2019年4月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
無料ブログはココログ

« 大潮でのセイゴ釣りは、まずまずの結果! | トップページ | セイゴ釣りは初めてのボウズ。 セイゴの白ワイン蒸し煮を作る。 »

2018年12月11日 (火)

2泊3日の上京、飲み会と神田古本街巡り

12月8日(土) 晴

10時前、弟夫婦がやってきた。毎年この時期になると母の使いでお歳暮の手続きに来る。従兄からもらった米は脱穀が必要なのでそれもお願いする。本来なら自分がするのだが、母が足のことを慮って弟にやってもらいなさいと!

お昼過ぎ、弟夫妻はまだ戻っていないが、家を出る。お礼はラインですませる。特急に乗り上野経由で新橋へ。最初の職場の関係者(アウトバウンド)との年に1回か2回の飲み会である。昨年12月は自分の父の具合が悪く上京を断念、延期をお願いした。今年の5月を予定していたが骨折で成立せず、9月に延期。ところが、足の回復に予想以上に時間がかかり、結局12月となってしまった。

15時の30分前に新橋に到着。昔を懐かしみながら周辺を散歩る。
Dec08_shinbashi
15時10分前、いつもの居酒屋に足を運ぶと、すでにM氏とS氏が待っていた。そもそもの飲み会はこの3人でずいぶん昔に始めた飲み会だった。頻繁に会う仲ではなかったが、どういうわけか、たまぁに思い出したように飲もうと誰かが誘うともう、徹底して酔っ払い激論をするというパターン。いつもS氏と自分が激論を戦わせて、常識人のM氏がバランサー役として茶々をいるパターンであった。途中で、3人の仕事は別々になったが、今でもこうして集まってバカ話をするという仲である。我々3人に、途中から二人が加わっていまは5人である。62歳の私は最年少。一番上がM氏で70歳。15時前に4人目のMG氏も到着、開店と同時に居酒屋の個室で飲み始めた。直後に、K氏がやってきた。MG氏は、今は亡き畏友のSW氏を介しての付き合い。定年後はマラソンとサイクリングに情熱を傾けて全国を行脚している。K氏は、私の最初の職場の課長だった方。全員が(私は除く)、M氏の所属する大きな部署の同じ釜の飯を食った仲間である。

若きし頃の失敗談や強烈な印象がのこる場面を思い出しては爆笑、近況を交えながら、人の話はあまり聞かず、皆が勝手に喋り、肴をつまみ、ビールと焼酎のお湯割りを延々と飲み続ける。終わったのは22時半過ぎだった。20時半に一次会が終了。我々のとめどもない話(国際政治、文学をメインに、思いつくまま森羅万象)で二人(MG氏とK氏)は1次会で退散されたが、我々3人は、アイリッシュパブでさらに2時間、延々とああでもない、こうでもないというおしゃべり。時計を見て、うーん、もう帰らないと、と口惜しそうに別れたのだった。
都営三田線で内幸町から板橋区役所前まで乗って、一気に寒くなった夜の東京を歩いてマンションへ。バタン、キュー。


12月9日(日) 晴

昨夜は、トイレに4度も通うことに。そして、薄明るくなった6時過ぎに目が覚めたがあの二日酔いの感覚。アルコールの中で体がたゆたっている。うとうとながら、8時過ぎからインターネット・サーフィンを始める。コーヒーとこんがり焼いたトーストとみかん一個の朝食以外は、ベッドの中で午前中を過ごす。

午後1時前、仲宿商店街のインドレストランへ。いっぱいだった。10分待つのがいやで、美味しかった思い出のあるにぎり寿司屋へ。ところが、ここはランチタイム終了(お昼は数量限定あり)。どちらのレストランも本格的でおいしいところ。残念。インドレストランをスキップしたのは、10分待つのがいやなのではなく、胃の疲れを意識したからかもしれない。しかたなく、隣の喫茶店に入って、ポーク生姜焼き定食を食べる。昔なつかしのスパゲティナポリタンではなく、豚肉生姜焼きである。ポークだと後ろにソテーかジンジャーが付くと思うのだが、ポーク生姜焼きとは豚肉生姜焼きと何が違うのだろうか。聞くと、デミグラスソースが掛かった洋風料理とのこと。学生時代、荒川区に住んでいたが、下宿先のすぐ近くに「レストラン富士」というのがあって、一週間に2回ぐらいは、生姜焼き定食かポークソテー定食を食べたことを思い出す。あの美味しさは何だったのだろうか。あれ以来出会っていない。

食事が終わって、神田神保町へ。久しぶり(1年ぶり?)の古本街を歩く。あなたの趣味はと聞かれれば、釣りと野鳥観察とふつうは答えるが、実は、本屋巡りも趣味である。本を買うならインターネットで検索して買うことはできるのだが、自分の足で本屋をぶらぶらしながら、目に飛び込んできた本をパラパラめくって、立ち読みしたり、ほしい本は買う、というのはそれはそれで楽しいことだ。


Dec08_kanda

今回は、チャーチルの第二次世界大戦回顧録の英語版(ペンギンブックス)ⅢとⅣの2冊を400円(200円x2)で買う。1950年初版、1985年再版で、買ったのは1988年だ。ノーベル文学賞を受賞したチャーチルである。是非原文を読んでみたいと思っていたが、偶然にもこんな安値で見つけたのだからもうけものである。それに、「魚の博物辞典」(講談社文庫 末広恭男著)600円(定価は1996年の初版のときで1500円)。これは、ベッドで寝る前にパラパラめくって釣りの対象となる魚たちのうんちくを学ぶには絶好の本と見た。他にもいろいろ買おうかどうか迷う本はあったが、あまりリュックが重くなるといけないとおもい自重した。



Dec08_churichill


一冊気になったのは、中国のユダヤ人についての本だ。唐の時代、ユダヤ人が中国に流れ着いた。現在の開封市にその末裔がいるらしい。19世紀の半ばまではシナゴーグもあったらしいが、今は記憶だけで何も残っていないらしい。中国がユダヤ人たちを同化してしまった?邱永漢の本(「食は広州にあり」)のどこかでも、ユダヤ人が豚肉を食べるようになったのは中国のユダヤ人だけだ、言っていたくだりがあったと記憶する・・・。

三省堂書店にも寄った。何も買わなかったが、小室直樹氏の評伝が目に入った。上下2巻で6000円近い。立ち読みしつつも購入はせず。伝説の東大法学部教室を使った小室自主ゼミのところを読んだ。小室氏は、京大の数学科卒。大学院は大阪大学で専攻は経済学(小室氏によるとマルクス経済学という表現は間違っている。マルクス経済学は近代経済学の一つの支流。アダム・スミスへの批判なのだが、批判とは発展的継承ということ、とどこかで語っていたと思う)。指導教官の一人は後にロンドン・スクール・オブ・エコノミクスの教授となった森嶋通夫氏である。そして、米国へフルブライト留学。サミュエルソンのもとでも学んだが、興味は社会学へ。タルコット・パーソンズのもとで学ぶ。帰国して、東大で博士号を取る。丸山正男、大塚久雄等の巨匠に師事した。マックス・ウェーバーを学ぶために大塚久雄教授の近くに引っ越して教えを受けたという。気が付けば、30代半ば、6畳の畳部屋の一人暮らし。正業による生活の手立てなし。そのために東大の教授の!論文指導のアルバイトをしていた!!カッパ・ブックスとの出会いと始まった小室ワールド。売れに売れた時局評論。ロッキード事件のときの田中擁護論。1980年代から2000年代の30年、私も氏の著作は出版されるたびに購入して夢中で読んだものである。


欧米の社会科学のスタンダード(水準とそのロジック)を肌でわかって、それを日本の中で展開した人。既存の日本のアカデミックな閉鎖社会(横文字を縦文字にするだけの低レベルな蛸壺社会)を超越した異才であった、ようだ。正業の社会科学系の教授連はこっそりカッパ・ブックスを読んで、文献目録にはあげずにこっそりと盗まざるを得なかったと想像する。ノーベル経済学賞の候補にもなったロンドン・スクール・オブ・エコノミクスの教授であった森嶋通夫氏は自伝いおいて、大阪大学大学院生時代の小室氏を評して「ただ者ではなかった。将来必ずや名を成す人」という印象を持ったと書いている。

夕方、巣鴨でYちゃん母娘とジョナサンで待ち合わせ。Yちゃんは今日も模擬試験と塾の講習で18時まで勉強したらしい。近くのジョナサンで待ち合わせて一緒に夕食を食べた。外食チェーンだが、洋食大好き人間の私である。Yちゃんもハンバーグは大好き。ローストビーフが載っているハンバーグをYちゃんが、ママは、フォアグラ載せ、私はエビフライ2本付きのハンバーグをそれぞれ注文して食べる。さすがにアルコールはなし。体が拒否していた。近況の四方山話しに花が咲く。Yちゃんは明日は学校だ。カラオケタイムは次回にして、20時過ぎ、帰宅。シャワーを浴びて、ベッドにもぐりこみ、就寝。


12月10日(月) 晴


6時過ぎの目ざめ。実家とちがって気密性の高いマンションの部屋は暖かい。暖房なんかいらない。

フランスのパリは3週連続でデモ隊が暴れている。ガソリン税の問題だけではなさそうである。BBCの記事を読んでみると、マカロン政権になって、金持ち優遇政策が鮮明になった。物価上昇(増税等)もあり、年金生活者と低所得層が打撃を受けている。中間層の所得もほとんど増えていない。環境対策からRenewable Energy導入のためのコストをねん出するために増税する政府措置へのノーである。マクロン大統領=EUが地球温暖化の対策として進める代替エネルギー政策の一環がこれだ。温暖化の根拠に疑義を呈しているトランプ大統領が早速ツイッターで揶揄したらしい。しかし、平和的なデモ行進が荒れている理由は何なのか?誰が後ろにいるのか?BBCはそこにも切り込んでいる。右派と左派の過激勢力や一部の犯罪者などが当初デモの動きに入り込んでいるようだとのコメントもあった。

日産のカルロス・ゴーンさん事件は、司法手続きに対する海外からの批判が出ている。「推定無罪」の原則からいかに本人が有罪に見えても、結果が出るまでは「無罪」として扱う、そんな意味だと理解しているのだが、日本にはそれがない、限りなく灰色でも法に守られるべきだ、というスタンス。しかし、日本の場合は、マスコミ報道とそれを許す日本社会が実質的に犯罪者扱いにしてしまう(かつての「田中角栄ロッキード裁判」がそうだった)。検察の取り調べ方法(弁護士不在)と拘束日数についても疑義が呈されている。主権国家日本がすべてを律するとは言え、どうなのだろう。いまだに「死刑」がある国日本と、死刑をすでに廃止した国が多い欧米諸国)。

それはさておき、切れ者でやり手のカルロス・ゴーンさんは本当に立派な企業経営者なのか。大前研一氏の記事が目に付いた。結論から言えば、倒産寸前の日産立て直しに関し、しがらみのある(日本の感覚からは切れない)関連業者切りで借金漬けから開放した点では見事であったが、それ以降の実績は疑問符が付けられている。コストカットはやったけれど、それでどうした、次のステップとして、日産の企業価値を高める手腕があって立て直したかという点ではまったくゼロ。日産をうまく使ってルノーがうまい汁をすっている、という現実(構図)のことを言っているのだ。日本のシェアーも当時の2位から5位に落ちた。販売台数にこだわる(中国とアメリカ)ためにの結局日産を食い物にしてしまったままで、2期目と3期目のこの10年の日産へのメリットは全くないと見ている。日本人の視点からすればやるせない気持ちになってしまう。グローバリゼーションの視点で発想するゴーンさんに徒」「っては、実績作りがメインであり、それに見合う褒賞をえること、日産はうまく利用されただけ、と見えなくもない。しかし、そこまでドライだからこそ、1兆円を超える負債をバッサリの業者切りが出来たということだろうが。

朝食は、コーヒーとこんがり焼いたトーストに目玉焼き。午前中は、Yちゃんのお母さんとお茶を飲みながら世間話し。餃子のお昼を御馳走になって家路につく。暗くなる前には帰らないと・・・・・。

日本列島は日本海側と北海道で雪。本格的な冬の到来。外の空気は冷たかった。土曜日からそうだった。上野駅で、体を温めようと讃岐うどんを食べる。それから、東京バナナの菓子(両親の好物)と新刊本「アメリカ」(小室直樹の弟子である橋爪大三郎氏と大澤真幸氏の共著、河出新書)を購入して、特急に乗る。
1時間15分ほどで地元に到着。駅ビルの食品街で少々買い物(春菊2束で100円!カジキマグロの切り身、エビのマリネサラダなど)をして帰宅した。久しぶりの2泊3日の上京の旅は無事終了した。

夕食:セイゴの切り身のオリーブオイル焼きを作って白ワインを飲む。仕上げは、昨日食べ損ねたカレー。中村屋のレトルト・チキンカレー。食後のデザートはリンゴ。

お風呂で体を温めたあとは、2階で休憩。日記を付けた後、早速に「魚の博物辞典」を手にしてベッドにもぐりこむ。21時すぎ、眠くなり就寝。



Dec8_amerika
神田で追加で購入したイングリッド・バーグマンの自伝(200円)。私の学生時代に見た女優としての彼女は、「オリエント急行殺人事件だった」。「カサブランカ」は、両親の独身時代
の映画。
Dec08_bergman_2

« 大潮でのセイゴ釣りは、まずまずの結果! | トップページ | セイゴ釣りは初めてのボウズ。 セイゴの白ワイン蒸し煮を作る。 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 大潮でのセイゴ釣りは、まずまずの結果! | トップページ | セイゴ釣りは初めてのボウズ。 セイゴの白ワイン蒸し煮を作る。 »