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2007年2月 3日 (土)

気ままにおしゃべり (4) 映画「かくも長き不在」で使われていたシャンソン

探していたコラ・ヴォケールのシャンソンCDと歌詞カードが出てきた。「三つの小さな音符」の原題は、「Trois Petites Notes De Musique」。アリッダ。ヴァリが記憶喪失で戻ってきた自分の夫らしき男と二人っきりで、シーンと静まり返った部屋でダンスをする場面があった。バックに流れて来たのが、この印象的なシャンソンだった。字幕を見ながら、なかなかいい詩だなぁ、おお、フランス映画だなぁ、と感じ入ってしまった。

ある日、かつて昔若かりし頃、流行ってい歌を偶然聞く、そこで、ハットしてしまうあなた。忘れていた苦い恋の思いでが蘇ってしまう。そう、あの時君は若かった。ひと夏の恋。女の子は、恋をして若くきらきら輝いていた。若い男に身も心も捧げる積もりだったのに、結局、この男は、最後まで踏み切れなかった。美しい花を摘み損ねてしまった。恋は実らなかった。いつまでも残る悔恨。心の奥底の傷の疼き。 

以下、後半の最後の部分を抜粋する(東芝EMI株式会社 Les Meilleurs de Cora Vaucaire 対訳:橋本千恵子)

Tout reve rime avec s’acheve (すべて夢は消えるという言葉と韻を踏む)

Le tien ne rime a rien (あなたの夢と韻をふむものは何もない)

Fini avant qu’il commence (始まる前に終わっているのだ)

Le temps d’une danse (ダンスの拍子も)

L’espace d’un refrain (歌のフルランの世界も)

Trois petites notes de musique (三つの小さな音符が)

Qui vous font la nique (あなたをあざける)

Du fond du souvenir (思い出の奥底で)

Levent un cruel rideau de scene (舞台に残酷な幕を上げる)

Sur milles et une peines (数かぎりない苦しみ)

Qui ne veulent pas mourir (いつまでも消えない苦しみの上に)

歌っていることはたわいもないのだが、実に言葉が洒落ている・・・と思うのは私だけだろうか。フランス語では、心理の綾をなるほど、言葉でピシリと表現することに長けていなぁ、と思ったものだ。しかし、日本語があいまいで、未熟な言語だとは思わない。日本語の最高芸術と思う「俳句」と比較論をしたくなる衝動を覚えるのだが、私には荷が重過ぎる。

コラ・ヴォケールは、映画「天井桟敷の人々」のシナリオで有名な詩人ジャック・プレヴェールのシャンソンも随分歌っている。昔、フランス語を第三外国語としてで勉強していたころ、アナログのレコードを青山だかどこかの店でみつけて、擦り切れるまで聞いたものだ。 「お葬式に行く2匹のかたつむり」「学校の帰り道」「バルバラ」「枯葉」などなど。今でも、いくつかの歌を諳んじる事が出来る。

(続く)

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