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2019年2月14日 (木)

今日は快晴。読書の合間はキッチンに立つ。

2月12日(火) 晴



6時過ぎに目が覚める。アカハラの地鳴き。
ゲーテの「ファウスト」の対訳を読み続ける。柴田翔さんの対訳と解説版だ。



Goete


傍らには高橋義孝訳も置いている。さらに、柴田本は、全文対訳ではないので、全文掲載のオリジナル版も用意していある。これは大学入学した直後、生協で見つけて購入した初めてのドイツ語本だった。爾来40数年、時折パラパラとめくることはあっても、一行一行をきちっと読んだことはなかった。天才の感性の追体験はそう簡単にできるものではない。翻訳であまり意味をなぞらずに話の筋をおいかける読み方で読んだことはあるがのだが、正直あまり心に響いた記憶がない。ゲーテを翻訳だけで読むと平板になってしまうのだろうか。孔子の「論語」の英訳を読むと全然つまらないらしい。原文の漢字と格闘し、読書百遍意自ずから通ず、でやらないと古典の真の味わいにはなかなか到達しえないのかも知れない。何せ、文人かつ政治家であったゲーテが60年かけて書いたライフワークの「ファウスト」をたかだか20歳の学生が読んでどれだけ理解というか味わうことができるだろうか、ということだろう。ようやく自分もほんのひとかけらでもいいからゲーテの到達した境地に触れる年齢になったと思いたい。



<この歳になって?つくづく身に染みる名言の数々・・・>



Meigen

7時前、キッチンへ降りる。今日は、快晴。寒さに変わりはないけれど、気分は和らぐ。曇天で冷え込むと、陰鬱な気分になってしまう。

朝食:鍋の残り物、ベーコンエッグとご飯にイチゴ一粒。

生ごみ出し(3袋)。洗濯物を干す。訪問看護師9時半に来る。2階でニュースチェック。

昼食:鍋の残り物で卵雑炊を作って食す。それにコーヒーとバナナ少々。3時のおやつにチョコレートと緑茶。

キッチンで、ミネストローネとポテトサラダを作る。下ごしらえから完成まで約2時間。

夕食:アジフライと作ったばかりのポテトサラダとミネストローネにご飯少々。お腹いっぱいになる。今日も禁酒。

森繁喜劇「駅前探検」を観る。前回に続き1967年製作。この年はこのシリーズが4作も封切られている(春夏秋冬)。駅前のタイトルはつくが今回も駅は関係なし。徳太郎こと森繁(山師)の妻は京塚昌子。孫作こと伴淳(質屋)の妻は中村メイコ。次郎ことフランキー・堺は独身の考古学者。染子こと池内淳子は、珍しく作家として登場。淡島千景は豊臣家に連なる子孫にして気位の高い割烹旅館の女将として登場。三木のり平と山茶花究は詐欺師の役回り。私と同い年の雷門ケン坊も出演し小悪魔の野川由美子(祈祷師)の弟役。豊臣家の埋蔵金というお宝探しで、ドタバタの騒動が起こった結果、結局お宝はなかった、というお話。伴淳が掘り当てたのは、ヘルメットと米軍の不発弾。最後の場面でフランキーが、別の宝を見つけたと宣言、染子こと池内淳子と堺が結ばれる。脚本は藤本義一。億万長者を夢見る京塚昌子がテレビ、冷蔵庫等の様々な家電製品があふれる部屋でホンワカと舞う想像シーンがあるのだが、その部屋は相変わらず狭苦しい日本家屋。何とささやかな日本庶民の夢。1967年、東京オリンピック3年後のこと。私は小学6年生だった。

夜の読書:



「日本の敵~よみがえる民族主義に備えよ」(文春新書 宮家邦彦著)をぱらぱらと読む。中国の台頭の意味と昨今の海洋進出。著者は、現時点の中国の立ち位置を1930年代の大日本帝国になぞらえている。

日本の悲劇は、同じ「海洋国」であるイギリス(シンガポール)とアメリカ(フィリピン)ら世界覇権国と敵対(満州の権益の固執から周りを敵だらけにして包囲・封鎖され、資源を求めて武力で南進せざるを得なくなった)してしまったこと。


現在の中東から東アジアまでのシーレーンは以前としてアメリカ海軍が保障している。中国にとってみれば、「アメリカの海」ということ。これでは、いざというときにアメリカに息の根を止められてしまう。従って、自らのシーレーンの確保に乗り出した。15億の民の安全保障のために必要なことだ、と。

中国のナショナリズムがはらむ歪み(100年の屈辱への復讐)が危惧される所以である。屈辱を与えた欧米+日本への挑戦である。そして、中国の長期的かつ、最終的な目的は、かつての中華帝国体制への復帰=朝貢国を含む地域を自らの勢力圏として、そこから欧米勢力の影響力を排除することにあるであろう。

現状では物理的な意味での海軍力の差は歴然としており中国になすすべはないようだ。しかし、その差はテクノロジーの進歩であっと言う間に縮めることは可能なことだ。アメリカの戦略立案者はソ連崩壊後から、次の潜在的な敵を中国と見做し孫子を盛んに研究しているという。日本で孫子はビジネスマンが読む本だとは著者。米中対立は、単なる南シナ海の「陣取り合戦」ではない。電子戦、サイバー戦、スペース戦などの能力を駆使した情報化戦でもある。戦いの初動において相手側の能力を無力化すること。(中国、ロシア、北朝鮮のサイバーテロを盛んに西側に仕掛けている一方一方で、スノーデン事件が示す如くアメリカの同盟国を含む敵対国にたいする諜報活動等を想起する。日本はどちらからもやられっ放しだ)。

アメリカは、アジアにおけるシーレーン(自由航行の原則)を否定する中国の行動はアメリカの覇権への挑戦とみなし、絶対に譲らないであろう。一方で、中国と干戈を交えることはしないであろう。戦いだしたら、いくら犠牲を払っても戦い続けるのが中国だから(日中戦争)。日本と違って、中国はそもそも封じ込めて打ち負かせる相手ではないのである。

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