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2019年4月11日 (木)

ウーエンさん流の野菜炒めがピタリと決まった。

4月9日(火)晴

6時前の目覚め。グロムイコ回顧録を1時間ほど読んで台所へ。

朝食:アジの干物半分、ベーコン・エッグ、ポテトサラダ、ご飯少々。

生ごみを出して戻るとウグイスが気持ちよさそうに囀り始めた。

BS放送で世界街歩き・リスボンをとぎれとぎれに見る。ポルトガルはこれまで縁がなく行きそびれてしまった国。いずれ、ハプスブルク帝国の旧跡を訪ねたり、ポルトガルやスペインなどの南欧にはぜひ足を運びたいとは思っているのだが、それまで健康で生きていたいものだ。

随分昔だけれど、「白い街で」(Dans la ville blance)といういい映画があった。1980年代半ばだったろうか。ある夜(多分週末)、それも、深夜、字幕スーパーで見た。一人の船員がリスボンの町にふらり降り立ち、故郷のガールフレンドと手紙を交わしながら、孤独のなかで気ままに街をたゆたう。食堂で働く女性と関係をもったりもする。極端に台詞が少ない映画だった。街の様々な風景が主人公の心象風景と重なり、日常のしがらみから一時的に身を離す機会が訪れたときに誰でも感じるほっとした安堵感の一方で、俺はこんなところで一体何をしてるんだろう、という、誰でも内省すると思いあたる自己の存在の不確かさと言いようのない不安。つかみどころのない焦燥。どういう結末だったかはもう覚えていないが、見終わったあとの何とも言えない余韻を今でもたまに思い出す。

昼食:ロースかつサンドを両親と半分こする。コーヒー。

BS放送で「いまそこにある危機」を見る。1990年代の映画。アメリカ政府の麻薬取締り政策と南米・コロンビアの麻薬カルテルがからむスパイ・スリラー。アメリカ合衆国という世界の富を独占する超大国と対照的な中南米の貧困振りと麻薬を媒介としたその持ちつ持たれつの関係。先日も、メキシコの麻薬王がアメリカで裁判にかけられていることが話題になっていた。

南米で思い浮かべるのは、バナナ、石油、コーヒー、穀物、アサード(牛肉を丸ごと電信柱で刺して丸焼き)、アマゾン川とパタゴニア、ジャングル、インディオ、ナスカの地上絵、インカ帝国、サッカー、そして、麻薬。麻薬産業は裏社会の資金源であり、もうかるビジネスなのだが、表社会と表裏一体の関係にある、と言ったら言い過ぎだろうか。麻薬取引きは世界の武力紛争の資金源だ。イデオロギーなど関係ない。右も左も中道も、表の秩序ある道徳的な社会の根本のどこかにかかえる暗部。東南アジアの黄金の三角地帯、アフタにスタン、トルコと並んで中南米は麻薬の一大産地・供給地だ。何せ、アメリカ合衆国という世界一?豊かな消費マーケットがすぐそばにあるのだから。

映画は、取り締まる側(米国)と取り締まられる側(コロンビアの麻薬カルテル)の間で繰り広げられる戦いの中で双方の関係者の癒着と裏切りを描く。主人公のCIAエージェントのライアンは、大きな権力の中で駒として見捨てられる仲間を助け、大統領を含む関係者の裁量による権力の乱用(Clear and Presnt Dangerを理由に認められた予算を権限を越えた不正使用)を糾弾すべく議会の公聴会で証言するところで話は終わる。

主人公のライアンの過剰すぎる正義感ぶりが、少々胃にもたれる感じだ。アメリカが正義をふりかざして他国に干渉する独善=偽善(正義は表向きで、対外干渉は自らの利益追求が本音)とは次元が違うのに敢えてそれと闘う姿勢を見せる主人公。現実の世界でそれは必要悪だと庶民は認め目をつぶるけれど、映画というフィクションの世界で留飲をさげる仕掛けなのだろうか。前日の「パトリオット・ゲーム」もそうだが、007シリーズに比較してこのあたりの道徳臭だろうか、見終わっていまひとつすっきりしない。それに、単に尻切れトンボに終わるエンディングも不満だ。


夕食:ウーエンさんを参考に、中華風の豚肉・ジャガイモ・人参・ピーマンの炒め物を作る。すべて千切りにする。豚肉は紹興酒と生姜で下味をつけ、小麦粉(本には片栗粉)をまぶしてさっと炒め、別のさらに取り出す。千切りにしたジャガイモと人参は下茹でする。フライパンにサラダオイルをしいて、ニンニク片(つぶしたもの)を入れて、香りが出たらピーマンと下茹でしたジャガイモと人参を強火で炒め、途中で豚肉をもどし、酒を振って中火で2分、3分蒸し煮して、最後に塩コショウで味を調えて出来上がり。これを肴にビールを飲む。仕上げは、アサリを使ったスパゲッティ・ボンゴレ。

<珍しくピタリと味が決まった一品>

Jabaimo-hosogiri

Asari

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