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2007年5月 4日 (金)

御前山を歩く!

今日は1年ぶりに御前山へでかけた。

http://www5b.biglobe.ne.jp/~miur/points/4/ib45.htm

小学校時代に確か遠足で1度出かけたきり。野鳥が沢山いると聞いて昨年まず出かけてみたら、噂通りで大満足だった。朝6時前に起床。さっと朝食を取り、車に乗り込む。

走ること約40分。到着。双眼鏡を持ってはやる心で歩き始めた。

連休とは言え、歩いている人は誰もいない。やったぁ!私一人が御前山を独占している。願ったり叶ったりだ。渓流・皇都川沿いの道を歩く。緑の匂いが心地よい。シジュウカラと何とクロツグミ(たぶん)の囀りがする。わくわくどきどきしてしまう。何だろうか?この興奮は。若い頃、今日はデートだ、そして、夕食後は・・・・・だぞ!それを思うとわくわくドキドキしたあの感じだ。血圧も上がってるぞ。

山頂にあがる山道付近で、キコキコと音がする。昨年も聞いたあのイカルだ。群れになって木の芽を食べている!そして、時折、美しい囀りをしてくれる。幸先良いスタートではないか!

上流に向かって歩き続ける。しかし、これっきりで後が続かない。こういう自然林が豊かな場所でのバードウォッチングはなかなか難しい。冬の平地の雑木林での観察のようには行かないのだ。囀りを頼りに鳥を探してもその姿を見ることは容易ではない。

何年か前に東京は、高尾山に出かけて、全然野鳥の姿が見れず、不完全燃焼でうなだれて帰宅したことを思い出す。駅前の小川にいた沢山のキセキレイと戯れたのが唯一の慰め。当時は、野鳥の囀りの違いさえあやしかった。

今回も苦戦した。狙いはオオルリキビタキ、出来ればサンショウクイサンコウチョウも出会いたい、そういう魂胆だった。川沿いに30分近く歩くが、なかなか囀りが聞こえてこない。いやな予感がした。オオルリは渓流沿いの森林を好むというので出そうなところでしばらく休憩した。

しーんと静まり返っている。選んだ場所が悪いのか?シジュウカラは囀っているのだが。

しばらくすると、あの懐かしい囀りがすぐ近くで始まった。心臓がバクバクしてきた。そーっと双眼鏡を出してあたりを伺う。しかし、鬱蒼と茂る青葉のどこからか声はするのだが、姿はさっぱり。少し体を動かしたら、オオルリは囀りをやめてしまった。こっちを見てるのか!?

しばらくして、少し離れたところで再び囀り始めた。そしてだんだん近くにやって来た。心臓バクバク、ドキドキ。今度こそ!じーっとして待つ。しかし、しかし、今度も駄目だ。チラリと枝の上のほうを動く鳥影は見えた。しかし、双眼鏡で捉えられない・・・・・30分ほどその繰り返し。最後はあきらめて、倒木に腰を下ろして、美しい囀りに聞きほれることにした。そしてやがて鳴きやんでしまった。

しかし、その間、キビタキが現われてくれたのは望外の喜びだった。変な地鳴きがするな、と思って音源に双眼鏡を向けると何と、あのキビタキではないか。おお、キビタキ君!精力的に枝から枝に飛び移って、地鳴き(警戒音?)を盛んに発している。囀らないキビタキを見るのは始めてだが、オオルリの姿を拝めない欲求不満は少しばかり和らいだ。すぐ近くではヤブサメが盛んに囀っている。虫の声にそっくりだ。あっちに1羽、こっちに1羽。むこうにも1羽。

1時間近く、キビタキと戯れた。オオルリ君もその後、渓流の向こう側で何度も囀り始めたので、私も移動して追いかけたが、これまた駄目。とうとう姿を拝めなかった。しかし、意外な野鳥に出会った。クロジだ。めっきり姿をみなくなったアオジの地鳴きかと思ったが少しオクターブが高い感じがして???と思っていた。地面から枝に飛び移った野鳥を双眼鏡で覗くとこんな姿であった。

http://nwbc.jp/torizukan/04kuroji.html

さぁ、次だ。場所を移動しよう。山頂付近の鐘つき堂に向かう。途中、双眼鏡をぶらさげた女性2人連れとすれ違う。「東登山口でサンコウチョウが出たらしいですよ!」と相手。 「そうですかぁ!これから行ってみます。 いま、そこで、イカルが鳴いてますよ!」と私。 双眼鏡で覗きながら、「あれ、シメじゃないんですか?」と相手。 「同じアトリの仲間で似てますけど、よく見てください、嘴が黄色だし、色が違うでしょ・・・」と得意げに解説する私。

こんなやり取りをして、別れた後、また、自然の音をバックグラウンドミュージックにして歩き続ける。 「ぽぽっ、ぽぽっ、ぽぽっ」と遠くから声がする。ツツドリだぁ。ホトトギスやカッコウと同じ仲間だ。オオルリに託卵するらしい。不思議なものだ。オオルリが鳴き始めて、巣作りを始めることを見計らったように、ツツドリもやってくる。

070504_11300001_2

山頂付近で、サンコウチョウを観察したというカップルのバードウォッチャーに出会った。折りしも、キビタキがすぐ近くで囀っているところだった。鐘つき堂にたどり着くと、子供をつれ大家族がピクニックしていた。ちょっとだけ挨拶して、山頂から那珂川の方を眺め、東登山口へと歩く。 すぐ先で、またキビタキが囀っている。いろいろなバリエーションで美しい囀りを聞かせてくれるが、このキビタキ、何と、コジュケイの鳴き声を真似しているではないか!途中から、チョットコイ、チョットコイのあのコジュケイ調の囀りなのだ。ビックリだ!思わず噴出してしまった。

時刻はもう11時過ぎだ。ハイカー達に出会う頻度が多くなってきた。そろそろオシマイだ。

サンコウチョウには出会えそうもないネ、と自分に言い聞かせながら、後ろから早歩きでやってくる老人に道を譲り、ゆっくりと自然の音に注意しながら歩く。

麓に近づいてきた。誰も居ない静かな山林の中から、一際印象的なエゾムシクイの囀りが聞こえてきた。フィナーレに相応しいエゾムシクイ。杉とブナ類の木が入り混じって少しひんやりとする雑木林の上の方から何度も、何度もエゾムシクイが囀る。決して派手ではないが、なかなかいい囀りだ。緑の茂みと茂みの間の青空を見ていると、オオタカが舞っている。 帰りは1235分の路線バスで帰ることにしてある。あと30分。エゾムシクイは、その間ずーっと囀ってくれた。バス到着10分前に、東登山口に到着。いつまでも留まってエゾムシクイの囀りを聞いていたかった。

本日出会った野鳥

1)   シジュウカラ(多数、囀り) 2)クロジ 1 (地鳴き) 3)クロツグミ(囀りだけ) 4)オオルリ♂2(囀り、1度だけ姿をちらりと見る) 5)キビタキ♂4(囀り) 6)ヒガラ2+(囀り) 7)ヤマガラ(囀り) 8)メジロ(多数囀り) 9)イカル 8+-(囀り) 10)カワラヒワ (多数、囀り) 11)ツツドリ 1 (囀り) 12)エナガ(群れ、地鳴き) 13)ホオジロ 2+(囀りと地鳴き) 14)オオタカ 1 15)トビ 3 16)ヒヨドリ 17)ムクドリ 18)セグロセキレイ(囀り) 19)ウグイス(多数、囀り) 20)アカハラ 2+(囀り) 21)カルガモ(カップル) 22)ヤブサメ 3(囀り)

数から言うと出会った野鳥は大したことなかったが、前半の2時間、オオルリとキビタキと戯れ、途中でクロジに出会い、沢山のイカルに囀りかけられ!(イカルは人間に反応する。鳴き声も私に話しかけてくるような、そんな感じのユーモラスな鳥だった)、山頂でもあちこちでキビタキの囀りのバリエーションを楽しみ、最後はエゾムシクイで締めくくった。まずまずであった。久しぶりに!心は空っぽになり、目はキラキラとして、完全燃焼して帰宅した。ああ、この充実感!

追記:

昨年は、憧れのアカショウビン(カワセミの仲間で、日本に渡ってくる夏鳥)の鳴き声と、サンショウクイ、それに、渡りの途中のノビタキの美しい囀りを聞いたのだったが、今回は、まったくその気配なし。特に、サンショウクイは、昨年何度も囀りを聞いたのだが、今回の空振りはなんだったのだろうか? それと、今回はセンダイムシクイが全然いなかった。これまた不思議・・・。

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