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2018年6月19日 (火)

入院日記 リハビリ編 その19

6月13日(水) 曇り

3時半に目が覚める。毎日が同じ事の繰返し。無為の生活。よく考えると仕事現役時代の生活も同じ事の繰返しと言えるだろう。違いは、仕事は気晴らしで従事するものではないが、たまの気晴らしをするための要因を作る。仕事はある意味「戦い」で勝ち負けのスリルがある一方で緊張も強いられる。だから、休息が必要だ。それで、生活にメリハリとリズムが生まれる。各人各様に。療養は、そのメリハリがない。精神的にも肉体的にも高揚する瞬間がほとんどない。無味乾燥、退屈、無気力に支配されて流される日々だ。 

愚痴ってもどうにもならないだろうと自問しつつ、我慢するしかないね、と一人呟く。

枕元の読書灯を点けて、ユンガーを読み続ける。スマトラ島での昆虫採集の秘めやかな楽しみに耽る日々。少年時代から生涯燃やし続けた情熱。旅行中にユンガーはフランスのジュール・ルナールの日記を帯同した。ルナールもトウェインと同様、1910年のハレー彗星地球接近時にこの世を去った。

朝食はミルクとシリアルにバナナとミックスジュース。

午前、庭師がきて庭の手入れ。若葉の季節は毛虫がつくのでその対策もある。

お昼は、銀座ナイルのチキンカレーとホットコーヒー。BS放送でリーサルウェパン3を見る。警察の腐敗。警察の武器を横流しして濡れ手に粟のビジネスに手を染める悪徳警官退治の話。

3時のオヤツはヨーグルトをたべ、日課の足のリハビリ。

薬局の人が父の必需品を届けにくる。ついでに野菜をもらう。田舎の良さだ。

5時過ぎ父がデイケアに戻る。

夕食はイワシの干物。貧しいのではない。簡素なだけだ。

外は雨が降りだした。巨人はソフトバンクに逆転負け。

6月14日(木)

ウグイスの囀ずりで目が覚める。よく考えると、東京都心では考えられないぜいたくだ。

ユンガー日記を読み続ける。 彼が旅行したこの時期(1986年4月26日)、あのチェルノブイリ原発事故があった。ユンガー91歳。私は30歳になったばかりだった。日本はバフル景気の始まりかけだった。

ユンガーが読むルナールの日記にはベルエポック、前世紀末の若き日のジッド、サラ・ベルナール、レオトーらが登場する。50年後の第二次大戦中、ドイツのパリ占領下、ユンガーは彼等と交流した。

朝食は納豆を食べるはずが炊飯器のスイッチを母が入れ忘れたため、シリアルを食べる。

サッカーのワールドカップが今日からロシアで開幕。開幕戦はホスト国ロシア対サウジアラビア。

米朝首脳会談はやはり政治的ショーに終わった感が強い。非核化の工程は全く未定。しかも必要なコストは、主に韓国と日本が負担することになるとささやかれている。一番得したのは北朝鮮と揶揄される所以だ。トランプ政権の政策はハチャメチャに見えて首尾一貫しているのかも知れない。アメリカが世界を相手に繰り広げている貿易摩擦と同じだ。米国の利益が優先されるのだ。孤立主義に回帰するアメリカ。

午前はリハビリ運動後、2階で過ごす。

お昼はおにぎり1個、パスタ(ベーコンとホウレン草)にコーヒー。

リーサル・ウェポン4を見る。昨日の6年後、1998年の制作。過去3作に比べて記憶が薄い。中国人マフィア(秘密結社)による密入国がテーマ。

夕食後、3日ぶりにシャワーを浴びて寛ぎながらテレビを見る。ポルトガルの日本料理職人の日本探訪記。天ぷら、和風食器、鰻重、それぞれ職人の匠の技を堪能する。私もだ。サクサクの天ぷらとビールか冷酒。そして、こってりとしたウナギのかば焼きを食べる。こんな幸福があるだろうか。しかし、今は、禁欲の時・・・。全快するまで我慢しようと思う。

巨人がソフトバンクにお返しの勝利。

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