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2018年12月16日 (日)

寒さに負ける日々・・・

12月14日(金)晴

6時過ぎの目覚め。アカハラの声を今朝も聞く。そして、The Global Cold Warを読み続ける。アメリカはカーター政権からレーガン政権へ。ソ連は、ブレジネフ亡き後、アンドロポフ、チェルネンコを経てゴルバチョフ体制へ。ソ連のアフガン介入と失敗は、ソ連の国内経済の不振(西側はエレクトロニクス革命があった)、原油価格の下落とともに、社会主義体制に対する失望と疑念になっていく。ナショナリズム、特にイスラム圏においては、アメリカ型でもソ連型でもない宗教にもとづく伝統回帰をしていく。ホメイニさんは近代化を否定したわけではなく、停滞を招いた旧来の宗教的伝統の欠点について否定したのだった。

1979年の春に自分は大学を卒業してとりあえず社会人となってサラリーマン生活を始めた。卒業直前にはイラン革命、卒業直後にはアフガン戦争の勃発。冷戦の流れが変わる分水嶺、ターニンング・ポイントだった。社会主義体制の崩壊の始まりであった。そのタイミングで出会ったのが、小室直樹氏の「ソビエト帝国の崩壊」であった。

当日は、北区滝野川のアパートに大学に通う弟と同居生活をしていた。1983年からオランダに研修で1年でかけた。弟は故郷の地方銀行員となりアパートを引き払ったが、本は実家に送っていてくれた。2005年、26年間務めた会社を早期退職して実家に戻ったとき、暇に任せて自分の持ち物を整理したときに出て来て目に留まった一冊がこの本である。

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ソ連によるアフガン介入戦争は、1980年のモスクワオリンピック参加をアメリカはボイコットを招く。日本も当然ながらボイコットせざるを得なかった。マラソンの瀬古選手が全盛時代、金メダルを狙える大会だったが。瀬古選手は1984年のロサンジェルスオリンピックに参加したが、全盛期を過ぎたこともありメダル圏外に終わる。不思議なのは、イギリスがモスクワオリンピックに参加したことだ。米英関係は決して1枚岩ではないということだろうが何故?いまでもよく理解できない。どういう力学があり、政治的判断がなされたのだろうか。

レーガン政権となったアメリカは、ベトナムのトラウマをものともせず、また、ソ連のアフガニスタンにおける泥沼化(ベトナム化)を見透かしたように、各地で介入を強化していく。アフガン戦争では、パキスタン経由でいわゆる「聖戦」を主張するイスラム原理主義者たちを支援する。結果は、2001年の9.11テロ事件に繋がるものだ
った。

イラン・コントラ事件というのもあった。親ソのイラクと対立関係にあったイランを助けることとアメリカ大使館占拠事件を解決することを期待してイランに武器を売り、その資金で中南米への介入(当然ながら、抑圧的な軍事政権を助け、未熟で稚拙な左翼政権を倒す手助けだ)をする。ソ連のアフガン侵攻が国際的非難を引き起こし、これが結果的に米国の中南米介入の隠れ蓑となってしまったようだ。

朝食:納豆、アジの干物、ご飯。アジの干物の塩加減(いつもはききすぎ)がよく実にうまい。アジの干物を馬鹿にしてはいけないと改めて認識。

足のリハビリのため病院へ。おそらく今回が最後かなぁ、と思いながら、病院に到着、診察カードを受け付けの機械に入れるがいつもの反応が違う。おかしいぞ、と思っていると、なんと、リハビリのアポは二日前の12日(火)9時からであった。私の勘違いだった。2階のリハビリ室にいってマネージャーに会いにいったが、お休み。スタッフの方に伝言をお願いしてすごすごと退散。参ったね・・・。

気を取り直してそのまま、銀行へ。両親の年金が出たので記帳と出金。さらに、近くのK百貨店の食品売り場へ。アイナメ1尾(煮つけ用)とキンメダイの干し物(800円、2尾、特別セール)などを購入する。銀座ナイルのチキンカレーも二つ買う。それから、煮つけに使う山椒の実。

昼前の帰宅。昼食は、ハゲ天の天丼弁当。出来立てのホカホカの天ぷら!

午後の日課はお休み。日中の気温が10度を切る寒さで釣れる気がしない。また、体を冷やしたのか、クシャミと鼻水が止まらない。大事をとって、炬燵にもぐりこみ、The Global Cold Warを読み続ける。

夕食:アジの干物と豚肉のシャブシャブを肴に日本酒の熱燗を飲む。しかし、どうにもくしゃみと鼻水がとまらない。食後、風邪薬を飲んで、体を温めてから早々とベッド潜り込む。

12月15日(土)晴、北風強く寒し

今朝もアカハラの声を聞く。明るくなる直前のタイミングで6時10分ごろだ。

The Global Cold Warもいよいよ終盤に近付いた。ゴルバチョフ時代になり、アフガンでの苦境、数週間で片がつくはずがずるずると増援を続ける事態(軍隊の逐次投入ほど問題の多い戦い方はない。いわゆる、軍事における禁じ手)と国際的なソ連批判。ソ連型の社会主義体制(=反帝国主義)に向けるまなざしは色あせた。大きな理由は、独立後の国造りにおいて国内の終息することを知らない内紛で国の秩序が崩壊してしまったこと。一方で、中国や東南アジアの国ぐにの目覚ましいい発展(韓国と台湾)がおおきくクローズアップされた。日本は、絶頂だった。当時はまだGNPという経済指標が使われていたと思うが、やがて日本は米国を抜き去るであろう、という専門家の声もあがっていた。

日本はいよいよバブル時代に入ったころだ。入社当時、1ドルが350円前後。ドイツマルクが120円くらいだった。1986年のプラザ合意後、円高政策を日本が自主的にとり始め!(西側の圧力)みるみるうちに200円を切った。ロサンジェルス・オリンピックではソ連が報復で参加ボイコットをした(日本と同じで東欧諸国もボイコット)。米国の陸上選手カール・ルイス、柔道の山下選手が活躍した。1980年代後半、地下が高騰、暴騰して、東京23区の値段合計で全米が買えるという状況がしばらく続いた。アメリカに出かけた人が、アメリカのお店を見て買いたいものがなくなった、といっていた(私自身は2013年まで訪米経験なしだからよくわからない)。海外では、プール付きの一軒家が1000万で購入できた(ハワイ、米国本土、オーストラリア等)。三菱地所がロックフェラーセンタービルを買った。多くのにわか成金となった日本人は使うあてもないまま投資目的で不動産を買いあさった。

職場では朝から電話が鳴りっぱなしだった。何をしなくても仕事が舞い込んだ。毎期の予算達成。残業とお酒を飲む日々。自分の体重は入社時が60キロ、1980年代の後半は一時的に80キロを超えたなぁ。職場のY君によると、京王プラザホテルの1階のコーヒーショップで夜遅く軽食を取っていたら(仕事で)、地上げ屋風の人がずかずかとやって来て、隣のテーブルを占領し、メニューを手にして、「姉チャン、メニューにあるの全部持ってきて」と。

当時、イラン人はヴィザなしで日本に来ることが出来た。北京経由の便でツリーストが沢山やってきて、それに関わる仕事をしばらく担当した。イラン人が、アラブ系でないと認識したのはその時が初めてだった。イタリア人かスペイン人みたいな感じだった。言葉はペルシャ語。イスラム教徒だが、お酒は飲むこと。精算が終わるとホテルの部屋でピスタチオや胡瓜を肴にビールで乾杯して語らった記憶が懐かしい。

朝食:納豆、笹かまぼこ、ご飯少々にお新香。

朝食後、母の使いで近くの郵便局へ。入金と記帳。往復30分弱。帰宅して日記を書く。父はデイケアーの日。

お昼: 五目御飯(冷凍)を少々とバナナ。

午後は、一昨日の餌(青イソメ)の残りが気になり釣りに出かける。阿字ヶ浦海岸のサーフからの投げでイシガレイを狙ってみようかと仕掛けを作って車を走らせた。現場に到着してみると釣り人はルアーを投げる人が少々いるだけ。干潮前後が釣れる、というのが過去のカレイ釣りの経験則がある。干潮は16時半ごろ。うーん、どうしようと迷った。風が冷たい。餌も少ない。買い足さないといけない。来週の天気予報だと暖かくなる。今日は、やっぱり、那珂川にしよう、ということで心変わりして那珂川のマイスポットへ。しかし、釣果はなし。アタリすらなかった。北西の風が冷たくて、護岸のススキの茂みの影に身を潜めて時間をやり過ごした。

Nakagawa


16時過ぎに帰宅。テレビで刑事コロンボを見る。アイルランドへの武器密輸出をテーマにしたもの。一度見たことがある。副音声の英語で聞く。8割くらいの理解度。最後の三分の二は日本語に。犯人が詩とナンセンス・ライムを吟ずるところがあるが、言語で聞いてもわからなかったであろう。最後の犯人を追い詰めるコロンボの嗄れ声の説明も、微妙な機微に触れることが多いので自信がなかった。推理ものはそうである。

夕食:キンメダイの干物を肴に日本酒の熱燗を飲む。キンメダイの味は、昔、東京の虎ノ門にあった飲み屋「よっちゃん」を思い出す。伊豆下田産のキンメダイを焼いたもの(大きいサイズで半身)に日本酒と醤油をかけて食べるだが、肉厚で脂が乗って実にうまかった。その再現は無理だが、キンメダイは美味だ。仕上げは、豚肉の生姜焼き1枚とあったたかい味噌汁にお新香。

一日があっというまに終わってしまった。何やら物悲しい気分。冬至まであと少し。熱い湯舟につかり、19時過ぎには2階へ上がる。ベッドに潜り込み、ひたすらThe Global Cold Warを読み耽る。

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