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2018年9月14日 (金)

入院日記 リハビリ・直立歩行編 その70

9月12日(水) 曇り

目を覚ますと6時を過ぎていた。今日はリハビリだけの通院日。

左足のストレッチだけをやり、簡単に朝食を済ませた8時過ぎ、車で出かける。

左足首は少し腫れて熱っぽい。痛みはないのだが。重しを着けて筋力トレーニングをしたり、足首のストレッチに加えて、ゴムを使った足首の運動、低めの階段の昇降、足首を25度の角度で上に反らしたり、新しい運動をする。最終的に正座と蹲踞ができるようになることが目標となる。

70分近く汗を流してリハビリを終了した足で、車検の為に次なる目的地へ移動する。車を預けて代車で帰宅。帰り道、食材の買い物をする。

お昼:ドリアとガーリック・トーストに麦茶。

2階で休憩しながらブック・サーフィンを続ける。「アメリカ知的冒険旅行」の著者である長尾龍一氏の戦後日本の状況について以下のとおり正確に総括してあるくだり(110ページ)に目が留まった:

「戦後日本左翼は、ヒロイズムへの愛、群集心理を好むこと、単純化された世界観、スターリンは毛沢東などへの個人崇拝、独善と権威主義、安易な反米主義など、戦前の軍国主義者の気風を多く継承している。〈昔陸軍今総評〉と言われるのは偶然ではない。              

 他方保守派の多くは無原則なプラグマティストで、昭和10年代に状況追随したのと同じような仕方で、戦後民主主義に追随している。しかし彼らの強みは、敗戦の体験から狂信の危険と自己の能力についてのリアリズムの重要性を骨身にしみて体得していることである。日本社会の老人支配構造の中では、まだ成人として戦争と敗戦を体験した人々が政財界を支配している。しかしそれはどうせあと10年はもたない。自国の経済的成功だけを経験して育ち、傲慢で無謀なウルトラナショナリストが次の世代で登場する気配も感じられる。中曽根氏の政治的スタイルの中に、こういう潮流に媚びる要素が感じられることを、私は憂慮している」

階下の方から何やら焦げ臭い匂いがする。降りて確認に行くと、母が煮魚を作っていて魚をこげがしてしまったらしい。折角買ってきたばかりのカラスガレイの切り身だったがオジャンとなった。

16時半過ぎ、車検が終了した車を取りに行く。帰宅すると丁度父がデイケアから戻るところだった。

夕食:オーストラリア牛の焼肉と冷奴でビールを飲む。父は辛うじて食べられる部分のカレイ煮付けを食べる。

夜は、インド映画「DDLJ勇者は花嫁を奪う」を見る。通算7作目だ。英語字幕版。タイトルは、Come Fall in Love 。インド版のロミオとジュリエット。インドでは1995年の公開から2015年まで20年近くロングランを続けた圧倒的人気を誇る映画。3時間にわたる長編。インド映画を見るには体力も必要だ。

Romeo

前半は、ロンドンから始まるロードムービーで、ヨーロッパ大陸のスイスまで二人が出会って恋に落ちるまでの1ヶ月の旅。

後半は、がらりと変わる。故郷のヒンドゥスターニを舞台にインド文化が濃厚となる。父によって決められた見ず知らずの相手との結婚式で帰郷したヒロインのシムランは父のために恋を諦める決心はしたものの、追いかけて来た恋人が現れて、再び恋の焔が燃え上がる。そして、ヒーローのラジャに駆け落ちを迫る。ラジャは、シムランの父を説得して了解をとることに拘り、シムランの婚約者の家に自分を偽って滞在し機会をうかがう。このことにシムランの妹や母が気付き、味方をする。息子の応援にラジャの父もやって来る。しかし、祖母の体調で結婚式が翌日早まってしまった前夜、父は息子にシムランを奪って翌朝の列車で出発するよう説得するが、その前に二人の関係に気付いたシムランの父は怒りを爆発させラジャを問い詰め、必死に訴えるラジャを殴る。

ラジャはシムランを連れずに去るが、駅まで追って来たシムランの婚約者の一団と殴り合いになる。殺し合いになりかねない現場に一同がが駆けつけると、ラジャはちょうどやって来た列車に乗る。列車が走り出すと、シムランはラジャを追って走り寄ろうとするが、父が娘の手をつかんで離さない。さあ、どうなる!最後の最後で父は娘を赦し手を離す。一目散に走って来るシムランにラジャが手を差しのべて二人は晴れて一緒になる。ロミオとジュリエットは悲劇で終るが、こちらはハッピーエンド。

よかったぁ。全編に歌と踊りが散りばめられてこれがまた楽しい。入りからロンドンのロケのオンパレードで楽しいが、ヒンドゥスターニの見渡す限り黄色に広がる菜の花畑は圧巻だ。

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