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2019年1月30日 (水)

寒椿、メジロ、2時間の散歩、ピーナッツ・オイル・・・

1月29日(火)晴、終日北風が吹く



6時過ぎの目ざめ。ベッドの中でアルベルト・シュペアの回想録を読む。

Photo_2



出口さんと半藤さんの対談で良き回想録が日本にない嘆きの中で、ヒトラー政権で軍需相を務めたアルベルト・シュペアのそれがすばらしいのだと。確か、古本屋で見つけて購入したまま放っておある記憶が蘇った。ごそごそとあちこち探したら見つかった。シュペアはもともと建築家である。ヒトラーがなろうとしてなれなかった職業。



ヒトラーに気に入られて出世したが、ニュルンベルク裁判で禁固20年の刑が確定し、ベルリンのシュパンダウ刑務所に収監され1966年に出所した。収監中は独房に入り、新聞、ラジオ、テレビや読書すら許されなかったというが、気がかりな家族と連絡をとりたくて理解のあるオランダ人監視を通して回想メモを書いては家族にこっそり渡し続けたという。少年時代の部分の30ページを読み終わって、キッチンにおりる。

朝食:田舎風スープ、イワシの丸干し、ベーコンエッグ、ご飯少々、バナナ半分。朝から結構豪勢な食事。田舎風スープには、隠し味として味醂を少々加えた。それと、パセリのざく切りを少し追加。味が微妙にまろやかに、そして、セロリの香味が加わって風味がましてベリー・グッド。
昨日の深夜、アジアカップの準決勝が行われ、何と、日本がイランに3対0で勝利した。すばらしい!相当は、手ごわい、というか、実力がかなり上だという前評判だった。ダイジェストを見ると、前半は押されっぱなしであぶないシーンが随所にあったが、運もあったのだろう(実力?)、どうにかしのいだことが後半に繋がった。ちょっとしたイラン側の隙をついて、南野選手がボールを持ち込みセンタリングすると、、あの「半端ない」大迫選手がそれに合わせて見事にヘディング・シュートを決めた。さらに、PKで追加点、さらに、終盤には原口選手が鋭いミドルシュートでダメ押しの3点目を入れて試合を決定付けた。終わってみれ
ば圧勝だった。中近東がアジアかどうかは疑問だが、中近東の選手の身体能力は欧米と同じ次元だろう。東アジアの身体能力は劣る。結局、日本の戦い方(攻撃をしのいで、組織的なプレーとカウンター攻撃)にならざるを得ないのかも知れない。森監督の采配も順当ということだろうか。

しかし、最後の乱闘はいただけなかった。興ざめである。韓国とイランはしばしば乱闘を繰り広げているが、今回のケースは明らかにイランが先に手をだしている。負けられない試合で、せめぎ合いがきつくなるとどうしてもちょっとした行き過ぎがこういう事態につながる。
サッカーの乱闘はヨーロッパでも南米でもあることはある。中国のサッカーリーグなどは、格闘技的な粗さだというのは有名な話だ。韓国は言わずもがな。こういうことは活字にはしていけないかもしれないけれど、インターットではこういう情報が氾濫している。中近東もどうもそのようである。フェアープレイ精神が著しく欠如している。たかがスポーツなのだが、サッカーというのは、大衆に基盤を持つ世界でもっとも人気のあるスポーツ故に、動員力がすごい。国と国の戦いは、いわばスポーツでの戦争みたいなもので、ナショナリズを刺激する。人種的な問題もときおり出てくる。フランスのジダン選手がワールドカップの決勝(ドイツ大会?)でイタリア選手の挑発に手をだしてしまい一発レッドカードをくらった。そして、ジダンを欠いたフランス負けてしまったことは記憶に新しい。



乱闘は別として、勝利至上主義がもたらす負の側面について。:
10数年前のことだけれど、卓球の指導者で有名な方(大学の監督もされている)と中国の瀋陽にいっしょに旅行する機会があったが、中国や韓国などと公式の国際試合をする場合アウェイになると、いろいろ日本選手に不利になるようないやがらせを受けたという話を聞いた。名誉がかかる勝負では、勝つためにいろいろなことを相手に対して仕掛けてくることは当たり前らしい。信じられないことだが、本当だという。



数年前のアジア大会(韓国のインチョン)では主催者側による韓国の選手に有利になる工作疑惑(会場の空調の風の向き、審判の買収等)が何度も噂(ネットでの言い放題もすごかった)のみならず新聞報道にすらなってたが、卓球の指導者の言葉を思い出していた。中東も同じらしい。ハンドボールでの「中東の笛」というのが一時話題になった。こういうことで勝利を手にして何が得られるのだろう、と思う。虚飾にまみれた栄誉のむなしさだけだ。

紳士の嗜みとしてイギリスで生まれた近代スポーツは、世界に普及したが、それを支えるフェアープレイ精神まではなかなか伝わらないようだ。フェアー・プレイというのは余裕がある強者の「慇懃無礼」なのかも知れない。結局、金持ちケンカせずと同じ。そして、「潔い負け」(good loser)を選ぶのだ。たかがスポーツではないか、と。「見苦しい勝ち」(vulgar winner)は、自分のプライドが許さないのだ。

生ゴミだしの日だが、ごみ袋を確認していると、すぐ傍の寒椿の茂みのなかでメジロがチュルチュル鳴いている。蜜を吸いにきたのだろう。メジロはとてもかわいい鳥だ。サイズが小さい。キクイタダキやエナガといい勝負だ。

<メジロ~インターネットからの写真>
Mejiro

Photo



2階の炬燵にはいり、ウィーフィル演奏のヨハン・シュトラウスのワルツ音楽を聞きながらネットサーフィン。ベネズエラはどうなってしまったのだろうか?前の大統領のチャベスさんのことは原油価格が高止まりで威勢がよかったが、下落してからおかしくなってしまった。これまでに300万の人が他国の中南米諸国に移民(難民?)しているという。半端ではない数字。140万%(?)のインフレってどういうことだ。想像を超える。

昼食:コーヒーとけんちんうどん。

午後は、2時間半ほど散歩で外出。風が冷たかったが、骨折前のスピードで両足歩行できるまで回復したと実感できた。痛みもほとんどない。千波湖を半周して、それから駅まで歩く。駅ビルのなかの輸入食品をあつかう店で、八角(中国の香辛料)とピーナッツ油とサラダ用のマカロニ(イタリア製)を買う。700円前後。このところ、家事(料理)を手伝っているが、レパートリーを増やしたい。魚ばかりでは飽きてしまうので、豚肉料理をなにかチャレンジしようと。マレーシアで食べた「パクテー」が思い浮かんだ。これは、豚肉を中国の香辛料で煮込んだ庶民料理なのだが、味がさっぱりして肉も柔かい、たぶん、両親も喜んで食べるのではないか、という思い。近々、作ってみようと思うがうまくいくだろうか。ピーナッツ油は、清蒸用だ。その後、駅ビル4階の川又書店の本店へ。1時間、立ち読みをする。文庫本、新書、新刊本などなど。帰り際、コンコースの揚げ物屋でトンカツ弁当900円が半額になっていたのでそれを購入した。

15時40分、帰宅。北風の寒さを跳ね返すくらい速足で歩いたから体はほてっていた。熱いお茶の時間。

夕食:カツ弁当を母と分けて食べる(3分の2が私)。父には一昨日釣った32㌢のセイゴを開いて塩焼きを作った。焼き立てにお酒とポン酢をふって食べてもらう。締めはスープ・ア・ラ・ペイザンヌ。24時間後の味はさらにグッド。ほぼ食べつくした。

夜、森繁喜劇「駅前満貫」を見る。1967年制作。シリーズ18作目。僕は幸せだなぁ、というフランキー・堺のセリフは当時流行った加山雄三の「君といつまでも」のもじり。今回は、池内淳子と三木のり平が夫婦で、夫の浮気が原因で家を飛び出し、姉を頼って恵比須駅の近くの商店街にやってくる。孫作こと伴淳は伊豆の蜜柑農園の経営者。森繁・淡島夫妻が雀荘の経営者。商店街の様子がなんとなく自分の青年時代の記憶と重なってきた。商店街の一角にポルノ映画屋の看板が見える。「・・・の乳房」というの文字見えて思わずニヤリ。日活ロマンポルノが流行り始めたころだろうか。都はるみとかしまし娘がゲスト出演していた。山茶花九は、珍萬亭という中華料理屋の店員で池内淳子を追い回す役。最後は、染子(池内の役での名前はいつも染子だ)と三木のり平がよりを戻す。フランキー・堺の相手は前作から松尾嘉代で結ばれる。今回の堺こと、次郎さんの役回りは発明家。電動マージァン卓。最後の場面で、香港のクルーズ船と契約が取れてジャン卓を導入するという目出度い話。今回も蓮っ葉の小悪魔役で野川由美子はキャバレー嬢で登場。前回は、藤田まことの恋人で藤田の悪さをかつぐ役だったが、今回は男(森繁、三木、伴淳)を誘惑してお金をせしめる悪い女役。森繁は、妻(淡島)の妹の染子(池内)にも手を出そうとするスケベ爺を好演した。見ていて楽しい。しかし、池内さんの着物姿(映画ではほとんど常に着物姿で登場する)の美しいこと。改めて見直した。私の母より若干お若いようだが、残念ながらすでに他界された。

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