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2009年7月19日 (日)

間奏曲~サッパ釣り

不振にあえぐイシモチ釣り。ビギナークラスの私にとっては超えなければならない山なのだが。インターネットサイトでいろいろ情報を検索すると10匹だ、20匹だ、30匹だとある。何故なのか?釣れないのは、釣っている場所に①魚がいない ②魚がいるけれども食い気がないのどちらかだろうと察しがつく。

魚が居る場所、つまり釣れる場所が大事だ。これまで2箇所しか試していないがそこそこ釣れる場所だから結構な釣り人もいるわけだ。ところで、魚がいるけど食い気がないというところが味噌だろう。「時合(じあい)」が大切だ。お魚さんたちは24時間食事をするわけではない。潮の干満(上げ潮、下げ潮)、潮どまり前後、朝・夕マズメなどなど。

鹿島方面が釣れるとは聞いているが、自分としては地元にこだわりたい。観察していと、やはり地元の日焼けした漁師風の人は釣れないながらに数を上げている。自転車でさーっとやって来て竿一本で2時間。その間に10匹とは行かないがポツン、ポツンとコンスタントに25cm前後のサイズを釣り上げるのだ?何故なのか。

釣れる時間と場所が分かっているのだ。先週の自分のように「これは無理だな」と思ったら、さっさと諦めること、釣れるとなったら手返し良く、私のように仕掛けを絡ませたり、隣の人とお祭りして時間をロスしたりしないで集中して釣ること・・・・・。私のようにとにかく一匹上げるまではとバカな粘り方はしないのだ。

8月に国際イベントを控えて日に日に忙しくなる此の頃。しかし、仕事中も時折、イシモチが亡霊のようになって私の脳裏に現れてくる。

昨日は、待ってましたとばかりに午後から竿を担いで(実際には車のトランクに入れて)釣りに出かけた。ただ、「保険」が欲しかった。半日やって何も釣れないのは辛い。それで気になっていた涸沼川に寄り道した。大貫橋周辺は一ヶ月前にサッパ釣りで盛り上がっていた。あれなら、自分も出来るし、ちょっとやって見ようという気持ちだった。

14時過ぎ、途中釣具店によってサビキ仕掛けなるものを買って、釣り場に到着した。サビキの種類の多さには呆れる。何を買ったらいいのかビギナーには分からない。安売りの3セット180円、6本針の5号と6号をとりあえず一つつず買ったのだった。

現場は一ヶ月前ほどの賑わいはなかった。もうシーズン終了間際ということだろうか?しかし、彼方此方で銀色の魚体が水面から上がっているのが確認出来た。早速、超安値で購入したサビキ釣り用の磯竿らしき竿(4.5メートル)にとりあえず5号針と3号の錘をセットして投入した。流れは上げ潮になって涸沼の方にゆったりと逆流している。これが大潮ならサビキしかけの下の3号錘はあっという間に岸の方に流されてしまうところだ・・・

第一投は空振りだった。隣の人が少し遠めに投げてサビキながらやるといいとアドバイスしてくれた。第二投で2度、3度サビいていると、コツツン、コツツツ~ンと小さいアタリが来た。リールを巻くと約12センチの小型のサッパが一匹付いていた。サッパ釣りの開演である。

16時過ぎまでの2時間、一度根掛かりで仕掛けをなくし、本日2本目投入の6本針仕掛けが根掛かりで下から一本ずつ針がなくなり最後は4本針での釣りとなったが、かなりの数のサッパを釣った。ほぼ入れ食い。時折、2度、3度の空振りはあったが。サイズもだんだん大きくなって15cm~20cmのものも結構混じった。

右隣に陣取った年配の人は6メートルはあろうかと思われる延べ竿で針が10本くらい付いてる竿で私より後から来て私より沢山のサッパを釣っていた。針は3号か4号?ハリスは大丈夫?柔らかい竿なので15cm超えのサイズが来てもハリス切れしないようだ。

サッパというと関東では外道扱いされる魚らしい。岡山県では「ママカリ」と言ってとても美味しいお惣菜になる魚だというが。しかし、近年関東でも徐々に食べる対象として浸透してきているのだそうだ。このサッパは寿司でもお馴染みのコハダの仲間だという。酢で締めた青魚は私の大好物だ。しめ鯖には目がない。オランダで味わった酢漬けニシンも大好物。だから、サッパ釣りも悪くない。下の写真は今日の釣果だ。何匹いるでしょう?答えは一番最後です。

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16時半前、前半戦を終了して大洗へ。アオイソメ2パックでのイシモチ釣りである。砂浜から遠投をしようと目論んでいたがどこも海水浴客でごったがえしている。諦めて那珂湊漁港の堤防へ移動した。2週間前に終日粘って一匹も釣れなかったあの場所である。2000円分のアオイソメと秋刀魚餌をクサフグに献上してしまった悪夢の釣り場である・・・。

帰宅したのは深夜だった。17時過ぎから釣り始めて3時間はまったく釣れなかった。何度かアタリらしいものはあった。一度はフグに針を切られてしまった。しかし、前回のような投入してすぐにチリチリと竿先が震えるようなフグ攻撃はなかった。我慢、我慢と自分に言い聞かせてながら、バシバシバシッとあの強烈なアタリが来たのは21時を過ぎる頃だった。日が暮れたせいもあり、50歳を過ぎた老眼気味の私には餌付けはもちろん、身近なところの視力がぐっと落ちる。投入した2本の竿にそれぞれトラブルがあって、片方は仕掛けを力糸ごとロスしてしまった。片方は何とか回収できた。今回はなれない夜釣りで竿先につけたケミホタルと道糸のトラブルだった。

待望の25cmサイズのイシモチを釣り上げて時合が来るかぁと、期待したが、その後また1時間は沈黙。徐々に意気消沈。餌もだんだん無くなってきた。22時過ぎ、バシバシッではなくヒクヒクヒクという微妙なアタリがあった。フグとは違うナ、小型のイシモチかナとリールを巻いて見ると目測16cmの超小型のイシモチだった。残り少ないアオイソメをたっぷり付けて再び投入。もう一方の竿を片づけた。と、またヒクヒクヒクという微妙な竿先の動き。ソーレ、とばかりに竿をあおってリールを巻くと軽い。空振りかぁ?と思ったが上げて見ると目測17cmの先ほどより1cm大きめのイシモチだった。

あと一回分のアオイソメを針に付けてラストチャンス。しかし、空振りだった。諦めきれずにサッパ2匹を取り出し身餌にして30分ほど釣りを続けた。1度ヒクヒクヒクとアタリが来たが、空振り。時計を見ると23時を回っていた。ヤバイ、ヤバイ、家に帰らねば・・・。

20cmサイズを5匹以上釣ろうとというビギナーの儚い目論みは残念ながら露と消えてしまった。周りは小雨ならぬ霧雨だった。

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サッパの釣果:

57匹(2匹はイシモチ釣りの身餌に)。

2009年7月11日 (土)

ニイニイゼミの声を聞く。そしてイシモチ釣り・・・

昨日の金曜日。キャンパスを歩いていいるとニイニイゼミが落ちていた。絶命していた。♀みたいだった。縁起が悪いなどとはまったく思わず、拾ってカバンにしのばせ、帰宅後写真を撮った。もうニイニイゼミが鳴く季節なのだ。今年はまだ聞いていないが。

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一週間仕事に追われて家と職場を往復していそいそと食事を掻きこんで睡眠を取るという日々が続く。そんな折の気晴らしは、懐かしの名画を見ることか?BS放送で先週だが、「荒野の用心棒」を見た。クリント・イーストウッドが若い。眉間に皺を寄せ寡黙でマッチョな男を演じている。「太陽にほえろ」の石原裕次郎もそうだった。悪役のジャン・マリア・ボロンテとの最後の決闘シーンも良かった。しびれたね~。同じ週に「荒野の決闘」や「シェーン」をやっていたけど、断然「荒野の用心棒」だと思う。のこりの二つは見ていてまだるっこい感じがして途中でチャンネルを変えてしまった。マカロニ・ウェスタンは変な理屈がなくて男の美学にあふれている。やっぱり、監督のセルジオ・レオーネだね。黒澤明の「用心棒」の西部劇版だというけれど、その黒澤明は「荒野の決闘」や「駅馬車」を作ったジョン・フォードからいろいろ盗んでいるという話だ。

このところ天気が安定しないが、今朝はヒヨドリのうるさい声で4時半に目が覚めてしまった。先週の釣りは散々だった。腰が重い。またボウズが怖い。餌取りフグの猛攻撃で戦意を喪失してしまった。の、だが、やっぱり、3時間くらい釣り糸を垂れて見ようか?幸い雨は降っていない。

ということで、今朝は那珂湊ではなく大洗へ。釣り公園に足を運んだ。超満員だった。釣り始めてすぐ隣の人がフグを釣り上げた。いやな予感。 右手には、やたらに声の大きいもと野球部という感じの日焼けした長身の男とたぶんガールフレンドにもうひとり先輩格の釣り師という3人組が陣取っていた。どういうわけか、この3人組に次々とアタリが来る。また来たぁ~を連発する日焼けした長身の男には参った。おまけに、ガールフレンドは、超ビギナーズラックか、第一投だかなんだか早々と20cmを超える良型のイシモチを釣り上げた。

右目で睨みながらイライラする私。しかし、アタリはサッパリ来ない。喧嘩したガールフレンドの呪いがまだ解けていないのだろうか?やっと、釣り始めて2時間ごろ、16cmほどの超小型イシモチが3.9mの投げ竿に掛かったのだった。泣きたい気持ちだった。そして、そのまま、また竿は沈黙続けた。左手の太平洋側に突き出た奥の場所と右手の3人組以外はサッパリ釣れていない。どうしたことだろうか?うーん、帰ろうかぁ、目がチラチラし始めたとき、やっと、あのバシバシバシッというアタリが来た。一呼吸置いて竿をしゃくるとグーンと重みが乗った。来た来た来たぁ、やっときたぁ。これをどれほど待っただろうか!水面から姿を現したのは目測23cmの銀色に輝くイシモチだった。

時計を見るともう12時だ。時間切れだ。これを潮に納竿として家路についた。結局イシモチ2匹と外道にカニが2匹という貧果だったが、一応イシモチの姿を拝むことが出来てとりあえずは納得したのだった。明日は母の77回目の誕生日である。もうちょっといいサイズのものをあと2匹、3匹は釣りたかった。

次回は釣り公園が締まる19時以降に、浜からの遠投で夜釣りをやってみようと思う。

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2009年7月 7日 (火)

イシモチは何処へ?

このところ曇空と時折の雨の日々。昔の梅雨とはいささか趣きが異なるのだが、なかなか釣り日和とならない。

6月の始めに孵ったコブハクチョウの雛はすくすくと育っている。

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職場の近くを歩いていたら超ミニサイズの蛙君に遭遇した。それが下の写真だ。

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このところ訃報が多いし、毎日蒸し暑いし、彼女と喧嘩したり、イライラし通しである。週末は雨の天気予報にも関わらず釣竿を持ってイシモチ釣りに出かけたが、心の中は落ち着かない。いつもなら無心に釣りに没頭するはずが、雑念が心の中に入り込んで来るのだ。どうした、君ぃ~・・・。

秋刀魚の切り身とアオイソメ3パック、合計2000円分の餌を準備して早朝から午後遅くまで一日釣り糸を垂れたのだが釣れるのはフグばかりだった。イシモチ一匹の姿を見たら帰ろうと粘ったもののとうとう最後までその姿を見ることは出来なかった。舶来のアオイソメはすべて餌取りのフグに献上してしまった。

外道のフグ君だが、釣れたばかりの君は美しい。目の淵はオレンジ。目の色はエメラルドグリーンだ。口は小さいくせに鋭い歯で投げ入れた仕掛けの餌を30秒で食い尽くしてしまう餌取りであった。しかし、美しいものには棘どころか、猛毒が隠されている。君はどのみち食えないのだ・・・。

Ca1flvgf_3   イシモチの姿が消えた。一体何処へ。まさか、喧嘩中の彼女の呪いではあるまいに・・・。

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