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2007年8月 8日 (水)

ヒヨドリ・ツバメ・ゴルゴ13とアーサー・ケストラー

8月になってしまった。少し落ち着いてきたが、来週の夏休みを過ぎれば秋学期に向けての準備が始まる。アメリカ人留学生たちもやってくるし、イベントもかかえて大忙しとなる。束の間の一休みといったところか。

自宅のすぐ向かいのSさんの玄関の緑にヒヨドリが巣を作った。しばらく抱卵しているのを観察してきたが、今朝、2階からいつものように双眼鏡で観察すると、雛が誕生していた。親鳥が給餌している。黒や白の昆虫だか毛虫だろうか。盛んに餌をねだる丸裸に近い目も開かない雛(3羽)が、大きく口をあけているのだが、親鳥はそれぞれに餌を押し込むようにして給餌している。そのうちの1羽がなかなか餌を飲み込めずに、難儀している。親は辛抱強く給餌を続けているようだ。ヒヨドリを観察した人によると、成長が早く10日前後で、まだろくに飛べないのに巣立ってしまうという。来週一杯は毎日雛たちの成長を観察できそうだ。

Kストアのツバメの巣では雛達がすくすく成長していた。毎日職場の帰りに道路脇の巣を覗くと、まだ産毛がぼさぼさで嘴が黄色い雛達が、大きな声を上げて口を開け体を目一杯伸ばし、巣から落ちそうだった。最初は、4羽と思っていたら、5羽だと気づき、翌日はしばらく観察していると6羽まで確認出来た。順調だと思っていたのだが、先週末の日曜日の朝、散歩がてら覗いてみると様子が変だ。2羽しか姿が見えない。近くにハシブトガラスがふてぶてしい様子で電信柱にとまって様子を伺っている。やられたな。今日は水曜日で、帰宅途中に覗いてみたが、2羽はなんとか無事のようだった。丸々と太って、涼しげな眼で私を見つめている。もうすぐ巣立ちだろう。

昼休みはこのところ、近くの行き着けの食堂で「ゴルゴ13」シリーズを読みふけっている。まだまだ、シリーズは続いている。たぶん、1~40巻ぐらいまでは20代後半から30歳代前半に読んだと思う。オランダのアムステルダムはホテルオークラの地下階に明治屋とならんで床屋があったころ(1980年代前半だ)、ここでも「ゴルゴ13」が置いてあって、わざわざこのマンガを読みに足しげく通って、ついでに髪を切ってもらったものだ。この食堂では全巻揃えている。一番新しい巻から第一巻まで遡って読んでいこうと思っている。しばらく、昼の楽しみとなりそうだ。

アーサー・ケストラーの自伝「目に見えぬ文字」を最近読了した。長い間、積読状態だったが、読み始めたら、次のページが待ちきれないくらい面白くて一気に読みきった。久しぶりに良い本に出会ったなあと感激する。余韻がしばらく体から抜けない。著者と一緒にしばらく留まっていたい、そんな本だった。

時代は1930年代から40年代にかけてのヨーロッパで、今では想像できないが、第一次世界大戦によって古きよき時代は過去のものとなり、大恐慌が襲い、社会は共産主義革命と国家社会主義(ナチス、ファシストなど)で割れて血なまぐさい争いが続く騒然として時代だった。 ケストラーは、ウィーンの大学を卒業するかしないかの内に、パレスチナを放浪し、倦み、やがてドイツ出版社(有名なウルシュタイン社)に職を得て、ベルリンに住み、ドイツ共産党に入党し、5ヵ年計画で躍進著しいスターリンが指導するソ連(コーカサス・中央アジア)を取材旅行したり、フランスで党の細胞活動にいろいろと従事したり、ジャーナリストの身分でイギリス経由スペイン内戦の取材に出かけ逮捕・死刑判決・釈放、そしてイギリスに落ち着くまでのまさに波乱万丈ぶりが描かれている。

ケストラーは、どうもじっとしていられないタイプで、安楽さと平板を嫌い退路を断って自分を追い詰めて行動するようだ。読んでいて、日本の「田中清玄自伝」を思い出してしまった。

このブログでも一度、書評をアップしてある。

http://birds-eat-bookworm.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/post_51d8.html

いろいろな読み方が出来るのだろうけれど、印象に残ったことを次回まとめて見たい(続く)

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