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2018年9月24日 (月)

入院日記 リハビリ・直立歩行編 その80

9月22日(土) 曇り

明け方早く目が覚めて(トイレ)ベッドに戻ると眠れなくなった。一時間ほど三島由紀夫の日記「外遊日記」を読んでまた寝入る。

夢を見た。場面は水門の前の川で大量のウグイ(魚)を地引き網!で捕獲するシーン。次に、退職したばかりの職場が出てくるが、大切なゲスト一行を受け入れるらしい。魚を捕っていると訪問する一行の団長がやってきてよろしく、と何故か私に頼んで来た手前、受け入れ体制が大丈夫か念のため電話するが、なかなか繋がらない。漸く電話を取って通話口に出てきたのは直接関係ない最初に勤めた会社の上司だった。心配になって職場に駆けつけようとするがいつの間にか、そっちのけで海(東京湾か)リール竿を何本も並べて釣りをしている自分。

もがき苦しむ夢ではなかったが、釣りの禁断症状と取り敢えず現役引退の安堵感がミックスした夢だろう。

リハビリは、左足のみにして、足首のストレッチを集中して行う。

朝食(トースト、納豆、ミルク、レタスとトマトサラダ)をとり、2階に上がり日記をつける。9時過ぎ、父はデイケアー。

東京から送った荷物の整理と部屋の片付けをするが気が入らず。

お昼はお隣のNさんのお母様から頂いたお握り2個と麦茶で済ませる。わずか5分の早メシ。食べるのが速すぎると両親にも東京のYちゃん母娘にもよく言われるが仕方がない。

Nさんのお母様は髪が真っ白。子供のころ目にゴミが入って目をパチパチしていたら、おもむろに母乳を私の目に注いでゴミを取り除いてくれたことを思いだしてしまった。昔流の民間処方。

午後、気晴らしにアジア映画をYou tubeで観る。「笑着回帰Home Coming」。2016年にマレーシアとオーストラリアに出張した機内映画で観て面白かった。思いだしてインターネットで検索したら引っ掛かった。映画は広東語で普通語と英語の字幕つき。著作権の問題が気になるが映画はここで観れる。

https://www.youtube.com/watch?v=CznvcFVoyOM

舞台はシンガポールとマレーシア。華人が春節で一族集まってお祝いするまでのロードムービー。両親が離婚してレストランのシェフの父に育てられている娘が春節当日で忙しい父に不満で一人クアラルンプールの母に会いに行く。そのために高速バスに乗り合わせるのが母(男優が演じる)と息子でやはり親戚に年に1度の春節のお祝い(会食)に向かう親子。この母が面白おかしくドタバタ騒動を道中で起こす。妻が臨月のマレー人タクシードライバーとのトラブルや、そこにインド系のタミール人が仲裁に入ったり、お腹の調子が悪くなりトイレに駆け込んで用を足したもののマレーシア式で紙がなく息子のくじ引き券(8000ドルの当たり券)を使おうか迷うシーン、など珍道中のドタバタを繰り広げるが、最後は、皆がそれぞれの鞘に収まり春節を迎える(マレー人は妻の出産に立ち合う)、終わりよければ全て良しのコメディー。レストランのシェフがフランスで修行した師匠はシャルル・ド・ゴール。シェフが作ったお祝い料理セット388ドルを88ドルに値切るところなど、笑わせるシーンが随所に。

夕食:ありあわせのオードブルでビール一杯。

Odoburu

仕上げは銀座ナイルのチキンカレー。

Curry

コオロギが盛んに鳴く秋の涼しい夜長、2階のベッドに横になり、「三島由紀夫とトーマス・マン」を眠くなるまで読む。

Thmoas_mann

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