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2018年11月30日 (金)

セイゴ釣りは渋かった。深夜まで読書に耽る。

11月29日(木) 曇り

6時過ぎの目覚め。今朝はアカハラの声を聞けず。雨の予報だったが雨が降った気配はなし。ただし、寒い。The Global Cold Warの第4章を読了する。

朝食は、昨日のセイゴのアラで作った味噌汁、納豆、海苔、ご飯少々とバナナ。バッハのCD音楽を聞きながら日記をつける。終了後、母の用足しで外出(徒歩と車)。父の介護用品、石窯パン、コロッケ(牛肉コロッケとカニクリームコロッケとメンチカツ)、塩鮭、白ワイン、葱、春菊、ポテトサラダ、おはぎ、アンパン、牛乳。

昼食(コーヒーと石窯パンと牛肉コロッケのサンドイッチにミカン一個)を取って、午後の日課の釣りに出かける。釣り侍で餌を購入。新しい釣り情報を聞くと、タコが好調らしい。投げ釣りは厳しい。カレイがすこしずつ出始めている。

マイスポットで3本の竿を出し終わったのが13時半。遠投(80㍍60㍍の2本)に近場(40㍍前後)で勝負することに。小潮で潮はさらに弱まっている。錘は下流に少々流される程度。



Nov29_kyomoturi



まったくアタリなし。散歩人が立ち寄り世間話していると、いつもの若者というか中年男がやってきた。昨日は20㌢のハゼを釣ったという。釣果は10尾。ナブラがたったのでルアーをやると小さいセイゴも釣れたという。写真を見せてくれた。3人で釣り談義していると、上流の竿にかすかなアタリ。ググっという引き込みがないので小物だ。竿を回収すると15㌢ほどのちっちゃなセイゴ。川にお帰りいただいた。14時半過ぎ、散歩の二人は帰っていた。中年釣り師は那珂湊へ今日もハゼ狙い。

15時前、真ん中の遠投竿にアタリが来た。2度、3度お辞儀した。合わせを入れると獲物がいた。が、すぐ軽くなってしまった。バラシだ。残念。それっきりで沈黙が続く。今日はひょっとしてボウズか、という予感が忍び寄る。近場に投げている竿は、場所を代えてもまったく反応なし、エサもそのままなので片付ける。そうこうするうちに下流側の竿の鈴がチリンと一度だけなる。道糸がすこし弛んでいる。ひょっとして、と合わせを入れてもよくわからない。魚が手前に来ているのだ。リールを巻き始めてすこししてようやく針掛かりしていることがわかった。手前で鰓荒い。しかし、無事取り込んだ。14号の針は飲み込まれていた。30㌢越えのセイゴだ。ほっとした。これで良し、帰れる。とは、云え、2度だけのアタリは寂しい。15時45分まで粘った。が、結局、不発。1尾の持ち帰りで今日は終了となった。



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手ぶらで帰るよりやっぱり獲物があるというのは心を軽くする。車中では、昔懐かしのテレビの音楽をやってた。ハチハチニーサン海底人・・・。ラジオを聞くのは車中の移動と災害があって停電となったときだけだ。ところで、今日は護岸の上り下りで禁を犯してしまった。安全策を取らず(石段の上り下り)ではなく、護岸の斜めになった斜面(三分の一は草と土、三分の二はコンクリート)を上り下りした。雨などで濡れていたらやめるが、もうそろそろいいだろう。それくらい左足首はしっかりしてきたと思う。これもリハビリ? 

釣果:セイゴ32㌢ 1尾

Nov29_seigo

夕食は、豚肉の生姜焼き(冷凍)、赤ワイン、牛肉コロッケ、レタス、ポテトサラダ、セロリと大根のマリネにご飯少々。


夜の読書:「中国4.0 暴発する中華帝国」(エドワード・ルトワック著、文春新書)を読む。



Nov29_book



ルーマニア生まれのユダヤ人!でイギリスのLSE(ロンドン・スクール・オブ・エコノミックス)を卒業、アメリカのジョンズ・ホプキンス大学で博士号を取ったストラテジスト(軍事・安全保障のアドバイザー)である。中国の専門家ではない中国論。面白い視点が満載であり、なるほど、そうかぁ!という指摘に頷いてしまう。

日本の国際政治学者や中国専門家の著作とは一味も二味も違うので読んでいてスリリングだ。中国の海洋進出の根拠となる「九段線」は国民党の軍人が酔っ払って作った荒唐無稽な話と一蹴している。清朝と中国を同一視するなら、スリランカはインド領有を主張できる(大英帝国の一部をなしていた)という比喩もなるほど! 敬愛する岡田英弘氏は、清朝をハプスブルク帝国やイギリス連合王国になぞらえていた。「同君連合」という概念。一国の王様が(皇帝が)複数の王国に君臨統治すること。


清朝は、満州人の王様(族長)が、中国(万里の長城以南)の皇帝として君臨し、モンゴル族の婚姻関係を結び同盟関係にもとづく族長として君臨し、チベット仏教を宗主として保護したのが実態。清朝の領域が中国というのは荒唐無稽すぎるのだ。中国の理屈は、未開民族は文明の高い中国に同化されて中国人になる=異民族支配が打ち立てた王朝(彼らは中国式に皇帝と名乗り、中国の官僚制にもとづく統治機構にのっかる)が中国、という考え方をしているが、荒唐無稽で独善的すぎるのだ。同化したというなら、チベットやウィグル人(イスラム)やモンゴルとあれほどの摩擦や対立など発生しないであろう。

ロシアと中国の比較もおもしろい。ロシアは戦争に負けたことがない。ただ一回の例外を除いて。それが、日ロ戦争。中国は戦争には負けっぱなしである。「ロシアは戦略を除いてすべてダメ、中国は、戦略以外はすべてうまい」。「孫子」の子孫を誇る中国だが、鄧小平の路線から胡錦涛時代を経て習近平体制によって大きく変質し、自らを敵対する周辺の国から囲い込まれてしまう政治路線に突っ走ってしまたのがリーマンショック後(北京オリンピック後)の10年である。安倍総理が数年前に、中国を19世紀末から20世紀初頭のドイツになぞらえたが、トランプ政権のアメリカ=大英帝国、習近平の中国=カイザー・ウィルヘルム二世のドイツ帝国なのだ。ロシアの対比で、ドイツは、ルトワック氏によると、戦略がまるでダメな国。戦争に勝ったのは、ドイツ統一を成し遂げた戦争(普墺・普仏戦争)だけでそれ
以外はすべて負け。戦後の平和路線のなかであれだけ経済的に成功し、金銭の面でもEU諸国を支え続けているのでに、周りから嫌われ続けるドイツ。

韓国については、特に面白い指摘があった。まず、韓国は独立したがらない国である。深層意識では、中国の天下で元の鞘に収まりたがっている。ルトワック氏は、日本は十分すぎすほど植民地支配に対して謝罪しているとして、しかし、韓国は今後も謝罪要求を続けるであろうという。理由は、オランダと同じ。オランダはあまりにもたやすくナチス・ドイツを受け入れてしまった。そのため、戦後の反ドイツは半端ではなく1960年代までドイツ人はオランダで休暇をとるにも民宿などはドイツ人お断りであった。私は1983年から1984年までアムステルダムに勤務したが、ある人から指摘されて気付いたのは、オランダにはドイツの銀行の支店がない、ということだった。フランスのようにレジスタンス勢力がたくさんの犠牲と血で贖っていない代償は、ねちねちとした憎悪(自分たちの父・祖父世代をドイツ人に投影する)となって燻る。ルトワック氏は、ルーマニアの出身だが、ユーゴスラビアは全然違うという。チトーらのパルチザンで残虐なナチスに血であがなう抵抗をしたことによって、戦後はオランダのような屈折したドイツ嫌いは残らず、クロアチアの民宿では1950年代からドイツ人(オーストリア人)のリゾートとして繁栄し交流がなされていたという。

日本によって見事に唯々諾々と心地よく?支配されてしまった韓国も同様。韓国の人々(エリートたち)の怒りは自分たちの祖父に向けられているという。植民地時代に抵抗はあったが非常に限られていた。大方の韓国人、両班でなければ人でなしの韓国社会の庶民の大多数は日本支配を抵抗なく受け入れたというのが現実だった。支配層=両班の系統はそれが許せないのだ。

G20が明日からアルゼンチンで始まる。焦点は、米中対立の行方だ。トランプさんのスタンスは、かつての大英帝国がドイツを嫌い抜き、ことごとく反ドイツ政策を画策した19世紀末から20世紀初頭の再現である。イギリスは、ロシアとフランスという二つの時には敵対する大国と連携してドイツを囲い込んでいった。地政学的に言えば、中国の場合、北はロシア、西南はインド、東南は日本とASEAN諸国が、中国包囲網を作ることができるし、ロシアを除いてはそうなりつつある。。政治的には反中国のトレンドがこの10年でできつつあるが、経済的=金はどうか。確かに、money talks (カネは力なり)だが、政治(人々の信条と矜持、国の成り立ちなど)と経済は必ずしも手を携えるわけではない、と著者はいう。

中国の危うさは、確かに、経済規模では計り知れない影響力を世界にもっているが、政治が、「アフリカの小国並みに不透明で不安定」であることが世界に不安を与えていると指摘している。G2論をアメリカの金融界の利益を代弁するキッシンジャー(ユダヤ人)をぶったが、中国はそれにのろうとして、結局アメリカに袖にされてしまった。キッシンジャーには1960年代のデタント(米ソによる世界統治)が頭にあったようだが、ルトワック氏によるとアメリカ政権は一顧だにしていないという。中国とは価値観が違いすぎる。イギリスとのG2なら有り得ただろうが、という。


中国は内政問題で手が一杯で外交に対する配慮はあまりできていない、というのもあるようだ。習近平政権の弱点は、腐敗撲滅の対象から自らが所属する太子党の勢力を除外していること。恨みを買うことは必然であり、暗殺未遂事件が起きているという噂が時折でてくるゆえんである。中国人自身も自ら語る「内訌」(うちわもめ)である。10年の任期延長手続きはすでになされているが、後継者が誰になるのかはまだ一向に見えてこない。ひょっとして、中国共産党支配の終焉?習近平は第二のゴルバチョフになるのか? ルトワック氏の本に刺激されながら、妄想が広がってきた。

ちなみに、本の帯の裏側に、タイトルの4.0に関し、1.0=平和的台頭(鄧小平路線、リーマンショックまでのこと);2.0=対外強硬路線(胡錦涛政権の後半のこと。復活しつつある偉大なる強国に相応しい政治をすべきだとう国内圧力による);3.0=選択的攻撃(習近平政権の現在)。アメリカに揺さぶりを掛けられている今後の中国の政策は4.0になるらしい。

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