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2009年5月26日 (火)

アオバズクの鳴き声を聞く!

久しく忘れていた北朝鮮がやってくれたね。核実験とミサイル発射。3月だったかにも那珂湊漁港で釣りに興じていたら地元の自治体の車が拡声器でミサイルを発射しました、という告知をしていたっけ。そのとき、私はただひたすら釣りに熱中していたのだけれど。

日本の新聞やテレビは大騒ぎだ。BBCのホームページでもトップ扱い。世界中の注目を集めている。本当に人騒がせな北朝鮮。聞くところによると国家予算のレベルが日本の島根県くらいらしい。それなのにテレビにはグースステップ(ヒトラーのナチスと同じ)の大規模な軍隊が居丈高に行進する様子が何度も流され(とは言っても、お金がないので武器はいまや友好国のロシア・中国は売ってくれないから使い物にならない代物らしい)、今回の核兵器実験で世界をまたまた騒がせ一身に注目を浴びている。専門家によると核がなければもう誰も注目しない国なのだそうだ。

米ソ冷戦が終わり共産主義国家はとっくの昔に自らのイデオロギーを葬り去って出直しているなか、そう、中国ですら共産党独裁とはいっても中身は完全な資本主義である、北朝鮮はとにかくしぶとく頑張っている。何のための核武装なのか? 誰が北朝鮮を攻撃するのか?中東のように石油もないから、アメリカは本気で戦争をしかけようとはしないでしょう(戦争はお金がかかる)。朝鮮半島に戦争の危機などないのである。頼まれたって今の北朝鮮なんか誰も攻めないでしょう。飢餓以外に何もないのだから(レアメタルという鉱物資源はあるらしいけれど)。私まだ頑張ってます、このまま忘れ去られたら困ります、ということで、自らはまともに外貨を獲得する手段を持たないため、麻薬・偽札・武器輸出などに手を染め、自ら分不相応の核兵器を保持する涙ぐましい努力の末、誰も望まない危機を作り出して、他にいろいろ忙しいこともあってもてあまし気味の大国からいろいろ思惑をあるけれど生活費を恵んでもらっている国が北朝鮮ですね。金おじさん、ヤクザだよ、あんたは。

朝鮮戦争で一緒に戦った親分すじのロシアと中国はこれまでいろいろかばってやったのにもういい加減にしろ、とさじを投げそうである。それでも北朝鮮をかばい続けるであろう。翳りの見える世界に君臨する超大国アメリカに対する外交カードでもあるのだ。朝鮮半島は大国の草刈場である。

http://birds-eat-bookworm.cocolog-nifty.com/blog/2007/02/post_4786.html

可哀想なのは北朝鮮の普通の人々だ。金王朝政権と取り巻きの軍人達の贅沢な暮らしを維持するために犠牲にされている。私は言いたい、核兵器よりも人民が食べられるようにしなさい、と。パンチパーマの金さん、もういい加減にしなさい。世界は嘲ってますよ。

仕事で疲れ、パンチパーマの金おじさんの一人パフォーマンスにウンザリしながらトボトボ歩いて帰宅した20時過ぎ。トイレで用を足していると、ホホッ、ホホッ、ホホッ。そしてまたホホッ、ホホッ、ホホッ、と鳥の声が聞こえる。 ん??? フクロウじゃなくて、何だっけ・・・そうだ、そうだ、アオバズクだぁ!!!サンダルを履いて外に出る。音源は民家の向こうの雑木林。その向こうは千波湖だ。 

もうそろそろホトトギスがやってくるかな、と期待しているのだがまだホトトギスの囀りは聞いていない。その代わり、今日は思いがけないアオバズク(ミミズクの仲間)の鳴き声を聞いて、何となく心がポカポカ和んで来た。パンチパーマの金オヤジの胸糞わるい顔が漫画チックにとろけて来た。

2009年5月23日 (土)

コノハズク、黄色いロールスロイス、アンパンマン、ドンコ・・・

一日一日がはやい今日この頃。充実した生き方をしているからなのか、それともただ日々の仕事やらなにやらに追われる生活をしているからなのか、私には分からない。

いつものように千波公園を散策しながら徳川博物館がある徳川家の大きくて広い雑木林の近くを歩いていると、聞いたことのない野鳥の声が聞こえてきた。小鳥の囀りではない。何だろう、何だろう。立ち止まって耳を澄ます。CDで聞いたことがある声なのだ。しばらくして、アオバズクかなぁと思い当たる。そうだそうに違いない。初めて聞くアオバズクの鳴き声。どんなことであれ初物との出会いは心躍るものだ。仕事に疲れて夕刻帰宅してすぐに2階にあがりCDを再生するとアオバズクではなかった。コノハズクだった。

http://www.sinfonia.or.jp/~audiocol/bupposo/2koe.wav

ある日の夕刻帰宅すると宅急便が届いていた。アマゾン・ドット・コムで注文したDVD「黄色いロールスロイス」が届いた。早いねぇ!

http://birds-eat-bookworm.cocolog-nifty.com/blog/2006/10/b_89f9.html

2年前にブログでも触れたのだけれど1960年代B級映画の傑作である。早速夕食をそそくさと済ませて2階にあがり見た。2時間があっという間の、30年以上まえのセピアカラーの彼方にぼんやりと霞んでいた名画と再会して大感激だった。3つのストーリーのオムニバスだが、個人的にはジャンヌ・モローが出演する第一話とマフィアの親分ジョージ・C・スコットとその愛人シャーリー・マクレーンとイタリア人役で登場するアラン・ドロンが登場する第二話がいいと思う。第三話は、バーグマンとオマー・シャリフの組み合わせはいいのだがいまひとつという感じ。昔若い頃に見たバーグマンは北欧系美女の典型でシビレタのだったが、今見ると骨太で体がデカスギの女、どこがいいのか、と思いたくなる。しかし、ロケ地が、イタリアのトリエステとスロベニアだったとはまったく新しい発見だった。

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このところ、アンパンマンのテーマソングが頭から離れない。シングルマザーの子守をした際によく一緒にアンパンマンのDVDを見たのだった。テンポのいい主題歌だと思っていたけど、最近なくなった三木たかし氏の作曲だったとは。妹さんが黛ジュンだと知ってこれまたびっくりだった。「スッキぃなのにぃ~、あなたぁ~はいな~い~・・・・・・」の「天使の誘惑」の歌詞を口ずさんでしまう。

アンパンマンのメロディーを口ずさみながら今週木曜日は夕刻釣りにでかけた。3時間ほどのストレス発散タイムである。強風で釣りにくかったが、小さなアナゴ3、丸々に太ったハゼ1、15cmサイズの黒メバル1、20cmサイズのドンコ3を釣り上げた。やっぱり、黒メバルは豆鉄砲の弾丸がはじけるようなアタリでよかったなぁ~。ドンコは醜い魚なんだけど煮付けにしたら旨かった。もっと旨い食べ方は肝と味噌仕立ての汁物らしいのだが。

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2009年5月10日 (日)

メバル釣り第2弾~超小型カサゴを釣る・・・

連休後半はプライベートなことで上京。知り合いのシングルマザーが子育て奮闘中でストレスを溜めたため急遽「お助けマン」として登場する羽目になった。昨年11月のディズニーランド以来だ。まるまる2日間、その2歳半という女の子のお守り役で近くの公園で三輪車に乗せたり、砂遊びをしたりヤギや羊に餌をやったり、すべり台で遊んだり、家の中で積み木遊びやミニ機関車遊びをしたり、日本語の絵本を読んだり、いっしょにディズニーのDVDを見たり、ご飯を作って食べたりで子育ての経験のない自分にはすべてが新しい体験で新鮮でもあり楽しくもあった。が、正直やっぱり終わって見たらぐったり疲れたネ。子育てはやっぱり大変だと実感。母は偉大なり、である。

疲れを引きずって連休明けの後半はまじめに仕事をして待望の週末。昨日の土曜日はゆっくり目を覚まし、CDで野鳥の囀りを聞く。4月半ばに出合ったコサメビタキの囀りを何度も聞く。渋い囀りだがなかなか美しいと思う。ついでにトラツグミの囀り。あんな大きい体してこんな幽玄な囀りをするのだから不思議なものだ。

ポカポカと初夏の陽気に気持ちよくなり「釣り道具いじり」を始めた矢先に電話がなった。勤務先の隣の部所の責任者からだった。土曜日に勤務するはずの学生アルバイトが来ていないという。「分かりました、すぐ行きます、15分で・・・」。

ということで、のんびり気ままに男の遊び道具に興じていた気分は壊れ、やれやれと溜息をつきながら車で職場へ向かった。学生に連絡すると、「スミマセン、寝坊してしまいました」。「大丈夫ですよぉ~。早く来てくださ~い」。自分の学生のころを思い出した。若いというのはうらやましい。いくらでも寝られるのだ。シングルマザーの2歳半の幼児に至っては10時間の夜の睡眠プラス昼間の2時間~3時間の昼寝。1日の半分以上は眠っている。

帰宅するともうお昼。家の人は地元の野球場で行われるイースタンリーグの巨人対西武戦の試合の招待券をもらったとかで早々と車で出かけていった。車がなければ釣りに行けない。仕方なく、一人留守番をしながらベッドに入り本を読むことにする。

「対論・異色昭和史」 鶴見俊輔・上坂冬子(PHP新書)

「君子の交わり、小人の交わり」 養老孟司・王敏(中公新書ラクレ)

「本質を見抜く力 環境・食料・エネルギー」 養老孟司・竹村公太郎(PHP新書)

いずれも対談集で肩が凝らずに読める。斜め読みである。上坂冬子氏は保守派の論客で最近亡くなられた。鶴見氏については学生時代に友人が読んでいた「転向」(思想の科学)を編集した哲学者。べ平連で小田実らと活躍したリベラル左派の人。まさに異色の対談だ。アメリカの赤狩りの影響で自殺したハーバート・ノーマンやアメリカの学界から追放されたオーウェン・ラティモア、それとの関連で都留重人の話。ゾルゲ事件や尾崎秀実のこと。最近は明治維新から昭和の大東亜戦争敗戦までに関する本を読み漁る自分だが、昭和の空気を知る人の話は、歴史としての事実と評価とは別次元に属すると思うが話としては興味深い。結局本当のところは誰もわからないのだと思う。もっともありそうなこととして人間理性にもとずいて推論するのが歴史というものだろう。

養老氏の本は売れすぎているので今まで敬遠してきたのだけれどこの機会にまとめて読んで見ようと思っていた。理科系人間による文化系人間の批判として「目から鱗」の指摘が随所にあって刺激がある。近代日本の歴史の総決算の一つとして大東亜戦争の敗北があるが、理科系の竹村氏の昭和15年の石油産出量のグラフを出して語る説得力は誰も否定できない。それによるとアメリカが圧倒的に算出、次がソ連だった。中近東は当時まだスズメの涙程度だった。驚くべき事実として、ルーズベルト大統領は1940年にすでにサウジアラビアで石油利権の布石を打っている話。ヒトラーはなぜ独ソ戦に踏み切ったかと言うとファシズムと共産主義が水と油からではなく、単にコーカサスに石油を取りにいったから。第三帝国を作って見てヒトラーは帝国を支えるには膨大な石油が必要だということに気付いた。だからスターリングラードなのだ。石油禁輸が日米開戦の究極の原因というのは昭和天皇も認識していたようだが、独走した軍部には資源のことより戦争による出世があったこと。

話は飛ぶが、何故に日本が軍国主義になったのか?分かったような気がした。明治維新・日清戦争・日露戦争と日本が力をつけていくにしたがって軍部は一つの大きな官僚組織、つまり既得権益化していく。そして、平和とは出世の道がなくなることでマーケットとしての戦争が必要であった。これって、第2次世界大戦後のアメリカのことにも通じるのではないか?アイゼンハワーの言った「産軍複合体」は第2次世界大戦、冷戦を通して巨大化し冷戦が終わってどこにも敵がいないので軍縮すればいいのを、テロリストへの戦争とか悪の枢軸「イラク・イラン・北朝鮮」とか「文明の衝突」とかいろいろ理屈をつけて既得権益を守り一艘の肥大化(特に通常兵器のハイテク化)し自らを維持しようとする力がアメリカの政治外交を動かしているのである。

王敏女史との対談は養老氏の守備範囲の広さを証明してくれる楽しい読み物だ。宮沢賢治に惹かれて日本留学に来た王敏女史は文化大革命世代である。中国と日本は異文化であると言い切る。どこが共産主義なのか分からない中国は結局儒教的=都市文明的であるのに対し、日本は仏教的で都市文明になりきっていないところがある。中国の山には昆虫がほとんどいないから野鳥も極端に少ない、という養老氏の後書きにはぞっとする。日本は「死んだらオシマイ」=もともこもなくなって平等になってしまうが、中国は死後の世界があって悪人は地獄に行って火炙りやら惨い刑が待っている。善悪二元、陰陽、すべてを二項対立でとらえ白黒をはっきりさせるのに対して、日本は仏教の慈悲ですべてを包んでしまう、つまり、曖昧でもある。中国人は日本を自らの文明の亜流としか見ないという誤解、一方日本は中国の古典の世界を自らの日本文化の独自性の延長で理解してしまうため、現実の中国が見えてこない・・・。異文化コミュニケーションに関わる仕事をしている自分としてはとても参考になる本だ。

夕方は2軍の巨人が勝利したことで気を良くした母が「母の日」前倒しで寿司の出前を取る。母の日は明日なのに・・・。もぐもぐ食べながら19時過ぎに車で大洗で夜釣りに出かけた。

メバル釣り第2弾だ。今日は大潮だが、満潮は17時。タイミングは良くない。大洗漁港は思ったより空いていた。前回と同じ場所で早速竿を出す。立て続けにアナゴが2匹。それに、中堤防の海側で目測18cmの良型のメバルを釣り上げた。が、その後干潮の潮どまりまでアタリは止まった。23時前、ようやく魚が食いだした。手始めに釣れたのが何とカサゴである。赤い10cm弱の超マイクロ型。リリースすべきだが、我が釣歴において最初の一匹なのでキープすることに。可哀想なメバル君。これが君の運命だったとは。その後、シャコが釣れ、続けて小さなハゼ2匹が釣れるがリリース。そして、アナゴがポツンポツンと釣れだし、漁港側の縁でフカセ釣りを試みるとポツン、ポツンと5匹のメバルが釣れた。すべて目測14cm~15cm。先週より若干大きくなった。 

マラソンをしていると「ランナーズハイ」という「恍惚の瞬間」あるという。釣りも同じだ。魚のアタリを楽しみながら釣り上げ、針から外し、餌を付けてまた探り釣りをする。あちこち移動してまた魚のアタリを取って・・・・・繰り返し繰り返ししていると疲れも眠気も感じない。体全体がハイな状態になる。アタリが遠のいたなと思って時計を見ると満潮に近い深夜2時過ぎだった。

あわてて片付けをして家路に着いた。今日のの母の日のちょっとしたプレゼントが出来たなと安堵しながらベッドに入るが「フィッシングハイ」(釣りの興奮と陶酔)からか30分ちかく寝付けなかった。

釣果 メバル6、アナゴ6、シャコ1、カサゴ1、ハゼ2(リリース)

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2009年5月 3日 (日)

メバルとアナゴ釣りに初挑戦!

ゴールデンウィークが始まってやっと一息ついてます。1月から4月までいろいろ事情があって仕事に追われて余裕がなかったせいか息切れ寸前でした。その割りには結構釣りに行ってるジャン、という声も聞こえてくるのですが・・・

連休初日から釣りに出かけた。ストレス解消には最高である。

4月30日は、那珂湊漁港が不調なので大洗漁港で初めて釣り糸を垂れて見たのだった。人の多さにまずびっくり。中堤防の一角に何とか場所を見つけたのだがこんなに釣り人が居ては・・・。相変わらずカレイを釣りたくて頑張って見たもののここも釣れるのはハゼとシャコとヒトデばかり。上げ潮に合わせて夕まずめに期待したが空振り。ほんの15メートル右手の若者は40cmのカレイを釣り上げたのに・・・。

5月1日は、やはり上げ潮に合わせて早朝4時に起床して大洗漁港に出かけたもののやはり空振り。どうやら、カレイちゃんにはよほど縁がないのかなぁ、とガッカリ。我慢の釣りだということは分かっているのだが・・・ この日も釣れたのはやっぱりハゼとシャコとヒトデばかり。

漁港に戻る釣り船から下船する釣り人達はそれなりにカレイを一杯釣って来ているようだが陸釣りにこだわる私は行き詰ってしまった。この貧果では欲求不満は募るばかりだ。カレイに一途に恋しても向こうは逃げるだけ。連休初日が昼過ぎから夕方で駄目、二日目が早朝からお昼までで駄目。ならば、夜釣りしかない。夜釣りで今釣れるとしたらアナゴとメバルだろうか?ならば、ということで昨夜は、アナゴとメバル釣りに初挑戦した。

インターネットや堤防釣りの本などを調べてメバル釣りの方法を研究した。そしてフカセ釣りが一番という結論。磯竿は持っていないし夜の浮き釣りとなると電子浮きや浮き止めとか仕掛けが面倒だ。父譲りの延べ竿があるのでこれに1.5号の道糸と8号のメバル用の市販の針(ハリスは1号)を結んでガン玉(Bか2B)をつけた「超簡単」仕様の仕掛けだ。ホントに釣れるのだろうか?

疑心暗鬼になりながらも早めの夕食を取る。おかずにイカの刺身が出た。ひょっとして、これアナゴ釣りの餌にして見ようか?アナゴ釣りは特に準備の必要はない。投げ竿と錘10号~20号とウナギ・アナゴ釣り用の市販の針と鈴でOKだが、聞くところによると青物の魚の切り身とかイカが大好物らしい。もぐもぐと夕食を咀嚼しながら、アオイソメ一本で勝負することにした。シンプル イズ ベスト。

18時前に車を飛ばして大洗漁港へ。この二日間の不調にもめげずにテンションが上がり始めた。釣り場は混雑していたが、何とか場所を確保して2本の投げ竿を投入。そして、父譲りの延べ竿にメバル仕掛けを装着してさっそくフカセ釣りを開始。とは言っても、初めての釣りで要領がわからない。本で読んだことと実際は違うのだ。周りでは本格的なタックルで同じように堤防のヘチ際でフカセ釣りや電子浮き釣りをしている釣り人が多い。

フカセ釣りを始めた直後に3mの短いほうの投げ竿の鈴が鳴った。来た来たっ!リールを巻くと30cmほどのアナゴが釣れて来た。狙った魚が思い通りに釣れた時ほど満足するものはない。餌を付けて手返しで仕掛けを投入。フカセ釣りに戻る。

しかし、なかなかアタリが来ない。あたりは照明灯があるので真っ暗ではないが道糸もよく見えないし、そもそもタナの取り方がいまひとつよくわからない。夜はメバルが中層に浮くというので浅いタナで彼方此方さぐるが全然駄目だった。背後で鈴がチリン、チリンとかすかに鳴る。延べ竿を置いてリールを巻いて見ると仕掛けがぐちゃぐちゃになった団子と一緒に25cmほどのアナゴが釣れた。自分の体を糸でぐるぐる巻きにしてまるで自殺行為だ。子供の頃、母の実家近くの久慈川で「提げ針」を夕方仕掛けて翌朝引き上げにいくと同じように体に糸を巻きつけて死んでいたウナギを思い出す。

アナゴ狙いの竿の鈴が時折なるのでメバル釣りが中断しがちになったりしながらもタナを深めにとったり試行錯誤して探っていると、竿先を伝ってガツン、ガツンという魚の反応がいきなり来た。体全体が緊張する。早合わせは禁物でよく食わせてから合わせることに注意することと本にあった。ここはじっと我慢。数秒して強烈な引きになったところで軽く合わせると竿先を通じて激しく抵抗する魚信伝わってきた。針掛りしたぁ!!!やわらかい延べ竿である。昔フナ釣りをしたときの感触を思い出した。釣り上げたメバルは目測15cm弱のミニサイズだった。しかし、一匹は一匹である。初挑戦でやっと釣り上げたメバル。これで今日の釣りは報われたぁ~。

メバルは群れで固まっているということなので同じポイントを丹念に細めの元気なアオイソメ一本掛けで狙い続けた。満潮になる23時過ぎごろまでポツン、ポツンと連れ続け12cm~17cmサイズのメバルを10匹釣り上げた。満足、満足、満足である。

アタリが遠のいたところで時計を見ると23時半。もうこんな時間になっている。あわてて片付けをする。アナゴは、最後に目測35cmを釣り上げ合計4匹。メバル釣りに熱中したため何度かリールを巻くと仕掛けが団子状態になっていてアナゴにも逃げられたケースもあったがまずまずだ。

国道51号を安全運転ですっ飛ばし、寝静まった自宅にこっそりとまるで泥棒のように入り、シャワーを浴び、ビールを飲んで久しぶりに満ち足りて深夜1時前に就寝した。メバルは意外なほど引きが強く釣りの対象魚としてはなかなかのものだというのが実感である。

小振りで本当ならリリースサイズかも知れないメバルですが今回はすべてキープ。煮付けにして供養します。

Mebaru

アナゴもサイズ的には小振りでした。

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