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2007年7月21日 (土)

身近な野鳥たちと戯れる

ああ、もう7月だ。仕事に追われて季節を眺める余裕もなく日々が過ぎていく。

バードウォッチングなどという優雅な趣味はどこへ行ってしまったか。欲求不満をためる前に、こなさなければならない日々の仕事があって・・・。

しかし、しかし、自然観察は身近なところでも出来る。遠出が出来ない辛さはあるが、この2ヶ月、仕事に追われながらもかろうじて職場付近の緑の環境の中でつかのまの一息はついでいるのだ。

朝は、4時前の薄暗い時間帯からまずはカラスの声で目が覚める。たまに、ホトトギスの声も聞こえる。やがて、ヒヨドリのかまびすしい鳴き声、我が家の周りをテリトリーにしている1羽のウグイスが囀り始め、メジロも囀る。そして一番の朝寝坊はスズメだ。

最近スズメをじっくり観察するようになった。我が家の2階の屋根瓦に巣を作っている。一軒向こうのSさんの家でも軒下の出窓の小さな軒の隙間にスズメの巣がある。雛がかえって親鳥が給餌をしているのだろう、雛の声があちこちから聞こえてくる。窓を開けてじっと観察しようとすると、静かになる。まことにスズメは警戒心が強い。

ムクドリもあちこちで雛を育てている。近くのマンションの階段の手すりのすき間や、人が住んでいるのかいないのかよくわからない一軒家の戸袋とかに彼らは好んで巣をつくっている。ひっきりなしに餌の給餌をしている。近づくと、警戒して餌をくわえたまましらんぷりを決め込む。少し離れたところに隠れると、親鳥は巣の近くにやってきて、きょろきょろ辺りを見回して、巣の中に入り給餌をして、雛の糞(白い膜につつまれたもの)をくわえていそいそと飛び立つ。意地悪してやろうと、巣のそばに張り付いていると、痺れを切らした親鳥はジィー、ジィーと怒りの声を上げるが、人間に対抗する手段はない。

早朝のキャンパス。10分ほど散策する。誰もいない気持ちよい朝。ハシブトガラスの親子が饗宴を繰り広げている。私の足音が聞こえるといっせいに地面から飛び立って緑の茂みに逃げ込む。しかし、巣立ったばかりの幼鳥は動きが鈍く飛翔力も弱いのか低木の枝にとまって不器用にこちらを見ている。親が警戒音を盛んに発する。枝伝いに茂みのあるほうへ、高い枝のあるほうに逃げる、逃げる。一ヶ月前は、桜山の林べりで飛べないハシブトガラスの幼鳥を掴まえて追いかけっこをしたことを思い出す。ハシボソガラスもなかなか可愛い。幼鳥は、グワッ、グワッと情けない声を出して親に餌をねだっている。

昨日は、早朝のグラウンドで砂浴びをしているスズメの群れを目撃した。初めて見る光景だ。野鳥はキレイ好きだ。水浴びするシーンはよく見かけるが、砂浴びは初めてである。

すぐ近くの緑の高木の上の方で何かがいる気配。よく見るとヒヨドリの巣立ち雛だ。ヒヨドリは、よく飛べない時期に巣立ってしまう。しっぽが短くてたよりなさそうな2羽が体を寄せ合って親鳥が餌を運んでくるのを待っているようだ。昼休みに同じところに来てみたら、まだ親の給餌を受けていた。

今日は、出勤だ。溜まった仕事の書類処理。誰も居ない事務所で集中して片付けた。ほっとして、とぼとぼと歩いて家路につく。帰り道、オナガの巣を見つけた。民家の前のちょっとした木なのだが上の葉の茂み付近でオナガの騒々しい声がした。成長した巣立ち直前のオナガだ。

近くのスーパーに出来た巣ではツバメが盛んに餌を運んできている。雛が孵ったばかりだ。

姿は見えない。すぐ近くの別の不動産屋の手の届きそうな軒下では、巣立ち直前の雛が2羽。丸々と太っているが目は涼しげだ。すぐ近くには尻尾の短い巣立ったばかりのツバメの雛が3羽だか4羽、盛んに飛び回っている。

ということで、近場の身近な野鳥の子育ての様子を今年は随分と目撃している。彼らは必死である。カラスは観察するにはもってこいの利口な鳥なのだが、スズメやツバメなどの野鳥の雛を餌にしているらしく、この間もスズメの雛を咥えた猛々しいハシブトガラスの姿を見かけた。自然はまことに厳しい。大学のキャンパスでも毎朝、野鳥の餌になったカブトムシの残骸が多数あちこちに散らばっている。知らなかった、野鳥たちが(カラスやヒヨドリだろうか?)好んで食べるのだとは・・・。

野鳥のことばかり書いたけれど、ニイニイゼミとヒグラシが鳴き始めた。今年は、雨の降る6月に雨が降らず、7月は雨の日が多い。そして涼しい。暑い夏はまだこれからだ・・・。

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