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2018年10月19日 (金)

入院日記 リハビリ・直立歩行編 その105


10月17日(木) 晴
5時過ぎに目が覚める。
 
早朝のベッドでの読書は、昨夜ベッドに持ち込んだ2冊の本のうち、堀田善衛氏の「インドで考えたこと」をパラパラと読む。今年の夏はインド映画に熱を上げたが、インドについての理解はお寒い限りである。このところ、「空と無我」に没頭してインド思想にのめりこんだのだが、現実の政治、社会、歴史や風俗について、映画という「自惚れ鏡」や哲学的な抽象の世界とは違う現実的な視点からのアプローチとして、ちょっと古いが長らく忘れていた本を取り出した。
 
Indo
 
堀田氏のこの本は1956年秋から1957年初めにかけて2か月間、アジア作家会議に関連して同氏がインドに滞在した旅行記である。インドに関するまとまった他の旅行記を自分は寡聞にして知らない。1956年は私が生まれた年。インドがイギリスから独立したのは1949年だ
から、独立してまだ7年しか経っていないインドは、反西欧(帝国主義)・親社会主義(親ソ)的な雰囲気である。インドの知識人の日本に対する評価:
 
「日露戦争でロシアを破って我々を喜ばせたが、一方で大英帝国と手を結んで帝国主義を志向してがっかりさせられた。第2次大戦では、憎き帝国主義国に戦いを挑んだ一方で、中国やアジア諸国を侵略した。この二重性は何なのだ」
 
6時50分、居間に降りてリハビリを開始。昨日の病院のマネージャーさんからのアドバイスを取り入れたストレッチに時間をかける。
 
納豆と笹かまぼこ、ポテトサラダとレタスにご飯少々の朝食。
 
2階で日課の日記をつけ終わったのが9時過ぎ。2時間の歩行訓練と称して釣り竿を車に積んで那珂川の河川敷に向かう。餌屋さんが10時開店であるのを忘れていた。「釣り侍」まで車を飛ばしそこで青イソメ50gを購入してから、川の上流方向へ逆戻りすることになって
しまった。釣り始めたのは10時10分過ぎ。風が強い。
 
Nakagawa4
 
今日は、竿立てを2つ用意した。10㍍ほど間隔を空けて竿を出したが、最初の1時間はアタリがほとんどなし。動きが出たのは11時を少し回った頃合いだった。まず、下流側の竿にアタリ。20㌢越えのキープサイズが来た。リールを巻いていると上流側の竿にものすごいアタリ。釣り上げた下流側の竿を置いて、上流側の竿を手に取り急いでリールを巻く。ずっしりと重く、途中からセイゴ特有の右に左に走るファイト。途中で水面の浮上し鰓洗い。糸を緩めると針を外されてしまうので一気にリールを巻き護岸の土手の上に引き抜いた。30㌢越えのグッドサイズ。過去の経験から食べておいしいのは25㌢から35㌢くらいのサイズ。フッコクラス(40㌢~60㌢)は、どうも臭みがあっていただけない。特に汽水域で釣れる奴はダメだ。海洋ものは臭みがあまりないらしい。
 
今日のアタリはこの一瞬の両方の竿に来たのが唯一に近かった。小さいアタリは時々あったが、エサを取られるだけ。2尾、3尾と20㌢に届かないセイゴが2尾とカイズ1尾が釣れたがすべてリリースした。
 
Kaizu2
 
12時過ぎ、納竿。家路についた。
 
Chouka
 
帰宅すると、ちょうど弟の長男(甥っ子)が家に立ち寄って帰ったところだった。北海道へ社員旅行してお土産(白い恋人)をもって挨拶に来たらしい。
 
昼食は、スパゲッティナポリタンと麦茶。
 
一休みして、近くのスーパーへ歯磨き粉とカボチャを買いに行く。次いでに自分用のパン、地元産のホワイトエールビール、魚のグリル用にタイムなどを購入した。
 
「インドで考えたこと」の続き:
良心的知識人として堀田氏はネガティブなことはほとんどこの本では触れていないが端々にすさまじいインドの現実に辟易している様子が伺える。朝鮮半島からは北朝鮮のみが参加。ベトナムは南北が参加するが仲がよろしくない。タイ、フィリピンなども不参加。冷戦が影を落としている。料理が口に合わず、まずいパンとバターと羊肉の料理(西洋料理=イングリッシュ・ミール)ばかり食べる毎日。また野外のピクニックでは詩の朗誦合戦に面食らう。インド人の早口の分かりにくい英語による能弁。ニューデリーからボンベイ(ムンバイ)まで列車で移動するのに30時間。同じコンパートメントのインド人の医者は20時間喋りっぱなしでグッタリする話、等々。当時の日本は、戦争に負けたが、アメリカの占領期を経て朝鮮戦争特需やら経済復興が始まり、人々は華々しい(インドに比べれば)資本主義の消費生活を享受しはじめたころ。インドのととつもない貧困と様々な宗教の力に圧倒され続ける
筆者である。
 
学生時代の同級生の女二人が1980年代にインドに旅行した感想をいまでも覚えている:二度とあんなところには行かない。
 
インドは、好きと嫌いがはっきり分かれる国らしい。最初の職場のある先輩は、インド旅行にハマってしまった。列車に乗って移動しているときに、列車強盗の一群の襲われてピストルを突き付けられながら無事に切り抜けた経験もある。治安は悪いし、衛生状態は想像を
絶する。しかし、何か人を魅了するものをもっているらしい。
 
夕食:豆腐、スルメイカのボイル、笹かまぼこ、ブロッコリ、キュウリの糠漬けでビールを飲む。ご飯少々。両親は昨日釣った30㌢セイゴの山椒煮を食べてもらった。大変美味だとのこと。
 
Sannshouni
 
クライマックスシリーズ、巨人は広島に逆転負け。これで零勝3敗。日本シリーズは絶望的だ。
 
「ヒンズー教とイスラム教」の本を読みかけて、眠くなり就寝。20時半過ぎだ。

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