木林だ。どうも、風で倒された木の上で、羽を休めていたようだった。 

2度目は、1時間半後、いるかなぁ、と2匹目のドジョウを狙って、そーっと近づいていったのだが、そこには居なかった。ところが、すぐ近くの、別の木に居たのだった。またまた、さーっと、一瞬だが飛び去ってしまった。残念!惜しい!何故気づかなかったのか!第二次接近遭遇である。

そして3度目は、飛び去った後のその場所で、気を取り直して、先日、数分だが、10センチちょっとのあの可愛いミソサザイが尻尾をたてて、姿を見せてくれた場所に、又、出てくれないかなぁと、期待してじーっと佇んでいたのだったが、それをあざ笑うかのように目の前をあっという間に1羽の猛禽が、左手から右手に向けて通り過ぎていったのだった。2度目の遭遇の10数分後のことである。あの顔、体の模様、まちがいなくオオタカだった。第三次接近遭遇!私と3度もの接点を持ったオオタカとの出会い。余韻を反芻しながら、しばらくの間、私はシビレタまま、その場を動けなかった。 これだから、野鳥観察は止められない!

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