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2018年6月30日 (土)

入院日記 リハビリ編 その30

6月28日(木)朝のうち雨、後、曇り

蒸し暑い夜だが熟睡した。3時半にトイレにおきてソファベッドに戻ったら眠れなくなる。外で雨音が聞こえる。

読書灯を点けてユンガーの日記を読む。

1965年の夏の8月上旬、セイロン(当時)、シンガポール、ペナン、香港を経て日本に足を伸ばした。東京、日光、京都の定番コース。日本滞在が長いロベルト・シンチンゲル氏(同氏が編纂した独和辞書を使って学生時代は独語を学んだ)が世話役だったらしい。浅草、日光、金谷ホテル、盆踊、明治神宮、新幹線(前年開通)、京都の竜安寺、二条城、若い世代の強い戦争否定の反応、漢字、多神教、神社と鬱蒼した森とフローラとファウナ。クルーズの旅行だから客船は東京と神戸に停泊したようだ。一番印象に残ったのは平安神宮の池。鯉、竹林(あっただろうか)、朱塗りの橋と回廊、ジリジリ鳴いて近ずくと飛び去る油蝉。そして日光で体験した盆踊。雨の中、招待客としてビールとおつまみ(枝豆ではなく落花生の類い)でのもてなしを受けながら。

東京オリンピックの翌年だから私は小学4年生だった。夏休みだから両親の実家のそばの久慈川の清流で、鮎やカジカ取りに夢中になっていた頃だ。ユンガーはこの時70歳。日本滞在を終えてユンガーは台湾に向かう。

朝のニュースでドイツが韓国に破れ一次リーグ敗退。アジア勢として韓国は大金星。どうしたドイツ。マイアミの奇跡で日本がブラジルに勝った時のような勝ち方だ。それでも、韓国は一次リーグ敗退。これも日本と同じ。

朝食は、納豆とハムエッグとご飯に牛乳。

リハビリ後、左足の指先の汚れが気になり濡れタオルでキレイさっぱりにした。結果的にマッサージする効果からか鬱血して腫れぼったい指先が右足と変わらない色になった。足首の運動も医師から勧められたので恐る恐るやったが痛みはなく大丈夫そう。

お昼はコーヒーとパスタ(フェトチーニ、タラコソース)。冷凍だが生パスタを調理したみたいな本格的な味に満足した。

午後は扇風機の風を浴びながら居間のソファーベッドで休憩。時折、左足首の運動をしたり、昼寝したり、Chinese whispers を読んだり、ワールドカップをみたり。

夕食は、待ってました丸々ボリュームたっぷりの目刺しとポテトサラダ。

夜の読書:「Ernst Juenger and Germany into the Abyss 1914 -1945」を読む。戦後のドイツ文化には見るものがないとは良く言われるが、1998年に102歳で大往生して残したユンガーの膨大なエッセイ、日記、小説群は難解さもあるが私を未だに魅了し続けている作家だ。従来からラテン諸国、特にフランスでは人気がたかいが、英語圏でも最近は結構翻訳が出てきている。イギリスの学者によるユンガー研究書だが、1945年までが対象。ユンガーは戦後さらに50年生きて、著作(エッセイ、日記)と創作(小説)を続けた。

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