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2007年11月15日 (木)

ツグミ来る!

朝のキャンパスを歩いていたら、ケスケスッとあの懐かしいツグミの声が雑木林の上のほうから聞こえてきた。大部寒くなってきた日本だが、いつツグミの声と姿を見れるか今か、今かと待っていたところだった。昨年は自宅のたわわに実るピラカンサの実をついばみに来ていたツグミを見たのは11月の始めだった。その直後、庭師を入れた父がばっさりと切ってしまい野鳥たちの楽しみを奪ってしまったのには失望してしまったのだったが。

何とか姿を一目見てやろうと、目をこらして色付き始めたクヌギだかコナラの木の上の茂みを睨んでみたものの、見つからない。じーっと5分ほど佇んでいたら、たまらなくなったのか、あのツグミが出てきてあっと言う間に飛び去ってしまった。ツグミは大変用心深くて人慣れしない鳥である。 12月になれば地面に降りて来てあちこちで姿を見れるのだが近づくと、さーっと 弾丸飛行して近くの木の茂みに姿を隠してしまうのだ。おいおい、何もしないのに~。


バードウォッチング用の双眼鏡を買って初めて観察したのがなにを隠そうこのツグミだった。白い胸と赤茶けた煉瓦色の羽。やさしそうな目。柿の木の熟れた実やピラカンサの実(ムクドリはピラカンサには来ないようだが)をついばんでいると、だいたいヒヨドリとかムクドリに追い散らされ、彼等が散在食い荒らし回ったあと、ひょっこりとまた1羽で戻ってきて辺りをうかがいながら果実を貪るツグミ。ああ、孤独な平和主義者よ!
昨年のブログ→

http://birds-eat-bookworm.cocolog-nifty.com/blog/2006/11/post_0191.html   

昼休み、近くの雑木林を歩いた。アオジの姿がぐっとここに来て増えた。それにもましてヒヨドリの数がぐっと増した。そしてやかましい。そんな中、ツーッ、ツーッと声を出しながら木の高い茂みの枝をちらちら見え隠れしながら動く野鳥があって、双眼鏡で覗いたらアカハラだった。ツグミの仲間だ。留鳥で夏場は山の高いところに移動してしまって平地からは姿を消してしまう。寒くなると平地に降りくる。2年前、故郷に戻ったばかりのある冬のこと、**第三高等学校の坂を散歩がて歩いいたら崖の茂みでゴソゴソするものがいて、何かな?とふと目をやると、胸の赤いあのアカハラだった。枯葉をほじくり返してミミズを探しているのだった。表情はツグミの仲間とあって胸の赤い色合いを別とすればツグミそっくりだ。

まだ千葉県に住んでいた数年前のある冬のこと、西向きの柿の木と足下のピラカンサの実を縄張りにしていたツグミのところにある朝アカハラがやってきた。そして、バトルが始まった。結果は?アカハラにツグミは追い払われてしまった。しばらくは毎朝同じ光景が繰り広げられた。おいおい、仲良くしてくれよ、と思ったものだが、しつこくアカハラはツグミを追い出してしばしの間、餌場としえの縄張りを独り占めするのだった。

3
月末の春先には平地でもキョロン、キョロン、ジュリリとなかなか美しい囀りを聞かせてくれるアカハラだが、肝心のツグミの囀りは聞いたことがない。渡り直前の4月末から5月始めには囀ることもあるというのだが。

今年の春は、クロツグミ(ツグミと入れ替わって初夏にやってくるツグミの仲間。胸の一部を除くと全身が黒い)の囀りを聞く機会があったが、聞き惚れてしまうくらい美しい囀りだった。ヨーロッパのブラックバード並みである。

最近アマゾンドットコムで購入したカルパチア山脈の野鳥の囀りを収録したCDだが楽しませてもらっている。ナイチンゲールという日本にはいない囀りの美しい野鳥の声も聞けるし、キクイタダキは、日本の同種とほぼ同じだな、と感じ入ったり

(過去のブログ参照

→ http://birds-eat-bookworm.cocolog-nifty.com/blog/2006/08/post_6cc4.html )しているのだが、ツグミの仲間のウタツグミ(Song Thrush)の囀りが収録されていた。恐らくツ グミもこれに近い囀りだろうと想像する。ハンガリーにはまたナイチンゲール.ツグミ???という雑種もいるみたいでこれまたなかなか美しい囀りだ。

いつの日か本物のツグミの囀りを聞きたいものだ・・・。

Kif_1519

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