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2018年8月20日 (月)

入院日記 リハビリ・直立歩行編 その44

8月18日(土) 晴

5時過ぎに目が覚めた。昨夜からぐっと気温が下がり、久しぶりに扇風機をつけずに寝た。

早朝の気温は20度前後。セミもびっくりしたのか鳴かずに、外はひっそり。

日記をつけて、いつものリハビリ、朝食(シリアル)をとる。父はデイケア。

食材の買い物で午前中に近くのスーパーに車で出かける。

高校野球の準々決勝。浦和学院は大阪桐蔭に大敗した。11対2のコールドゲームのスコア。何故か、夏に勝てない浦和学院。

ゾルゲ事件の新しい事実が出たというインターネットのニュースの見出し。どんな?と思い内容を見るがあまり良く理解できず。

お昼:石窯チーズピザと巻き寿司セット。

13時からBSで原爆開発の特別番組を見る。マンハッタン計画は、ヒトラーのドイツから逃れて来たユダヤ人の物理学者シラード(当時は無名、後にノーベル賞受賞) がアインシュタインの協力を得て、ドイツの原爆開発の可能性と何としても先んじてアメリカが開発する必要性をルーズベルト大統領に直訴して開始された。予算は今のお金で2兆円。議会の承認を経ない機密費で賄い、大統領と陸軍と科学者が密室で進めた秘密プロジェクトだった。

情報機関から、ヒトラーのドイツは原爆開発はしていないとの情報がもたらされ、開発プロジェクトに疑念が呈されるが、膨大な経費を注ぎ込んで進行中のプロジェクトを今さらやめられず、完成し、実験ではなく実際に使用してその有効性を国民に示すことが目的となっていく。

開発に関わった科学者たちは、後のインタビューで、成功した時の感想を、何よりも「達成感」であった、と述懐している。大量殺戮に対する後ろめたさはどこかにはあった。しかし、科学そのものへの飽くことのない探求心と野望への誘惑が優り、膨大な権力と資金とのファウスト的な結託をしたのだった。人生とはそのようなものだ、と。

原爆開発の現場の責任者はロバート・オッペンハイマー。ハーバード大学を3年でしかも首席で卒業した秀才。しかし、あるノーベル賞を受賞した学者はオッペンハイマーを評して:確かに優秀な論文を書くが、ノーベル賞級の独創性には届かない人。自分の同僚や後輩の脚光を浴びる活躍に嫉妬と焦りを感じていた誇り高い本人は、原爆開発に自分の野望(科学者として名をなすこと)の実現を賭け、そして勝った。原爆の父として著名人となったオッペンハイマーだが、左翼シンパであることがあだになり、マッカーシーの赤狩りで挫折を味わうことになる。   

高校野球の準々決勝の劇的な試合が2試合。日大三高は僅か3安打で8回裏、一気に逆転。金足農業は9回裏に、ノーアウト満塁からツーランスクイズで逆転サヨナラ。いずれのスコアも3対2。両校は明後日、準決勝で対戦する。

夕食:ビール、カツオの刺身、冷奴、納豆とご飯少々。

コオロギが鳴く夜、2階で映画「女神は2度微笑む」を観る。2012年製作のインド映画。派手なダンスも歌もない本格的なサスペンスもののニューシネマ(ヌベルバーグ)。

妊婦の若妻がコルカタ(カルカッタ)を舞台に行方不明の夫を探す物語だ。

ストーリーは伏せるとして、冒頭の電車の中の毒ガステロはオウム心理教の地下鉄サリン事件を思い出させる。そして、最後のあっと驚く結末の場面でのコルカタのお祭りのシーンは、何故か、映画「黒いオルフェ」のリオのカーニバルシーンのイメージと重なった。ヒンズーの女神ドゥルガーを祀る山車が練り歩く場面は、日本の祭りに共通する何かを感じた。とりとめのない連想は、大野晋氏の日本語のタミール語起源説にまで及んでしまった。

サスペンス映画としても秀逸だが、現代インドの人々の生活風景、風俗や文化を垣間見れるのが何より楽しい。ハリウッド以上に量産されるインド映画だが、これでまだ5作目だ。

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