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2008年8月31日 (日)

30センチのセイゴを釣り上げたぁ~

このところ天候が悪い。今週末の釣りは無理かナと思っていたが、午後から晴れ間が指して来た。と、もう落ち着かなくなってきた。行きたいなら行こう。あとで後悔するのが一番よくない。ということで、自宅の庭でミミズ掘りを30分ほどやって2時半前に車で出発。

今回は、先週チャレンジした場所からさらに上流のテトラポッド周辺に狙いを定めた。テトラポッド付近では13センチ~15センチの良型のハゼが出るという噂を聞いたので今日ははハゼに狙いを絞った。(雨で増水して水が濁っているからウナギも釣れるかもしれない)。

今日の釣り餌はミミズ。アオイソメだと量的に餌が余ってしまうし、一週間もたない。ミミズなら来週までもつ。苦肉の策である。聞くところによると、ハゼはミミズも大好物だという。

しかし、釣り糸を垂れてから最初の1時間はさっぱり駄目だった。右隣の年配の釣り師が順調に良型を上げているのにどうして? 右目で注意深く観察すると沖目より手前のテトラポッドのちょっと先で釣れているみたいなので、自分も軌道修正してみた。

そうして1時間後に何とか13センチ前後の太ったハゼを仕留めた。時計は16時過ぎ。今日は出遅れたぶん、数はあまり狙えない。

そのうち、隣の年配釣り氏が、納竿。アオイソメが余りました、使いますか、とゴッソリ分けてくれた。それじゃぁ、遠慮せずに使わせていただきま~す、と17時過ぎから一本の竿はミミズ、もう一本は青イソメで釣りを継続した。 約1時間半で、ぽつりぽつりと良方を7匹あげた。ミミズとアオイソメ、ハゼはどちらをより食いつくか? 今日は五分五分だった。

到着時は20メートル間隔でぎっしりと岸辺を埋め尽くしていた釣り人たちが一人去り、二人去りしているうちに18時。 ほとんど人がいなくなった。西の空の夕焼けが美しい。こんな夕焼けを見たのはいつのことだろうか?しばし、感傷的になる。

潮が止まってしまった。パタッと釣れなくなった。薄暗くなってきたので、夜釣り用の照明を準備する。リール竿にも鈴をつけた。しばらくあたりが遠ざかった。18時半すぎ、やっとリリリリリーン、リーンと一方の竿の鈴が鳴った。さっとあわせると強い引き。セイゴだ。今までより間違いなく大きい。ハリス1.5号で大丈夫か?テトラポッドの手前で姿を見せた姿はこれまでの記録更新だ。30センチクラスだ。セイノッ、と一気に水面から引き抜いたが、ハリス切れはしなかった。フーッとため息をついた。これで、今日は良いだろう。30センチサイズがつれたのだから。

この後の10分で立て続けに20センチサイズのセイゴを3匹追加で釣り上げたが、その後またパタリと食いが止まって、20時前に納竿とした。雨がぽつりぽつりと降り出したし。

残念だったのは、セイゴ・フッコ狙いの仕掛けを持ってこなかったことだ。暗くなってから近くの水面では小魚をおうセイゴかボラかわからないがかなり大型の魚が姿を現した。バシャ、バシャッとあちこちで音がする。まさか、アオイソメをもらうとは思わなかったので。中層を泳ぐセイゴ・フッコ・スズキは、餌を底から浮かせて釣ったほうが釣る確立はぐーんと高くなるのだ・・・。

今日の釣果:ハゼ 13センチ~15センチサイズ 7、 10センチ1、 セイゴ 30センチサイズ1、20センチサイズ3

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2008年8月28日 (木)

さっぱり仕事に身がはいりません~

8月がまもなく終わってしまう。今夏は、30数年ぶりに少年時代に興じた地元の汽水河川で釣りに興じたのだった。釣果もまずまず。そして、唐揚げ、天ぷら、清蒸、などでおいしく食卓で供養した。

8月10日: ハゼ21,セイゴ11

8月12日: ハゼ27,セイゴ9

8月23日: ハゼ26,セイゴ1

8月24日: ハゼ23,セイゴ5,沼カレイ1

ハゼは10センチ前後サイズに時折12~13センチのものが混じった。第4回目には尺ハゼにはほど遠いものの、15センチを超える丸々と太った不敵な面構えのハゼも釣り上げた!セイゴは15センチ~20センチサイズ、沼カレイは、手のひらサイズだった。

汽水域の釣りなので、ボラ、チンチン(黒鯛の子供)、コチなども期待したのだったが、こちらはさっぱりだった。腕はビギナークラス。ビギナーズ・ラックはなかった。ツキを使い果たした我が人生か・・・。

今日も職場で、ため息をつきながら、仕事に身が入らずぼーっとしてしまった。釣り場の情景を反芻しながら・・・

釣りの風景 その1

釣りに興じているさなか、地元の漁師さん風の真っ黒に日に焼けたおじさんがやってきて私の魚籠を覗き、「結構釣ってるねぇ、あんちゃん」と冷やかされた。「いやぁ、サイズがまだですね」と応じると、「あんちゃん、大きいサイズのハゼを釣るのは簡単だよ、そこらあたりのブロック付近でいくらでも釣れるよ、それも夜釣りだっぺ」と教えてくれる。護岸を懐中電灯で照らしてエビを捉まえ、それを餌にして、竹竿ならぬ篠竿に糸と針をくっつけて懐中電灯の明かりに集まってくるハゼはみんなでっかくて、餌をそっと目の垂らすと、この時期貪欲な食欲をもつハゼは、パクリ食いつくのだそうだ。「涸沼名産のウナギもかかっぺよ」 ホントかな・・・。このおじさん、私の右手で釣りに興じる3人のオバタリアン釣り師達にも興味を持って、「釣れてんのかな」と近づいていった。私も魚籠を覗きに行った。オバタリアン達は結構盛り上がって釣っていたのだが、バケツを覗くと何と25センチ位のコチが釣れていた。アア、ウラヤマシイ・・・

風景 その2

1人孤独に無心で釣りをしているものの、後からやって来た人が隣で第一投で見事はハゼを釣り上げるのを見ると、複雑な心境になる。いとも簡単に釣ってしまうなんて、許せねぇ~。俄然、対抗心を燃やして、2本のリール竿をフルに使って、追い上げを計る私。数では負けないぞぉ~。向こうも、私が立て続けに、時には2本針仕掛けにダブルで釣り上げると、チラリとこちらを横目で見る視線を感じる。結構、お互いに意識するのだ。私は呟く:勝ったぁ。

風景 その3

4回目の釣りは涸沼川の一番上流付近でトライした。潮の干満で川の流れが上流方向と下流方向に変わる涸沼川である。5号、8号、10号の錘(おもり)ではいずれも、簡単に流されてしまう。 根掛かりも多い。5号の中通しおもりで一本針仕掛けがベストという結論で仕掛けを準備して攻めたものの、この日は、食いが悪くなかなか針がかりしないのだった。 3回の食いつきに対し2回は空振り、が続いた。 そして、釣れるハゼも、10センチ前後のものばかりだった。 そんな中で、夕方近くのこと、15センチを越えるグッドサイズの大型ハゼを仕留めた。引きが違った。ブルブルブルと力強い手応え。釣り上げて、満足しながら、このハゼの針を外そうとしたら、驚くなかれ、1時間ほど前にハリス切れした8号バリ(ハリスは1号)を飲み込んでいるではないか! このハゼが餌を加えて障害物に逃げ込んでしまい、根掛かりして仕掛けが切れたのだった。 しかし、この同じハゼがまた私の針に食いつくとは!!! この時期の貪欲なハゼの食欲はすごい!!!

風景 その4

魚釣りに興じていても、野鳥はやっぱり気になる。右手下流の鉄の橋の欄干にアオサギがとまっている。対岸では、白いサギ(ダイサギだかチュウサギだかコサギ)が数羽餌を漁っている。餌の取り合いで喧嘩しながら、時折ぐぅわーっト素っ頓狂な声を上げる。ツバメが川面すれすれに飛んだり、ビュルッ、ビュルッとヒバリが川の上空を横切る。 夕刻の薄暗い黄昏時はコウモリの姿もあった。背中の土手の反対側は、稲穂が垂れ始めた水田だ。日中はセッカがひっきりなしに鳴いてた。ヒッ、ヒッ、ヒッ、ヒッ、ヒッ、チャチャッ、チャチャッ、チャチャッ・・・。何と長閑な情景だろうか?俳句を詠みたくなるような気分だが、鯊とセッカという季語が二つ浮かぶばかりでこの長閑な情景の一瞬をどうしても俳句に出来ない。

ああ、釣りは楽しい。忘れていた快楽が全身を包んでいる。本がさっぱり読めなくなった。20センチサイズの木っ端セイゴだったが、釣り上げた瞬間の、あの強烈な手応えと右に左に水中を自在に走りながらファイトするパワーの余韻が私の体に残っている。心が騒ぐのだ。落ち着かない。何とかしてくれぇ~。 本格的に狙えば、30センチ~40センチサイズも問題なく釣れるのだ。 この分だと、毎週末、潮の干満を見ながら出撃になる予感がする・・・。

駄句を承知で、一句捻って見た ~ 「きかん気の セイゴ走るや 右左(みぎひだり)」 誰か、ご指導をお願いします・・・。

釣り場はこんなところです。

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2008年8月23日 (土)

星野ジャパン惨敗に苦言を呈す。

たった今、オリンピック野球の決勝を見終わったところ。アジア地区の韓国が金メダルを取れてよかったと思う。キューバが金メダルを取るよりは、という意味で。韓国ではオリンピック期間中はプロ野球を休みにしているらしく、球界をあげてというか国をあげて金メダルを取るための照準を合わせてきっちりといいチームを作ってきた、という印象を受けた。最終回は、主審の疑惑の判定もあるが一打逆転さよならの場面だったが、ダブルプレーで切り抜けたのは、韓国の底力だろう。実際、キューバの選手は追い込まれていた。

それにつけても不甲斐ない日本代表だった。何が、金メダル期待の星野ジャパンだ、というのが今回の日本の戦いぶりだった。出発前の壮行試合の段階ですでに大敗して黄色信号がともっていた。マスコミは星野監督をかばって書かないが、今回の惨敗によって星野氏は己の監督としての無能さを白日の下にさらしてしまった。オリンピックに照準を合わせて選手達の力がピークにならないようなチームを作ったのは誰の責任だ?国際大会に強い上原をほとんど使わず、予選で打ち込まれた岩瀬投手や和田投手の起用したり、本当にがけっぷちのなかで勝つ野球をしようとしたのだろうか?

準決勝の韓国戦は完全に力負けだった。韓国のほうが上だった。予選で戦ってすでにわかっていたのではないか。一発勝負の国際大会は、甲子園の高校野球と同じだ。決勝トーナメントは負けたらオシマイだ。戦力的に多少弱くても監督の采配で勝てる野球を星野監督はしなかった。問題の逆転を許した8回、上原を投入せずに何故岩瀬を出したのか!

男子サッカーの惨敗も見ていて腹がたった。負けるにしても何か許せるものがあればいいのだが、何もなかった。おっと、イケナイ、イケナイ。野球の惨敗に腹を立てていたら、余計なことを思い出してしまった。今回の野球の惨敗も、見ていてサッカー男子と同じだった。見るべきところががまったくなかった。一途に必死にあんたら本当にやってるのか!

とは言え、まあ、みんな一生懸命やってるんだから・・・という声が聞こえなくもない。年甲斐もなく、興奮しなさんな、お前の言うことは、単なる野次馬の妄言だ!いいかげんにしろ・・・と私のなかの別の人格がなだめようとする。 しかし、しかし、どうにもイライラが収まらない。今宵はしばらくは心が乱れて寝付けそうもない感じだ。

2008年8月21日 (木)

涼しい夏の夜に、レニ・リーフェンシュタールの「回想」を読む

残暑厳しいはずが、このところ涼しい。毎日のように夕方近くになると雷雨模様。子供の頃の夏は、午前中は早起きしてクワガタや蝉取りに興じ、その後はお昼までは宿題、お昼ご飯を食べて、それから昼寝だった。松下電器製の扇風機の風を受けながら。(驚くなかれ、まだ健在の両親は、まだその扇風機を今にいたるも愛用している。40数歳である)。そして目が覚めてスイカを食べるころになると積乱雲がみるみる空を覆い、突風が吹き始め真っ暗になって、稲光、ゴロゴロ、ピカッ、ドドドーン、そして土砂降りが30分ほど続いて、雷が遠のき、それから涼しい夕餉の時間・・・だった。

今週は仕事に身が入らない・・・昼休み、たまらず外に出る。雑木林は静かだった。近くを散策して、お弁当をスーパーで購入、事務所に戻る途中、再び雑木林を通りかかるとカラスのけたたましい声とキキキキキィ~とあのツミの声。すぐ目のまえで何とハトサイズのツミが大きなカラスを追い回しているではないか!

ずっと大きい鷹の仲間のトビやオオタカがよくカラスに追いまくられるところを見かけるのに反して、ツミは小柄ながら気が強い猛禽らしく一回りならぬ二回りくらい大きいカラスを攻撃し続けている。ひょっとして子育てしるのだろうか?大きいカラスがうろたえて逃げまくっている。果敢に追いかけてカラスを追い払ったツミはふたたび葉の茂る高木の茂みに身を隠した。

前の会社のM先輩から、女性は小柄なタイプよりもどちらかというと大柄なタイプのほうが、心優しくて素直だぜ、と以前アドバイスを受けたことがある。野鳥と女性をごったにするな、といわれそうだが、自然界も同じことらしい。

仕事は18時前に切り上げて、早々に帰宅。ビールを飲んで、軽い夕食を取り、涼しい夜は相変わらすオリンピックを見たりしている。今日は女子ソフトボールの決勝を最後まで見てしまった。金メダルオメデトウ!やっと米国に勝ったね。次回からオリンピック種目からはずれるのが寂しい。英連邦諸国の国技のクリケットも正式種目に加えていいから、是非存続してほしいと思う。どうだろうか、このアイデアは・・・。

先週始めのこと、以前から見よう、見ようと思っていた第11回ベルリンオリンピックのドキュメンタリー映画を見た。500円のDVDが2枚で1000円。8月始めに東京に出張したとき、たまたまぶらりと入った田町駅前の本屋で見つけて即購入したものだ。学生時代にリバイバル上映されたが見損なった記憶がある。監督はヒトラーの愛人とも噂されたレニ・リーフェンシュタール。102歳の大往生を数年前にした人だ。

映画についてはまたの機会にコメントしたいのだけれど、涼しくて心地よい真夏の夜な夜な、このところ彼女の回想録をベッドの中で面白く読んでいる。文庫本上下で1200ページを超える本だ。読み始めてすぐ、彼女が処女を失う場面に出くわした。ニヤリとする私。若かりし頃の彼女の写真を見ると大変な美人だった。その彼女をイメージしながら、処女喪失の場面を読むのは、いやらしい中年男(英語でdirty old manと言うらしい)にとってはたまらない。 「21歳で初めての男性体験は思っていたロマンチックなものとはほど遠い惨めな体験だった」、と著者は振り返っている。 

数ヶ月前に読んだコリン・ジョイス著「ニッポン社会」入門に「勝負パンツ」の話が出ていたけれど、レニさんも、あこがれの年上の男性のアパートに誘われて、すでに体験のある女友達から「美しい下着」を身につけるようアドバイスを受ける。そして、「黒のレースの下着」を借りたのだった。つまり、「勝負パンツ」であった。 なるほど!

続く

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2008年8月19日 (火)

2度目の釣りも好調、ツクツクボウシが鳴き、猛禽のツミと出会う・・・

Kif_1765 今夏2度目の釣りも好調だった。ハゼ27とセイゴ9の合計36。ガツガツと数を競ってはいけないのだが昔の「爆釣」を思い出しながらあくせくと釣りに没頭したのだった。

お盆の時期の殺生は本当はいけないと思いつつ、供養した。ハゼは天ぷら、セイゴは中華風に清蒸を作ってすべて平らげた。天ぷらはハゼがまだ小さいのでお頭付だ。

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高校野球も終わってしまい、オリンピックは後半戦。卓球男子は惜しかった。準決勝でドイツに負けて気が抜けてしまったのか、銅メダルを逃してしまった。残念無念。卓球女子も韓国は鬼門なのだろうか、何度挑戦しても勝てないようだ。男子サッカーはひどかった。監督は針の筵だろう。国際舞台では、技だけでは勝てない。何よりもパワーとスピードという基本的な能力が日本には欠けているのではないだろうか?(ちょっと言いすぎか・・・)

昨日からまた職場に復帰した。しかし、まだエンジンがかからない。

バードウォッチングとはしばらくご無沙汰していたが、キャンパスの雑木林では尻尾の短い巣立ったばかりのヒヨドリや、オナガの群れが目立つ。いつの間にかツクツクボウシが沢山鳴いている。秋の気配が・・・。

駐車場そばの雑木林を歩くと聞きなれない鋭い声を聞いて、思わず足をとめた。雑木林の天辺の方に何かがいる。目を凝らして探す。キキキキキキキィ・・・と鋭い鳴き声。ハトくらいの大きさの猛禽、ツミだった。昨年もこの付近で出会っている。1年ぶりの再会だった。

インターネットでサーフィンしたら、ツミを執拗に観察している夫婦のサイトがあった。

http://likebirds.exblog.jp/7349987/

夕刻、仕事を早めに終わらせて帰ろうとすると、夕立が始まり足止めを食った。30分ほど事務所で待機。インターネットで釣りのサイトをサーフィンする。今週末は、泥臭い釣りだが、うなぎ釣りに挑戦しようと思う。夜釣りだ。夕方15時くらいからハゼを2時間くらいやり、それから、ウナギの仕掛けに切り替えて20時くらいまでやってみよう。 夜釣りだと、30センチ~40センチのセイゴ、場合によってはフッコも狙えるという。合計3本のリール竿でやってみよう。餌は、ドバミミズに限るらしいが、海老もいいのだそうだ。贅沢だぜ、まったく。場所の想定、仕掛け、などいろいろと思いが駆け巡る。7月の土用の丑の日は、地元の料亭で国産のウナギを食べる機会があったが、うまかった。まだまだ残暑がつづく日々。是非とも天然のウナギを釣り上げて夏ばて気味の家族にご馳走したいものだ。

雨があがったのは18時過ぎ。事務所を出て家路につく。外ではまだヒグラシが鳴いていた。

2008年8月15日 (金)

ブログを立ち上げて丸2年になりました。

今日は成田空港に出かけて留学生を送り出して来た。

2年前にブログを始めたのが丁度この時期で、そのときも成田空港に同じ目的で出かけた。そして、自分の過去の体験を重ね合わせて感慨に耽ったのだった。

http://birds-eat-bookworm.cocolog-nifty.com/blog/2006/08/post_821f.html

先日のK大学の記念講演でアメリカ人の先生が、「日本人は英語が出来ないのではなく、コミュニケーション能力がないために英語が出来ないのです」という一言には目から鱗が落ちたのだった。

30数年前(本当に!?)の私の海外体験(ドイツ)は留学ではなくて、今風に言えばインターンシップだった。最近は、このインターンシップが若者の間ではすごい人気があるらしい。

セミナーの講師の方によれば、海外でインターンシップに参加する動機として、「自分を変えたい」「自分に自信をつけたい」というのが大きな動機になっているらしい。中には「リベンジ派」というのもいるらしい。リベンジというのは、たとえば、中国とか韓国の人から、あんたの国は過去にひどいことをした、と一方的に咎められて何も言い返せなくて、「くやしくて、くやしくて、勉強しなおして出かけた」ということらしく、圧倒的に女性だという。

海外の異文化環境のなかでカルチャーショックを受けながらも何とか乗り越えて帰って来てどうだったというと「外国人も日本人と同じ人間なんだ」「日本人としての自分を強烈に意識した」「自信がついた」などなど反応は上々だそうだ。

私にはなかなかわからないコメントなのだが、よくよく考えると今の日本は、将来が透けて見えて、夢がない、そのかわり、競争は子供の頃から熾烈で、日本独特の気遣い社会で、「海外流の私は私、あなたはあなた、自分のペースで生きたいように生きる」のがなかなか難しい、そんな、息苦しさがあるのだろうと思う。

私にとっての海外体験は、当時は意識しなかったけれど、やはり、今振り返れば大変大きな体験だったと思う。大学3年の夏の3ヶ月以降が今に連なる意識の出発点で、それ以前は少年時代の遠いはるかな昔のことだ。最初は、相手の言うことが分からない、自分の言いたいことがなかなかうまく言えない、というもどかしさはあったけれど、いつの間にかヨーロッパ各国の同世代と仲良しになり、とても楽しかった思い出だけが残っている。あの経験は、私にとっては大きな宝なのだと、改めて思うのだ。

閑話休題。

昨日は父の実家に5月に亡くなった叔母の初盆に出かけた。車は出来るだけ運転したくないのだが、猛暑の盛り、高いガソリン代に目をつぶってエアコンをガンガンとかけながら田舎道を疾駆したのだが、一面に広がる水田の風景に息を呑んだ。見渡す限りの緑、緑、緑。よく見ると、稲穂が頭を垂れ始めている。あと一ヶ月で刈り入れだという。

父の実家の家の周りを散策した。蝉が盛んに鳴いているが昔はもっとすごかったような気がする。14時過ぎなのに、ヒグラシも鳴いている。そして、アキアカネ(トンボ)が飛んでいた。

肩に来てひとなつかしき赤とんぼ (漱石) 

お盆の時期に父の実家に出かけて赤とんぼに出会うと決まってこの句を思い出す。今回は私の肩にはとまってくれなかった。そのかわり、素手で捕まえた。お手の物である。

さてとぉ、夏休みはあっという間に終わってしまいそうだネ。明日は、また釣り糸を垂れようと思う。

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2008年8月10日 (日)

今日は釣りに行ってきましたぁ!

このところ留学生の送り出しと受け入れの準備で大忙しだ。周囲はすでに夏休みモードなのだけれども・・・。

先週末は2ヶ月ぶりの上京をした。仕事である。K大学を会場に開催された2日間に渡る記念講演とセミナーに参加して勉強して来た。仕事の内容はさておき!、余談ながら、びっくりしたのは、すでに東京では沢山のミンミンゼミとアブラゼミが真夏日のアスファルトジャングルで今は盛りと鳴いていたことだ。私の地元はまだまだアブラゼミも鳴いていなかった。東京に比べると桜の満開も一週間遅かったしなぁ。何という違いだろうか・・・・・。

とは言え、一週間後のこちらでも今や、アブラゼミとミンミンゼミが今は盛りと鳴いています。アブラゼミが多くてミンミンゼミが少ないのは都内と逆のような気がするけれど、何故だろうか? 特に、アブラゼミは夜中でも鳴いているのには驚いてしまう。わずか1週間ほどの成虫としての一生を全うするために、7年も地中で生活しているらしい。私は、泣いていま~す、ベッドの中でぇ~、という歌があったナ。全然関係ないかぁ~。

金曜日は北京オリンピックの開会式を夜中過ぎまで見てしまった。聖火の点灯前には寝てしまったが。いろいろあるけれど、見事な開会式だったと思います。アヘン戦争以来、凋落の一途をたどった中国。毛沢東で一旦は国を統一したけれど迷走の30年で足踏み。毛沢東がいなかったら、無駄な冷戦がなかったら、世界は全然違っていただろう。著名な中国人監督の演出による開幕式の出し物は、クドカッタような気がする。孔子、紙の発明や、明の時代に大航海と羅針盤、過去の中国の偉大は分かる。 が・・・である。 と言いかけて、亡くなった赤塚不二夫氏の「これでいいのだ」の囁きが聞こえて来た。

日曜日の今朝は、心地よい目覚めだった。枕元にある「読書論」(小泉信三著、岩波新書)をぱらぱらとめくる。今の天皇陛下の家庭教師だったバイニング婦人の小編Minor Ecstasiesに触れるくだりを読んで、ぱっと閃いた。バイニング婦人は子供の頃のちょっとしたある経験によって心が震える経験をした。理由は分からない。しかし、その心が震える経験は人生に至る所で経験する。ベートーベンの音楽に、庭の小さな花に、2月に囀る小鳥に・・・・・。

よし、今日は釣りに行くぞオ! 私にとって、少年時代に一番心ときめかせたのは釣りだった。あの心震える経験よもう一度! Erwarte nichts, Heute: das is dein Leben. 何も期待してはいけない。今日、これがあなたの人生なのだ(Kurt Tucholsky)。 命短し、恋せよ乙女・・・・・これは余計だ。

と言うことで、釣り道具を車に積んで、某釣具店でミミズとアオイソメを買い、一路釣り場で出かけた。心をときめかして、途中、車と接触事故をおこしそうになり、危うく難を逃れて・・・・。場所は涸沼川。参考までにここをクリック。

http://business2.plala.or.jp/ibarakit/hinuma/fishing/

曇天だったので日差しは強くない。11時過ぎ、メボシをつけた釣り場に到着。近くには埼玉ナンバーやなんと静岡ナンバーの車もある。何を隠そう、涸沼と涸沼川はハゼ釣りの名所なのだ。

心ドキドキしながら、リール竿を取り出し、まずは第一投。 次のリール竿を準備して第二投。この間わずか5分。第一投の竿を軽くしゃくるとぶるぶるブルッと手ごたえがあった。リールを巻くと10センチちょっとの飴色の美しいハゼが釣れていた。

これで、もう今日はオーライ、オーライだ。朝のベッドの興奮もここでやっと落ち着いた。次の第二投のリールを巻けば、なんとハゼがダブルじゃないのォ! ハゼがぽつんぽつんと釣れ続ける中、途中からセイゴが混じりだした。15センチから20センチ。ハゼと同じ今年生まれたスズキの子供である。エラが鋭い剃刀のようになっていて、要注意だ。

11時過ぎから初めて、16時半まで、途中でお天道様が照り始めたものの、ひっきりなしにアタリが来たり、川の中の障害物に針がかりして仕掛けが何度も取られたり、あたふたと、まるで事務所で仕事をしているかごとく、釣りに没頭した。 そして、とうとう仕掛けが全部なくなってしまった。 オシマイだぁ。

17時過ぎ、満ち足りて帰宅。 家の人はどうだった、と半分冷やかし気味にビクを覗きに来た。セイゴ12、マハゼ19、合計31。 まずまずの釣果と言えよう。早速冷凍庫に入れて、唐揚げは明日にしましょう、ということになった。

シャワーを浴びて、冷たいビールを2杯飲んで、くつろいだ。頭の中も、心の中も、あのバードウォッチングを堪能した直後のアルファ波に満たされた状態だった。ニルバーナ。小恍惚!!!

写真は釣り上げた獲物の一部です。

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