コサメビタキに遭遇しました!

憂鬱に取り付かれて過ごす日々。先週末からとうとう風邪を引いてしまった。たまの休日くらい家でゆっくりすればいいのに、よい天気に誘われて釣りに出かけて結局また玉砕だった。釣れるのは季節はずれのハゼばかり。カレイにもセイゴにも振られっぱなしだ。無理た祟ったようだ。偏頭痛に悩んでいる。ナントカしてくれぇ~。

夏鳥が続々と日本にやって来ている。双眼鏡をカバンにしのばせ今朝も偕楽園公園周辺を散策しながら職場へ徒歩出勤した。昨年のいまごろキビタキに出合った桜山を歩いていると聞いたことのない囀りが聞こえてきた。

キビタキやオオルリのような美しさまでは行かないがそれなりに耳をそば立てて聞いていて心地よい新しい囀り。何だ、何だ? じっとその場に佇んで小鳥の姿を探した。そして、見つけた。双眼鏡で覗いた姿は始めて見るコサメビタキだった(あるいはサメビタキ?)。緋色の地味なスズメサイズの小鳥。目を縁取る白が印象的だ。そして、目そのものがかわいい。

現場で20分近く釘付けとなってしまった。低木の枝を彼方此方飛び回っては囀ってくれた。時計を見ると10時25分。 10時45分までにタイムカードを切らないといけない。後ろ髪を引かれる思いでその場を立ち去った。

昼休みに再び戻って見たがもうコサメビタキの姿はなかった。

http://www.yachoo.org/Book/Show/567/kosamebitaki/

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ウグイスの初鳴きを聞く!

今週は車の修理で職場の往復は徒歩だ。火曜日は午後から雪が降って散々だったが朝はバードウォッチングを楽しみながらの出勤である。

そして、今朝のこと。久しぶりにお日様が照って早春の冷気を吸いながら歩いていると、「ホーホケキョ」、とウグイスの囀りが聞こえてきた。遠慮がちだったが2度、3度鳴いてくれた。昨年の日記を見ると、3月3日の明け方うとうとしながら聞いたような錯覚があり翌日の4日にはっきりと寝床で聞いている。今年は、2日遅い。たまたま先週、今週と日本列島を寒波が襲ったためかも知れない。今年の桜は例年よりかなり早いらしいのだから。

千波湖ではカルガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、マガモ、ホシハジロ、オオバン、カイツブリ、ユリカモメ、セグロカモメにオオハクチョウたちが群れをなしていた。春の予感はあるものの渡りの出発はまだのようだ。

千波公園からもみじ谷を通り抜けて桜山を通る。桜はまだだが、梅の香りがすばらしい。ツグミ、ジョウビタキ、ルリビタキ、シメ、アオジ、アカハラ、シロハラなど冬に観察できる野鳥と出合えて上機嫌になった。すると前方から職場のアメリカ人がやって来た。右手にビニール袋をぶら下げている。千波湖の水鳥の餌だそうだ。「後でね~」と挨拶して私は職場に急いだ。

1日仕事に没頭して18時半過ぎに徒歩で帰宅。玄関先でこの時期になると芳香を放つ花に気付いた。沈丁花だ。地味な花でどちらかというと匂いでその存在を知る花だ。秋の金木犀と似た感じだ。夕食はカツオの刺身だった。初鰹というと新緑の候だとおもうのだがちと早いか?

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このところ魚ばかり食べている。先週釣ったセイゴは①山椒の煮付け ②ニンニクと香草(タイム)のロースト(イタリア風) ③ツミレ鍋で12匹をすべて平らげ、週末のボラは唐揚げ甘酢あんかけにして供養したのだった。

さて、今週末は何を釣ろうか? 大洗港でカレイとアイナメの投げ釣りに初挑戦してみるか?来週の火・水・木は大潮なので夜釣りでいつものセイゴ釣りをやろうと思っている。60cm以上のスズキクラスが釣れるのはいつのことだろうか?

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巣立ち直後のアオバズクに出会った!!!

金曜日は宴会があって深夜過ぎまで2次会で飲んでしまった。酔いが残る中、昨日の土曜日も出勤して終日仕事をした。 ぐったり疲れた昨夜は本当に熟睡した。この世に睡眠障害を訴える人は多いが、私には無縁だ。そして熟睡のあとの目覚めほど爽やかで、心地よいものはない。健康な体と適度に鈍感な神経を授けてくれた両親に感謝・感謝・感謝だ。

真夏日が続いたこの2週間だが、今朝は曇り空で涼しい。朝食後一休みして、3時間ほど近くの湖と川沿いを散策した。

5月から6月にかけてはあれほど熱中した野鳥観察だが、今は一休みだ。日光の戦場ヶ原とか軽井沢とか、標高1000メートル以上の山に出かけてじっくりまた野鳥と戯れたいというかすかな衝動はあるのだが、正直なところ、いまひとつ腰が重い。

歩きながらも、野鳥に対する観察は怠らない。巣立ち雛を引き連れたハクセキレイの親子や、2番子を引きつれ、空中で給餌をするツバメや、セッカ、ホオジロ、ヒヨドリ、ウグイス、巣立ったばかりのシジュウカラの群れ、ムクドリ、それにふてぶてしい親子連れのカラス達。昆虫も気になる。そう言えば、昨日は、職場のテラスでオニヤンマを見かけたことを思い出した。ニイニイゼミとヒグラシは2週間前から鳴きだしたが、アブラゼミとミンミンゼミはまだだ。

散歩の最後の30分、千波湖を歩いているとカメラと双眼鏡を持つ人たちに気付いた。バードウォッチャーがしきりに柳の木の上の方を観察しているようなのだ。ナ、ナ、ナ何だぁ?静かに近寄り私も皆の目線を追うと、驚くなかれ!すぐ眼の前にアオバズク4羽もいるではないか!しかも至近距離に! インターネットで探した写真で言うと、こんな感じだった・・・。

http://yachoumu.web.infoseek.co.jp/kyouto/aobazk8.jpg

生まれて初めてみるミミズクだ。ハトぐらいの大きさだろう。どうも巣立ち雛らしい。4羽が目をパッチリ開いて木の枝に並んでいる。ほとんど身動きしない。目を開けて寝ているのだろうか?アオバズクにとってはいい迷惑だろう。写真機のシャッターの音が絶えない。そっとしておきましょう、と呟いて足早にその場を離れた。

このアオバズク、渡り鳥で初夏に日本にやってきて神社や公園などの古木の小さな洞に卵を産んで子育てするそうだ。こんな身近なところにこんな鳥がいるなんて。一応、ミミズクだから猛禽だ。ガとか昆虫類を好んで捕捉して食べるらしい。

アオバズクは、図鑑では飽きるほど眺めた野鳥なのだが、やっと出会えたネ、という感じだった。夜行性なので、早朝派の小生には無縁な鳥だったのだ。

右手の桜川ではカルガモの雛が編隊を組んで泳いでいる。数えて見ると11羽!!!生まれたばかりのようだ。少し前に、道路を挟んで反対側の千波湖にも親子連れのカルガモがいたが、雛はこの11羽より少し大きかったのだが、たったの2羽だけだった。 天敵が多いらしい。1羽減り、また1羽減りで、成長して大人になるのは大変らしい。

沖の方であまり聞いたことのない野鳥の声がする。目を凝らして眺めて見ると、白いハトサイズの野鳥がそらから湖の水面にダイビングして小魚を取っている様子。コアジサシだ。これも夏鳥だ。子育ての最中か?湖の中ほどに砂地の小さな人口島が設けてある。そこにひょっとして雛でもいるのだろうか?

http://www5b.biglobe.ne.jp/~amami/sutaa/koajisasi.htm

ということで、今日の散歩はなかなか楽しかった。お陰で、久しぶりに心が弾んで軽くなった。明日からまた仕事かぁ、という日曜日の夕刻の憂鬱(私は基本的にペシミストだろうか?)は避けられそうだ。

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野鳥達は子育ての真っ最中・・・ そして、メボソムシクイの囀りを聞く (1)

今週はあっという間だった。水曜日は東京に出張。16時半過ぎに仕事が終わったので、もと同僚(先輩・後輩)と一献を傾けた。ビールを白ワインをしこたま飲み、日頃は花と鳥にうつつを抜かしているのだが、どういうわけか、天下国家を論じて一人饒舌をしてしまった。後で酔いが醒めて、恥じ入るばかりである。

喉がいがらっぽい。どうも風邪を引いたようだ。それでも、今朝は5時過ぎに目が覚めてしまった。歳だなぁ。トイレも近くなったし。

体は少しだるいが、散歩に出かけることにした。Kストアのツバメの巣を覗いて見ると雛は巣立ったようだ。尻尾の短いツバメがちょうど2羽目の前にとまって羽を休めていた。

すぐ近くのマンションの非常階段ではムクドリの巣がある。親が餌を運ぶごとに甲高い雛の声があたりはばかることなく聞こえる。すぐ近くにはカラスがいるのだが大丈夫だろうか?

千波公園周辺を散策する。

セッカの囀りが遠くから聞こえる。

http://www.asahi-net.or.jp/~yi2y-wd/a-uta/uta-sekka.html

オオヨシキリの精力的なだみ声も盛んに聞こえる。

http://www.asahi-net.or.jp/~yi2y-wd/a-uta/uta-oyosi.html

巣立ったばかりのシジュウカラの群れ、コブハクチョウの夫婦と2羽の雛、そして餌付けで湖に居ついてしまったマガモ・・・

コブハクチョウの夫婦と雛(2羽) 写真を間近で撮ったら親鳥に威嚇されてしまいました。

下は巣立ったばかりのツバメ。尻尾が短い。

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ホトトギスも雨がお好き?

昨夜は夜遅く帰宅した。そして、雨が降り出した。

ブログをアップして、おいしいビール(エール)を飲んで、熟睡したはずだったが、夢うつつの中で、キョキョキョキョッ、特許許可局、と盛んにホトトギスの囀りが聞こえる。

うーん、ビールを飲みすぎたかぁ、尿意もある。トイレへ。2階に戻り、時計をみると1時半だぁ・・・。

すぐに寝入る。しかし、また夢うつつのなかでキョキョキョキョッ、特許許可局と囀りがする。外は小雨だ。窓を開けて、双眼鏡を引っ張り出す。外はまだ真っ暗だ。照明灯の明かりでぼんやりと遠くの電信柱や雑木林は見える。すぐ近くで鳴いている。しかし、どこにいるのやら、さっぱり見つからない。時計は、4時前だ。尿意を感じてまたトイレへ。さあ、まだ8時まで4時間は寝られるぞ。

しかし、しかし、またしばらくして夢うつつの中でホトトギスの声。外は明るいというか、雨音がする。ホトトギスを探すのは諦めた。ベッドのなかで、キョキョキョキョキョッ、特許許可局を何度も、何度も聴く。そして、また、トイレへ。一晩で3回もトイレに行くなんて、歳だなぁ・・・・・。

ふたたび、寝入る。そして、8時過ぎ、久しぶりのウグイスの囀りで目が覚めた。昨夜のホトトギスは一体全体、何だったのだろうか?ほとんど一晩中囀り続けていた。哀調を帯びたこんな声で・・・・

http://www9.big.or.jp/~mishii/bird/hototogisu.html 

鳴き出せばつづけざまなりほととぎす (三村純也)  創元社 俳句の鳥 より

肝心のホトトギスの姿を探したけれど今回も見つからなかった。いつになったら、ホトトギスの姿を捉えられることやら・・・・・。 

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奥久慈で夏鳥たちに会ってきた(最終回)

~ 幻のヤマセミとセンチメンタル・ジャーニー ~

ハイライトの場面を中心にハイキングの様子を書いてみたが、他に啄木鳥のアカゲラヤマガラカワラヒワ、巣立ち雛を引き連れたシジュウカラ、巣立ち間際のハシブトガラスの雛の声を彼方此方で聞いたり、オオタカサシバからわからない猛禽を山頂付近で見かけたり、どうも子育てをしていて近くに巣があるにちがいないホオジロの夫婦や別のキセキレイの夫婦にも威嚇されたり、最初から最後まで実に楽しいバードウォッチング兼リスニングだった。

さらに、実は確証がないので書かなかったのだが、ヤマセミ(カワセミの仲間)をちらっと見たのだった。寝不足で疲れ気味だった私は早朝の水郡線でうとうとしていた。西金駅に近づいてぼーっとした頭のままぼんやりと目を開いたのだったが、久慈川の陸橋を渡っていると平行に走る電線に、図鑑では飽きるほど眺めたことのあるヤマセミの姿が目に入ったのだった。眠気が吹き飛んでしまうほどの驚きだった。確かめるすべはない。一瞬の出来事だった。あれは、夢だったのか、幻だったのか? 次回まで「お預け」だ・・・・ 

http://www.yachoo.org/Book/Show/388/yamasemi/

痛い左足を引きづりながら帰路の電車を待つ間、久慈川を散策した。子供のこと、たぶん、小学校の高学年か中学生のころ、ここでキャンプをした記憶が甦った。キャンプ場は今も存在している。川原にでて、ヤマベ(オイカワ)釣りに興じている釣り人を眺めながら、対岸の大きな岩を目にした。あそこの岩まで行って、飛び込みをやったな、そう言えば、大きなムカデをここで見つけたなぁ。

キャンプ場の駐車場には神戸、横浜、群馬ナンバーの車が駐車して若者がこれから炊飯をしようとしているところだった。 1548分発の水郡線上り電車に乗ってまもなく雨が降り出した。上小川、西金と過ぎて、例の陸橋に差し掛かった。電線を注視したが、もちろん、そこにヤマセミの姿はなかった。 (完)

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奥久慈で夏鳥たちに会ってきた(4)

男体山神社のオオルリに後ろ髪を引かれながら後にして歩き続ける。滝倉方面へと道が分かれるT字路のところで、サンコウチョウの囀りをふたたび聞いて、足を止めた。スーイ、ホイホイホイ。しかし、声はすれども姿は見えず、だ。山の中に入らないと駄目なのだろう。

表示版の後ろの雑木林からその囀りは聞こえてきた。Kif_1683

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さらに歩き続ける。典型的な里山風景のなかで、ホトトギスが囀っている。近くではウグイスも盛んに囀っている。しばらく粘ったが、ホトトギスの姿はとうとう見ることが出来なかった。そんな中で、ホオジロが印象に残った。 

あまりに当たり前すぎて、特筆する必要のない鳥と言ってしまうとホオジロに失礼だろう。実は、ホオジロは私の大好きな鳥なのだ。「日本三大鳴鳥」というと、ウグイス、オオルリ、コマドリだそうだが、コマドリの囀りは普通はなかなか耳にできないものだ。春の渡りの途中で2年前の春、1度私は自宅近くの神社でコマドリの囀りを偶然聴いたことがあるだけだ。

地元のJR駅では何故かコマドリの鳴き声が流されている。東京の鶯谷ではウグイスの囀りが流されているように。

話がそれてしまったが、ホオジロは至る所で、山頂にはさすがに居なかったが、下山を始めて少しするともうどこかの木の天辺で高らかに囀っていた。なかなか美しい囀りなのだ。身近の野鳥ではウグイスに次いで美しい囀りの野鳥だと私は思っているのだが。サイトを二つほど・・・

http://video.nifty.com/cs/catalog/video_metadata/catalog_080521088669_1.htm

http://www.asahi-net.or.jp/~yi2y-wd/a-uta/uta-hojiro.html

男体山ハイキングでは、最初から最後まで至る所でウグイスの美しい囀りと同じくらいか、それ以上にこのホオジロの囀りが聞こえてきたのだった。

ホオジロが囀る典型的な風景の1ショット

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奥久慈で夏鳥たちに会ってきた(3)

サンショウクイ

頂上付近で汗を拭いながら10分ほど休憩する。オオルリの囀りがやんだのを契機に尾根を歩き始めた。そして、お目当てのサンショウクイに遭遇した!場所は、2002年に山火事で消失して裸の枯れ木がまだ残っているところだった。

実は、2年前の御前山で出会ったのが最初なのだが、その時はヒリリン、ヒリリンという鳴き声ばかりで、姿はちっとも見えなかったのだったが。

とにかく忙しく動き回るサンショウクイだ。あっちでヒリリンと聞こえたと思ったらこんどはこっち、という具合。なかなか姿を捉えられなかったが、じっと我慢でチャンスをまって、やっと双眼鏡で姿を捉えることが出来た。その姿は飽きるほど見つめた図鑑の姿と同じだったが・・・。

下山途中にも2度、3度とサンショウクイの囀りを聞き、下山後も滝倉に向かう途中で1度囀りを聞き、空中をあっちこっち忙しく飛び回るサンショウクイを肉眼で確認した。

http://nwbc.jp/torizukan/05sanshokui.html

http://www.asahi-net.or.jp/~yi2y-wd/a-uta/uta-sansyo.html

ヒガラ

午前中、うっそうと茂る杉の山道を歩きながら、ヒガラの囀りを聴いた。 冬場でも例年笠原水道の野鳥の森で聞けたのが今年の冬はさっぱりだったので、ちょっと残念だった登り道の薄暗い山林道を汗だくだくになりながら歩いていると、ヒガラの「つぴち、つぴち、つぴち」、の囀りが聞こえてきて、心が弾んだ。Kif_1671

男体山頂上を出てすぐにまた至近距離で囀りを聴き、この時は双眼鏡で姿も確認できた。平地で見かけるシジュウカラより一回り小さい感じだ。

http://www.asahi-net.or.jp/~yi2y-wd/a-uta/uta-higara.html

ソウシチョウ

在来種でも渡り鳥でもない東南アジア原産の鳥らしい。

最初に出会ったのでは3年前の埼玉県は川角の高麗川沿いをほっつき歩いていたときだった。今まで聴いたことのない囀りはなかなか美しかった。何度か聴いているうちにやっとその姿を双眼鏡に収めたときは驚きだった。なんとエキゾチックな鳥かと。東南アジア原産だと知って納得した。

頂上付近でヒガラ、サンショウクイと出会って興奮していた直後、自分の背後からこのソウシチョウの囀りがいきなり始まって、またびっくりしてしまった。

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この囀りに呼応するかのように彼方此方でソウシチョウが一斉にさえずり始めたのでさらに驚いてしまった。生態はウグイスに似ているらしく、繁殖場所の取り合いが危惧されているようだ。

http://www.torikan.co.jp/webgairaisyu/cont/soushi.htm

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奥久慈で夏鳥たちに会ってきた(2)

オオルリ

男体山登山口に到着して歩き始めると、あのオオルリの朗々とした囀りが聞こえてきた。

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うっとりとして私は、その場に立ち尽くして聞きほれた。ハイキングコースとはいえ人が全然いない。私一人が独占しているのだった。 双眼鏡を取り出したが、姿を探すのは容易ではない。平地の雑木林とはわけが違うのだ。 結局バードリスニングで終わってしまった。 

今日はこの登山口で1回、頂上付近で1回、頂上から下山しながらの途中で1回の合計3回、オオルリの詠唱を聞いた。

最後に思いがけない出会いが待っていた。午後13時過ぎ、男体山神社に到着した直後、遠慮がちな本日4度目のオオルリの囀りを間近に聞いた。すぐそばだ。じっと立ち止まって息を潜めていると5メートルほどの薄暗い杉の木の枝にオオルリがいたのだった。そーっと双眼鏡で覗くと餌を口にくわえていた。雌へのプレゼントだろうか?

ウグイスの囀りもそうだが、遠慮がちな囀りは求愛のためだそうだ。朗々とした囀りは自分の居場所を誇示しながら縄張り宣言をするためのものらしい。この出会いは本日のハイライトの一つだった。 写真は、男体山神社。

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キビタキ、ヤブサメ、ホトトギス、センダイムシクイ・・・

頂上まで50分手前の大円地越の休憩所で連休前後には自宅付近の公園や雑木林で聞いたなつかしの囀りが聞こえてきた。キビタキだ。年配のハイカー達がやってきた。汗だくだくで息があがっている。一人の若者が私たちを追い抜いていった。ぴょんぴょん跳ねるように軽快に。ああ、うらやましい。 負けじ、と私も歩き始めた。すぐ近くで、何とヤブサメが囀ってくれた。あの、虫の泣くような声だ。(428日のブログ参照)

犬を連れた年配のハイカーにすれ違いながら、ホトトギスの囀りも聞こえてきた。金曜日に自宅で聞いたばかりのホトトギスだが、この出会い以降、あちこちでホトトギスの囀りを聞く。ホトトギスはオオヨシキリよりもむしろウグイスに多く託卵するようだ。とにかくウグイスの数が多いのには圧倒される。だとすれば、子育てをウグイスに託すホトトギスもこれだけいるのがうなづける。ホトトギスの囀りを聞くたびに姿を探したが、今日も結局姿は確認できなかった。山でのバードウォッチングの難しいところだ。

頂上までもう少しというところで朗々と歌うオオルリを聞きながら息を切らせて歩いていると、チ、チ、チ、チチョチチョビィー、とセンダイムシクイが何故か1回だけ囀ってくれた!

汗だくだくで男体山頂上に到着したのが11時半過ぎだった。

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奥久慈で夏鳥たちに会ってきた(1)

土曜日の昨日は、奥久慈の男体山に出かけてきた。

http://www.suigunsen.jp/hiking/hiking01.html

6時間近い山歩きだったが、雨も降ることなく野鳥達の囀りも多く堪能した。歩いたコースは西金駅から男体山~神社を経由して上小川駅まで。最初から最後まで途切れることなく、野鳥達のコーラスを聴きながら、お目当ての野鳥たちとの出会いもあって堪能した。

カワガラス

西金(さいがね)駅を出発して30分ほど、ウグイスとホオジロの大コーラスを聴きながら、ふと小川に目をやると、茶色い鳥が水面すれすれに飛んで行った。直感は大当たりだった。すぐ上流の浅瀬で2羽のカワガラス夫妻が餌を漁っていた。カラスの名前がついているけれどカラスではない。渓流の浅瀬で水にもぐって小魚や虫を捕まえる。尻尾をピーンと立てる仕草はミソサザイに似ている。本物のカワガラスを見たのは初めてだった!インターネットサイトから。

http://www.asahi-net.or.jp/~yi2y-wd/a-uta/uta-kawagarasu.html

キセキレイ

冬は自宅近くでも観察できるが、何故か4月を過ぎると子育てのために姿を消してしまう。カワガラスを観察していたら、頭上の電線でセキレイ類の囀りがいきなり始まった。見上げると、黒い頭に首から胸にかけてうっすらとした黄色の美しいキセキレイだった。近くにはもう一羽のキセキレイがいた。たぶん夫婦だろう。キセキレイの囀りを聞くのは初めてだった。 

http://www.asahi-net.or.jp/~yi2y-wd/a-uta/uta-kisekirei.html

サンコウチョウ

10日ほど前に思いがけないサンコウチョウとの出会いをしたばかりだったが、男体山登山口に到着する1時間のウォークの間に2ヶ所でスーイ、ホイホイホイホイ、と囀りを聞いた。囀りを聞くたびに足をとめ、目を凝らし、双眼鏡で姿を探そうとしたが、確認するのは至難の業。鬱蒼と茂る雑木林のどこにいるのかさっぱりわからなかった。しかし、サンコウチョウの囀りを聞けただけで、今日はここまでやってきて良かった、と思わずニッコリしてしまった。サンコウチョウは、午後の帰り道、滝倉沢でも1度囀りを聞いた。

写真 ① サンコウチョウの囀りが右手の山から聞こえてきた。 Kif_1667_3 ② ウグイスとホオジロが盛んに囀る里山を歩くのは本当に気持ちがよい!Kif_1687_4

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ホトトギスの囀りを聞く!

キョッキョ、キョキョキョ、キョッキョ、キョキョキョ・・・夢うつつの中で確かにホトトギスの囀りを聞いた! うーん、体がだるい、ベッドの中で寝返りを打つ。そしてまた、キョッキョ、キョキョキョ、特許許可局、と聞こえてきた。今年もホトトギスがやってきたぁ!

オオヨシキリが姿を現したのは430日だった。水辺の葦で朝から晩のみならず夜通し、精力的に鳴くオオヨシキリ。このオオヨシキリが卵を産むタイミングにあわせて遅れ気味にやってくるホトトギス。絶妙のタイミングで彼らの巣に自分の卵を紛れ込ませて、他の卵より先に孵って、オオヨシキリのまだ孵らぬ卵や同時に生まれた雛を巣の外に放り出して餌を独占するホトトギス・・・。

インターネットで囀りが聞けます。

オオヨシキリ

http://www.asahi-net.or.jp/~yi2y-wd/a-uta/uta-oyosi.html

ホトトギス

http://www.asahi-net.or.jp/~yi2y-wd/a-uta/uta-hoto.html

自然の妙というか、子育てを放棄するホトトギス。カッコウやツツドリも同じ仲間だ。

このところ上期の忙しさに捉ってしまい、ちょっと疲れ気味であったが、ホトトギスの声を聞いて、心が軽くなった。そーっと、東向きの2階の窓を開けて双眼鏡で姿を探した。残念ながら、見つからない。探し物は何ですかぁ、見つけにくいものですかぁ、陽水さん、そうなんです、ホトトギスが見つかりません・・・。代わりに遠くの電線でデーデーポッポと鳴くキジバトの姿を見つけた。そのうちモズの姿も双眼鏡に飛び込んできた。家のすぐそばの庭の茂みの中から突き出た松の木の天辺で周りを睥睨している。すぐ近くでヒヨドリが煩く騒いでいる。家の人によれば、ヒヨドリが巣を構えているらしい。

早朝6時すぎのつかの間のバードウォッチングだった。

昼休みのこと、R先生と歓談。四川省の大地震の募金活動の話しをしながら、昨年8月終わりに偶然もらったコクワガタが越冬してまだ元気でいることを報告した。

終日仕事に没頭して帰宅。家の玄関でふと右手の壁にアマガエルの姿があった。早速デジカメで写真を撮った。

夕食は、なんと鰹の刺身。今朝、ホトトギスが囀ったからって、気を利かせたわけでもないだろうが・・・。目に青葉 山ほととぎす 初鰹。 月並みだけれど新緑の季節にふさわしい。

ということで、今週も無事生き延びました。明日は、天気が崩れそうらしいが、早起きして、県内北部の900メートルほどの山をほっつき歩きに行こうと思う。双眼鏡を持って・・・。

玄関のアマガエルのスナップショット(またまたピンボケです。写真の腕は超ど素人)

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義理の叔母の贈り物~何と、サンコウチョウと出会った!

思いもよらない所で、あこがれのサンコウチョウと遭遇した。

父方の義理の叔母が亡くなった。享年87歳。3年前に叔父がなくなり、その後を追うように今週はじめに亡くなった。今日は朝から忙しく、出棺、荼毘、収骨、葬儀・告別式、精進落とし、と済ませてきた。

6時起床。いそいそと朝食を食べて、車で出かける。一瞬双眼鏡を持っていこうか、迷った。ある種の予感である。2年前の晩秋、北茨城でウソに出会った時も朝の出掛けに霊感があった。200611月のブログ参照→

http://birds-eat-bookworm.cocolog-nifty.com/blog/2006/11/post_4c0c.html

そのときは双眼鏡を持参して大成功だったのだが、今日はお葬式だ。やめとこう・・・結果的に、後悔することになってしまった。

7時半過ぎ、実家に到着。直後にもうアカゲラの地鳴きを聞いて、ああ、失敗した、と悟った。実家の家の裏手の鬱蒼と茂る森の一本の木(半分枯れかかった杉の木)にアカゲラが登場しただった。いきなり、テンションが上がってしまった。ウグイスはすぐそばの庭や、藪や崖のあちこちで囀るし、スルスルと枯れかかった杉の木の上の方で餌を漁っているアカゲラを肉眼で観察していると、シジュウカラやカワラヒワも近くにやってきて囀っている。まるで夢見たいな野鳥のコーラスショーが始まった。

午前10時前。待ち時間の間、西山荘(徳川光圀の隠居跡で有名)の近くのとある場所を散策した。あたりは林野庁所管の国有林だ。緑が一斉に吹き出した森の空気が心地よい。

亡くなった叔母の思い出。 弟が生まれる際に、母が入院して私はこの叔母のもとに預けられたのだった。雨がしとしと降るある日、庭で盛んに雑草狩りをする叔母の姿を縁側からじっと凝視していた私、当時5歳のことなのだが、その記憶が甦ってきた。 今から40数年前の4月半ばのことだった。

ウグイスのコーラスと遠くで微かにオオルリらしい囀りのする静かな森の中を通る散歩道のとあるところで佇みながら、知り合いにメールを打ちながら、そのコーラスに「ああ、イカルかな」、と思う野鳥の囀りが加わり始めた。半分無意識だ。「でも何か少し、違うナ」、という感じだった。

メールを打ち終わって、また歩き始めたちょうど、その時だった。目の前、そう30メートルか40メートル先を、すーっと、尻尾がとても長い野鳥が線を描くように左手の森から右手の森に横切っていって、また薄暗い森に姿を消した。そして、スーイ、ホイ、ホイ、ホイ、ホイと野鳥観察ガイドブックにも書いてある通り、そして、野鳥囀りCDに収録されている通りのあのサンコウチョウの囀りがすぐ近くで聞こえ始めたのだった。

その瞬間、その場に立ち尽くして、全身耳と化した私。 私は夢でも見ているのではないか?見たな、見たな、見たなーッ、あの尻尾のながいサンコウチョウを!

1分か2分、囀りに聞きほれながら、徐々に我に返りながら、双眼鏡を持ってこなかったことを後悔し始めた。

姿を見たのは、ほんの数秒、たぶん、5秒くらいだった。まるでそれは録画ビデオ再生によるスローモーションのカットのシーンのようだった。その後約30分ほど、鬱蒼としげる森の中を時々場所を移りながら囀るサンコウチョウ、つまり、バード・リスニングを堪能したのだった。やがて、私が姿を消したので周りが騒ぎ出し、弟が私を探しにやって来た。弟に一部始終を説明し、一緒に耳を澄ませるとホーイホイホイが遠くで聞こえたのを最後に、それっきりになった。

インターネットのあるサイトにサンコウチョウの姿と囀りがアップされてます!

http://www.asahi-net.or.jp/~yi2y-wd/a-uta/uta-sankou.html

一度見たら絶対忘れられない姿だ。写真は雄(♂)だ。雌は尻尾が短いという。かつては、普通に平地の雑木林で繁殖していたらしいが、近年はその数が激減していて、バードウオッチャーにとっては垂涎の的といえるくらいの存在らしい。

http://eco.pref.yamaguchi.jp/rdb/html/02/020096.html

このサイトにあるとおり、準絶滅危惧あり、とされる野鳥なのだ。

叔母の逝去で、たまたま、出かけた父の実家。 たまたま、待ち時間に、菩提寺の近くのとある場所をたまたま午前10時ごろ散策して、まったくの偶然で出会った憧れのサンコウチョウ。何と言う僥倖だろう。このまれに見る出会いをプレゼントしてくれたあの心温かくやさしかった叔母に、嗚呼、合掌。 サンコウチョウは叔母の化身として私の記憶に行き続けるに違いない。

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夏鳥が続々とやって来ています!そして、嗚呼、オオルリ三昧!

先週土曜日は出勤だったので、今日は振り替え休日でおやすみぃ~!待望のオオルリに出会えてぐっすりと熟睡した昨夜だったが、今朝は、5時に目が覚めてしまった。ウグイスは5時半前に鳴くので、つまりは、ウグイスより早起きをしたということ。

良し、今日も行くゾ~ォ、と双眼鏡を持って家を出た。昨日とは反対のコース、桜川緑地を歩こうと決めた。玄関を出て、一瞬迷いが生じて、昨日待望のオオルリを観察した逆川コース方面に足が伸びて計画変更をしそうになったが、すぐ心を修正してまずは、少年の森に足を踏み入れた。これが大成功だった。

少年の森のまでは静かな住宅街を歩く。いつものとおりウグイスが囀り始めていたのだが、少年の森に入った途端、いきなり、エゾムシクイの囀りが私を迎えてくれたのだった!やったぜ、ベイビー!初っ端から絶好調ダゼ!しかし、これで驚くのはまだ早かった。その後が、驚き桃の木山椒の木であった

緑が一気に噴出してすがすがしい香りがあたりに漂う小さな雑木林なのだが、ちょっとした森林浴気分で50メートルほど進むと、静かだった少年の森は一気に野鳥のコーラスに包まれた!もうそれは圧巻だった!チチョチチョビー、とセンダイムシクイの囀りが聞こえたかな、と思ったら、キョロンキョロンジュリリ、のアカハラ、ツピーツピーツピーのシジュウカラで一気に賑やかになった。

耳を澄まして聞いていると、そのシンフォニーの中に、ひときわ高らかにあの美しいオオルリの囀りが聞こえたような気がした。ンンン?耳を澄ませながらじーっと立ち尽くす。徐々にトーンが上がってきた。おお、やっぱり、オオルリだぁ!。昨日のぐぜるような囀りに似ている。すこしばっかり遠慮気味だ。目を凝らして音源をたるとチラリと姿が見えた。英語名Fly catcherと言うとおり木の高い梢で宙返りするような仕草で忙しく飛んで空中の虫を食べるのだ。双眼鏡の中は、あこがれの、昨日目の当たりに見たばかりで興奮さめやらぬあのオオルリであった!やったぁ、二日連続でオオルリの大当たりィ!!!

しかし、オオルリはすぐに鳴きやんで姿が見えなくなってしまった。残念。

ここで気を取り直して、ひとまず、少年の森を離れた。そして、約2時間桜川緑地を散策したのだった。本日の「鳥果」、つまり観察した野鳥、というかリスニングしたものも含めると、

1)   オオルリ♂1(囀り) 2)ウグイス(囀り) 3)キビタキ♂1(囀り) 4)センダイムシクイ3+

(囀り) 5)エゾムシクイ1(囀り) 6)ヤブサメ1(囀りというか地鳴き) 7)ツバメ 8)コチドリ 9)アオジ(囀り) 10)ホオジロ(囀り) 11)セグロセキレイ(囀り) 12)メジロ(囀り) 13)シジュウカラ(囀り) 14)マヒワ 15)シメ 16)ツグミ 17)アカハラ(囀り) 18)ヒバリ(囀り) 19)キジバト 20)コゲラ 21)ヒヨドリ 22)ムクドリ 23)カワラヒワ(囀り) 24)コブハクチョウ 

25)コクチョウ 26)ヒドリガモ(まだいます) 27)ホシハジロ(まだいます 28)カルガモ

注)太字が渡りでやってくる夏鳥

冬鳥もまだいるのだが、夏鳥が大分揃ってきた。オオルリ、キビタキ、センダイムシクイ、エゾムシクイ、ヤブサメ、と来たのだ。クロツグミがまだだなぁ。ノビタキもそう言えばまだ見ていない。季節限定で移動中の野鳥が羽を休める束の間の瞬間を双眼鏡で捉えるのは大変なことなのだと思う。

上流で約1時間、元気に囀るキビタキと戯れて、8時半過ぎ、少年の森に戻った。途中、シィシィシィシィと虫が鳴くようなヤブサメの声も聞いた。清掃でモーター音をたてて埃をたてている作業中の人があってうるさかったが、その騒音にも関わらず、オオルリ君の囀りが聞こえてきた。なんと伸びやかで新緑にふさわしい清々しい囀りだろうか!私はふたたびその場に釘付けとなってしまった。30分近く、ベンチに腰掛けて美しい囀りに聞き入ってしまった。双眼鏡で美しい青と白のツートーンカラーのオオルリ君の姿を追い求めながら。合間には同じ夏鳥のセンダイムシクイの合いの手が入った。

9時半前に、一旦帰宅した。少年の森の出口では、別のセンダイムシクイと朝一番、私を元気な挨拶で出迎えてくれたエゾムシクイが囀っていた。 私は夢を見ているのではないか?

参考までに、センダイムシクイの囀りはこんな感じです。

http://kochan01.cool.ne.jp/link/yatyo/sendaimusikui.html

そしてエゾムシクイは、

http://kochan01.cool.ne.jp/link/yatyo/ezomusikui.html

ヤブサメは、

http://kochan01.cool.ne.jp/link/yatyo/yabusame.html

みんなウグイスと同じ仲間で結構似てます。正直いって私には外見から見分けがつきません。

朝食を取りながら、家の人に、少年の森にオオルリが来てるよ、と興奮気味に話す。しかし、相手にはなかなか、何がすごいのか、理解してもらえない。私は、トイレで用を足すのもそこそこに、ふたたび少年の森に戻った(歩いて5分ちょっとの距離です)。

10時前の少年の森は静かだった。が、すぐにまた囀りが始まった。シジュウカラ、センダイムシクイ、そして、オオルリ。囀り始める直前には、座っていたベンチのなんとすぐ近くのモミジの木、地上3メートルくらいのところに降りてきていたのだから、びっくりである。わずか10メートルくらいの至近距離だった。オオルリが鳴いている間はずっと森にいようと、本を持参で来たのだが、本を読む気分にはならない。

だんだん、遊ぶ子供達の声がするようになってきた。10時半過ぎ、森は再びシーンとしてしまった。これを潮時と見て、今日のバードウォッチングを終了した。 この分だと、明日の朝も少年の森に行ってしまいそうだ。

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やっとオオルリに出会えました!

あこがれのオオルリ(♂)を間近に観察して来ましたぁ!

ウグイスの囀りで目が覚めた今朝。時計を見ると5時半。外は、曇り空。よし、行くぞォ~!

双眼鏡を持って家を出た。コンビニで肉まんを買って腹ごしらえ。3週間ぶりに逆川緑地を歩いた。歩き始めてすぐにキビタキの囀りが聞こえてきた。目を凝らして姿を探すがなかなか姿が見えない。緑が濃くなってきた雑木林の上のほうにいるのだが。チラリと姿をみただけで終わってしまった。 

途中で小雨模様になったが何のその。第三米沢橋のすぐ上流でふたたびキビタキの囀り。今度こそ、とひっそりとした雑木林で粘る。美しい囀りが聞こえるが、なかなか姿が見えない。途中で、エナガの群れがやってきた。10分、15分、時間が過ぎていく。とうとう、囀りは止んでしまった。ここでもキビタキの姿を拝むことは出来なかった。悄然とする私・・・。

今日も駄目かね、と半ば諦めつつも、もう少し上流に行って見よう。空はどんより、小さい雨粒がまだパラパラと落ちてきているが、静かに、ゆっくりと、もうあまりうれしくなくなった(何という贅沢)ウグイスの囀りを聞きながらさらに上流へ向かって歩いていく。心は無心だ。

ふと逆川右手の土手の潅木に目をやると、野鳥が逆光気味にシルエットを描いていた。ヒヨドリじゃないし、ツグミでもないな、と思いながら双眼鏡で覗いてみた。そして、びっくり、たまげてしまった。あこがれのあのオオルリじゃないかぁ!それも美しいほうの♂だ。瑠璃色というか群青色と白のツートンカラー。野鳥図鑑では見飽きるくらい眺めたオオルリだぁ!

心臓がバクバクし始めた。20メートルくらいの至近距離。周りではウグイスが囀り、ヒヨドリがピーヨと煩い鳴き声をあげ、アオジ、ホオジロも囀り始めたのだったが、何とオオルリ君も小さい声でぐずるように囀り始めるではないか!出会いは突然だったが、こんな至近距離でしかも私の目の前で囀ってくれるとは・・・ その場に釘付けとなってしまった私。日曜の早朝で散歩人はいない。私一人がすべてを独占している・・・ 双眼鏡の中のオオルリの姿と囀りと私が一体化する瞬間だった。

3度囀って、オオルリ君はちらりと私を見て飛び去った。

ふーっ、とため息をついた。体の力が抜けて、緊張が解けた。オオルリは渓谷がある山にいる夏鳥だが、東南アジアから新緑の季節に日本にやってくる渡り鳥だ。普通の平地では渡りの移動途中で観察できる時期限定の野鳥なのだ。忘れもしない2年前の2006430日に同じ逆川だが笠原水道は野鳥観察の森で、オオルリの囀りを聞いている。木の高いところで何度も何度も美しい囀りを聞かせてくれたのだったが姿はチラリとしか見せてくれなかった。御前山でも同じだった。声はすれども姿は見えず。フラストレーションがたまる野鳥なのだ、私にとっては。今年こそ、とばかりに先週一週間は双眼鏡を持って毎朝職場へ1時間半かけて小川がながれる湿地帯のそばの雑木林縁などオオルリが好きな環境とおもわれるところを歩き回ったのだが、空振りだった。ずーっと振られっ放しだった。

そして、今日ついに念願がかなった。オオルリはバードウォッチァーにとっては憧れの鳥だ。インターネットで検索すれば美しい姿と囀りをアップしているサイトが結構あるのはその証拠だろう。例えば、

http://www.asahi-net.or.jp/~yi2y-wd/a-uta/uta-oruri.html

今日は私にとっては記念すべき日になった。明日以降もしばらくは、毎日双眼鏡を持って出かけることになりそうだ。

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キビタキ、ついに現れる! 

ポカポカ陽気とは言え、東京よりは寒い北関東の田舎都市。先週から、遅番勤務になり、朝はゆっくり起きて、9時前に徒歩で職場へ向かう日々である。1時間半かけて!双眼鏡片手に・・・しかし、お目当てのキビタキにはこの二日出会えなかった。

ウグイス、シメ、マヒワ、アオジ、ツグミ、カワセミ、ビンズイ、エナガ、シジュウカラ、カワラヒワ、シロハラ、シジュウカラ、ホオジロ、などなどはいるのだが・・

今日も駄目かと諦めかけて、桜山を歩く。桜はとっくに散り、緑があっという間に濃くなって来た。カワラヒワにしては随分訛った声がするなぁ、とぼんやり歩きながらチラリと動く野鳥の姿。ン? カバンから双眼鏡を取り出すのに手間取って、肉眼で見た姿は黄色かった。ヤヤヤヤヤッ!!!待ちに待ったキビタキだぁ~。心臓がバクバクする。やっとこさ、双眼鏡を取り出して焦点を合わせると、こんな姿が円の中に納まった!!!

http://www.asahi-net.or.jp/~yi2y-wd/a-uta/uta-kibi.html

これで心が軽くなった。10分近くその場に立ち尽くして元気に動き回るキビタキと戯れた。とにかくじっとしていない。途中、小さな毛虫を捕まえて食べるところも観察させてもらった。頭が禿げかかった童顔の中年男が興奮しながら双眼鏡を盛んに覗き込んでいる。真昼間の公園で。怪しくないか?

脳内はα波にすっかり満たされた私。後ろ髪を引かれながら職場に向かう。

途中、一週間前に発見したシジュウカラの巣を覗くと、何と雛が孵っていた。何羽いるのか薄暗くて分からないが、一昨日覗いたときは6個の卵があったのだった。巣立ちまで2週間くらいはかかるだろうが、しばらくは目が離せない。私だけが知っている意外な場所にあるシジュウカラの巣と子育て・・・。

職場に近いいつもの雑木林を通ると・・・昨年の12月はキクイタダキの群れに出会ったところだが、昨日の昼の散歩でビンズイの群れに再び出会った。空耳だったかも知れないがビンズイの囀りを聞いたような気がしたのだった。そして、今日、何度も何度もこのビンズイの囀りを聞いた。最初はメジロの囀りかと思ったが調子がやはり違う。複雑だがなかなか美しい囀りだった。5年前、高尾山に登ったとき頂上で聞いた美しい囀りは、たぶん、このビンズイの囀りだったのだろう。長らく忘れていた記憶も今日、ビンズイの囀りを聞いて氷解した。

ビンズイの囀り

http://www.asahi-net.or.jp/~yi2y-wd/a-uta/uta-binzui.html

メジロの囀り

http://www.asahi-net.or.jp/~yi2y-wd/a-uta/uta-mejiro.html

職場では1日ウキウキした気分だった。仕事はもちろん、ちゃんとしました!

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ノビタキには出会えなかったが、イソヒヨドリの♀には出会えた・・・。

今週は春の嵐で桜が大分散ってしまった。しかし、今日は朝から天気がよくて6時に目が覚め、双眼鏡を持って出かけた。

夏鳥の移動の季節。オオルリやキビタキやクロツグミが来るのは例年4月の第3週から第4週にかけてだからまだちょっと早い。実は、それより少し早くやってくる通過途中のノビタキを期待しての早朝バードウォッチングだった。

夏鳥にして関東では高原で繁殖する鳥なので春と秋の移動で平地で羽をやすめる際にちょっと観察できるだけの鳥だが、オス(♂)はなかなか美しい鳥だ。実はまだ一度しか見たことがない鳥だ。2年前の416日の日記に記録してあるのだが、冬羽から夏羽に移行途中の♂のノビタキに出会ったのだった。桜川緑地の草地だった。最初はモズかと思ったがどうも様子が違う。ジョウビタキでもない。帰宅して図鑑をいろいろ調べた結果、移動中のノビタキの♂と分かった。証拠写真を取っていないが99%間違いない。

http://www.onomichi.ne.jp/~eco/wildbird/wb_5_003.html

しかし、今日は残念ながら出会えなかった。明日またトライしようと思う。その代わり、セッカに出会った。

http://members15.tsukaeru.net/iwaki_bird/_oka/sekka.htm

まだ冬鳥もいる。ジョウビタキとルリビタキは姿を消してしまったが、ツグミ、マヒワ、シメ、カシラダカ、ビンズイ、オオハクチョウ、ヒドリガモなどなどまだまだ頑張っている。囀りも盛んだ。ウグイス、ホオジロ、メジロ、ハクセキレイ、カワラヒワ、シジュウカラ、ヒバリ、そして渡り直前のシロハラまでもが(今週は毎朝、早朝のシロハラの囀りで目が覚めた)!

http://kochan01.cool.ne.jp/link/yatyo/sirohara.html

お昼から、ポカポカ陽気に誘われて大洗に出かけた。昨年12月以来だ。イソヒヨドリでも見てやろう、うまく行けば囀りだって聞けるかもと思って。また、新聞ではセイゴがぼちぼち釣れ始めているという情報もあって、下見を兼ねての遠出である。大洗駅について自転車をレンタルした。釣り人は結構いるのだが、釣れている様子はなかった。外道で60センチ級のマルタ(ウグイの仲間)を釣っている人がいただけだ。まだまだ、水温が低くて食いが鈍いようだ。

2時間、田園地帯をサイクリングしたのだったが、なかなかイソヒヨドリに会えない。焦り始めた。普通に海岸付近では見れるというのだが。もう時間がないなあと思いながら、涸沼川の桜並木を走っていたら、桜の木に蜜をすっているヒヨドリとはちょっと違うなという鳥に遭遇した。ぴーんと来た。双眼鏡で覗いて見れば、やったぁ、イソヒヨドリの♀であった。♂ほどの派手さはないが、なかなか美しい。ツグミの仲間で留鳥である。

これでやっと気分が楽になり釣り人と話し込むことさらに1時間半。さっぱり釣れない釣り師だったが、二十歳過ぎの頃はマグロ漁船に乗ってケープタウンやフリーマントル(オーストラリア)や南米のガラパゴスを約3年に渡って漂流したという。カタコトの英語とスペイン語がペラペラと出てきた。そして思い出はなんと言っても女の話だ。釣り師はことのほか饒舌だった。

フリーマントルは私も10年近く前に前の会社の先輩を訪ねて釣りをしたので、その話でまた盛り上がった。そのときはアジが2匹しか釣れなかったのだったが。マグロと言えば、日本では津軽海峡の荒波でもまれて脂がのったブランド品が有名だがこれに匹敵するのがオーストラリアのタスマニア付近で取れるマグロだそうだ。

釣り師が一匹釣り上げたら帰ろうと待つものの、一向に釣れる様子がない。とうとう16時過ぎに腰を上げた。5月連休に私もトライしに来ますのでよろしく!早朝か夕まずめがセイゴ・フッコ釣りにはいいタイミングらしい。桜の花がハラハラと散っている中、自転車に乗ろうとすると1時間半前に出会ったイソヒヨドリはまだ桜の木に羽を休めていた。私に気付いたイソちゃんは、すぐ近くの茂みに姿を隠してしまったが。イソヒヨドリはこんな鳥です。

http://www.cec-web.co.jp/column/bird/bird76.html

囀りは残念ながら聞けなかった。が、このサイトで聞いてみるととなかなか美しい囀りだ。

http://www9.big.or.jp/~mishii/bird/isohiyodori.html

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ツバメ来たるッ!!!鳥たちは「恋の季節」

ああ、3月ももう終わってしまう・・・ううう。梅が散って桜がもう東京では満開だという。北関東のこちらではまだなのだが、その間、コブシの木に清楚は白い花が咲き誇っている。なかなか美しい。沈丁花も先々週から咲いて芳香放っている。春が沈丁花なら秋は金木犀だ。匂いの花だが、いつのころからか愛着のある植物となった。ああ、この早春のまだ肌寒い空気とすこしばかりのメランコリー・・・

冬鳥が姿を消しつつ、夏鳥が徐々にやってくる季節だ。今日あたりもう気の早いツバメが空を舞っているだろう、と期待しながら逆川緑地を歩き始めると、ツピッ、ツピッ、と声が聞こえてきた!!!ツバメだぁ。

朝の7時半過ぎから11時までたっぷりと自然観察しながら野鳥や草花や昆虫達と戯れた。

先週の土曜日には、ヒキガエルが冬眠から目覚める瞬間を偶然目撃した。職場近くの湿地帯で聞いたことのないゲコッ、ゲコッという声を聞いた。音源に目を凝らすとヒキガエルが1匹、2匹、3匹ともぞもぞ泥の中で蠢いている。

蝶も動き始めた。モンシロチョウ、ヤマトシジミ、ルリシジミ、ルリタテハ、キタテハ・・・。

今日の観察結果は:

1)   コサギ 2)シジュウカラ(囀り) 3)ウグイス(囀り) 4)マヒワ 5)ルリビタキ 6)シロハラ

7)ツグミ 8)アカゲラ 9)コゲラ 10)エナガ 11)ビンズイ 12)ハクセキレイ(囀り) 13)オ

オタカ 14)アオジ(囀り) 15)カワラヒワ 16)ホオジロ 17)シメ 18)キジバト 19)メジロ 

20)コブハクチョウ 21)カルガモ 22)キジ 23)ヒバリ(囀り) 24)コジュケイ 25)ハシボソ

ガラス 26)ハシブトガラス 27)ムクドリ 28)ヒヨドリ 29)ベニマシコ

先週末まで見かけたジョウビタキが姿を消してしまった。ルリビタキも1羽だけかろうじて地鳴きとちらっと姿を見ただけだ。マヒワはまだ沢山いる。群れていたエナガはツガイでの行動になっている。そう、恋の季節なのだ。カルガモ、ハクセキレイ、ツグミ、コブハクチョウ、あちこちでカップルとなっている。ああ、先週は職場の体育館のそばで早朝から交尾をするキジバトに遭遇したっけ。邪魔してしまったなぁ。

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イカルの囀りを聞く!そして、トラツグミィ~!そして、カラスは巣作り、そして祟り・・・

ウグイスの囀りが聞こえ始めて10日ほどの今朝、これまでのグズリとは違う本格的な囀りを早朝のキャンパスで聞いた。

キャンパスの一角で野鳥の羽が散乱している。ツグミかシロハラだろうか?猛禽に食われた後らしい。ああ、合掌。

昼休みはこのところ天気の良さに誘われて、毎日のようにもみじ谷~桜山~職場近くの雑木林コースを1時間ほど歩いている。昨日は、3メートルほど近くまでルリビタキの♂が近づいてきた。白い糞を2度、3度と落とす。野鳥は飛ぶのに体を軽くするため、消化が早いらしい。食べては排出し食べては排出することを繰り替えすらしい。私のかつての職場で先ごろ退職されたM先輩もすさまじいストレスの中で仕事をし過ぎて胃を切って以来、排泄のペースが早くなったそうだが・・・これはあまり関係ないか・・・

ポカポカ陽気で心も軽いのだが、野鳥の出会いが少ないなぁ・・・と思っていたらどこからともなく聞いたことのあるような美しい囀りが聞こえてきた。おお、イカルだぁ!

http://midopika.cool.ne.jp/songs/ikaru.html

2年前の御前山で目の前に現れたイカルも美しい囀りを聞かせてくれたものだ。昨年の11月後半、留学生を連れて日光に出かけ、湯元温泉に足を伸ばした。みんなで足湯に浸かって、ポカポカして、さあ、帰ろうか、と駐車場に来たとき、イカルの囀りが聞こえた。こんな寒い時期にも鳴くのかぁと・・・。

イカルの声を探してあちこち歩いた。音源は絞られて護国神社の脇の土手の木の上のほうと分かった。すぐ近くでアカゲラが鳴きながら目の前を横切っていく。そして、またイカルが囀る。双眼鏡で姿を捉えた。今朝のウグイスと違って、少し遠慮がちだったが。ああ、これで今日は何とか乗り切れるという安堵。

職場への帰り道。いつもの雑木林のそばを歩く。アオジ、シメ、キクイタダキのカップル(今年は何度であったことか)、コゲラ、モズ、そして、おおトラツグミまで姿を見せてくれた。NHKのサッカー実況中継で有名な山本アナウンサーの名台詞にならえば「トラツグミィ、トラツグミィ、トラツグ~ミィ~!!!」である。過去に3度であった場所に近づきながら呪文を唱えると、トラツグミは姿を現してくれたのであった。

なんとなく心がうきうきする季節なのだ。早春の冷たい風、新しい年度の始まり、期待と少しばかりの憂鬱とが入り混じる気分。日頃はあまり気に掛けないカラス達だが、見かけるカラスはことごとく嘴に小枝をくわえている。巣作りが始まったのだ。

PS

先週の日曜日のこと。笠原水道の雑木林をうろついていた。エナガ、ルリビタキ、ミソサザイなどと戯れていたのだったが、地面を歩き回るハシブトガラスを見つけた。ところが、近づいても逃げないで地面をぴょんぴょん跳ねるだけ。即座に、怪我していることに気付いた。悪戯心がもたげて、カラスを追い回してしまった。本当は保護してあげなければいけないのかも知れない。しかし、Kストアで営巣していたツバメの巣を2度にわたって襲ったハシブトガラスには恨みがある。追いかけまわすとすばしっこく逃げる、逃げるカラス君(♂か♀か不明なのだが)、土手を降りて近くの流れる小川の近くまで追いかけてしまった。大人気ない私だった。一度棒で押さえつけたら、目をぱちくりしていた。観念したようだった。しかし、むごいことは出来ない。飛べない君はもう生き残れないだろうなぁ、と思いつつ開放してあげたのだった。

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カラスに悪戯しての帰り道、ジーンズのポケットに手を入れたら3000円が紛失しているのに気付いた???!!!どこで無くしたのか?カラスの祟りだぁ~・・・・

スズメとならんでカラスは鳥類ではもっとも進化した種で知恵があることは確かだ。かつて私はカラスと隠れんぼをしたことがあるし、また、人の間抜けぶりを嘲笑うカラスのことも知っている。イギリス人アッテンボローのドキュメントでは、仙台市で道路を走る車の前に胡桃を落としてその上を走らせて殻を割って実を食べるカラスを紹介していた。ああ、カラス、あな恐ろしや・・・

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ウグイスの初鳴きを聞く!そして、三度目のトラツグミ!

日が長くなった。朝6時過ぎにはもう日が昇るようになった。明けがたうつらうつらする時刻にまずはカラスの声で目が覚める。目が覚めるというか半分は夢うつつである。しばらくして、チュチュン、チュイ、チュイと雀たちが一斉に囀り始める。これが私の一日の始まりだ。

ホー、ホケッキョ・・・と夢の中で2度、3度聞いたような気がした。それが、昨日33日の朝のこと。夢うつつの中で。ハッとして目が覚めたがもう聞こえない。願望による幻聴だったのだろうか?

そして、今朝のこと。7時前にいつものように起きて1階のキッチンで朝食を取り始めた。

オレンジジュースとカフェオレとチーズ入りのフランスパンにベーコン入りのパン。これが毎朝の定番だ。オレンジジュースを飲みながら、新聞を広げ、一口、二口もぐもぐする。と、すぐ右手の東向きの窓ガラスの向こうから、遠慮がちのウグイスの囀りがした。ケッキョッ・・・

ホーケッツキョッ。なんとも中途半端な囀りか。しかし、ウグイスだ。思わず噴出しそうになってしまった。 2度、3度と鳴いてまた静かになってしまった。冬が去りつつあることを実感させる瞬間だ。今年も、こうしてウグイスの声を聞けた!

昨日の囀りは幻ではなかったのだった。7時半すぎ職場に到着。早朝のキャンパスを歩く。土手付近の雑木林に差し掛かると、またまた聞こえてきた。ホーホケキョッ!こちらは、かなりまともな囀りだったが、幾分まだ遠慮がちであった。

それでも、今年一番のウグイスの囀り。心が弾んだ。春だとは言うもののまだ寒い。しかし、梅の香りがあちこちで漂い始めている・・・。

PS

昼休み、梅の香りに誘われていつものコースを散策した。ツグミ、シロハラ(10羽以上)、アカハラ、オレンジ色のジョウビタキ(♂1、♀1)、瑠璃色のルリビタキ(♂1)、シジュウカラ(囀り)、カワラヒワ(囀り)に混じって、もみじ谷では、またまたトラツグミに再会した。先週水曜日とまったく同じ場所だった。

PSPS

先週末は2コース、午前中たっぷりとバードウォッチングに没頭した。特に新しい出会いはなかったけれど、春先のカシラダカの美しい囀りも聞いた。

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春の椿事か?トラツグミ再び!それもダブルで・・・

春一番が吹いたのに、冷えこんだ今朝。学生のいないキャンパスは静まり返っている。

オンシーズンのオーバーホールをしながら、ゆったりとした時間が職場を流れている、と行きたいところだが、なかなかどうして、人生は思い通りにいかないナ。結構忙しいのだ。と思いつつも、今日は昼休みの1時間、野鳥たちと久方ぶりで戯れた。(やっぱり、暇なんじゃないっすかぁ?)

昨夜は雨がふった。地面が濡れている。コンクリートジャングルの東京と違って北関東の地方都市。いつものコースを歩く。もみじ谷に来た。 散歩人もいる。ツグミの姿が2羽、50メートルくらい先に見える。一羽がさーっと逃げる。もう一羽はまだ地面で餌を探している。ん?ちょっと違うな。双眼鏡で何気なく覗いて見ると、何、何、何、トラツグミちゃんじゃないのぉ~!!! 一気に血圧があがった。 丁度年老いた夫婦が通りかかって近くの茂みに姿を消したが、しばらくしてまた姿を現してくれた。こちらを向いたり背中を向けたり、左サイド、右サイドとポーズを取ってくれた。至福の瞬間、とはこのことか。約5分ちかく、たっぷりとその美しい???姿を堪能した。私は、覗きか!!!???

やがて犬を連れた若い女性の散歩人が現れて、オシマイ。緊張がほぐれた。気がつけば、まわりには、ジョウビタキ、シロハラ、キセキレイ、マヒワ、ルリビタキと次々と姿を現してくれた。調子よくなってきたぞ。

地面がゆるんでいて、ミミズが取りやすいのかあちこちでツグミの仲間に出会った。職場近くの雑木林に差し掛かった。アカハラ、アオジ、カシラダカ、シメ、ツグミ、シロハラ、モズ、ザリガニを捕らえて飲み込もうとするコサギなど次々と野鳥達に出会う。そして、また、一羽の未確認飛行物体を30メートル先に確認して、あわてて双眼鏡を覗くと、何、何、何ぃ、トラツグミじゃないのぉ~。やったぁ~。今日はダブルだぁ!!このトラツグミは、新年早々であったあのトラツグミに違いない!!!

脳内はα波に満たされた。満足、満足。5分ほど立ち尽くしてたっぷりと2度目のトラツグミちゃんと対峙させてもらいました。 

さてとぉ~、そろそろ行かないと、時間に遅れる。ステップを踏みながらルンルンルン気分で、アカゲラの声とキクイタダキの地鳴きを聞きながら(姿を捉える時間がなかったのが残念)、最後はマヒワ(マフィアではありません)の夫婦に出会って、束の間の「真昼の情事」は完了した。

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厳冬の今朝、キャンパスにマヒワ舞う!

秋セメスターもまもなく終わる。交換留学生たちも元気に帰っていった。試験期間中で、職場はひっそり静まり返っている。冬場は毎朝恒例の早朝バードウォッチングを敢行する毎日である。

雨上がりの一昨日の朝はまるで3月上旬の陽気だった。野鳥達はいきいきと地面におりて動き回っていた。キクイタダキとはこれでもか、これでもかと毎日のように職場周辺で毎日出会い、戯れている。

Goldcrest(キクイタダキの英語名) loves pine trees. キクイタダキは松の木がお好き。キャンパス内のいたるところに松の木があるのでが、あちこちで出没してくれる。昼間書類を持って本部棟を往復する途中でも体育館のそばの松の木でシリリリッと虫のなくような独特の声でキクちゃんに気づく。こんなに身近な鳥だとは信じられないくらい、今冬はキクイタダキをよく見かける。ああ、今年限りじゃないことを祈るばかりだ。

そして、大寒の2月。今朝は厳しく冷え込んだ。敷地内のコンビニの前の大木には毎朝カワラヒワの群れが、キリキリコロコロビーン、ビーンとたむろしているのだが、今朝はそのカワラヒワを圧倒する数の野鳥の群れがいるのに気づいた。静まり返るキャンパスに私の革靴の音がこだまする。と、一斉に、ワーッとこの小さな野鳥が飛び立った。30羽、40羽、5羽? おお、マヒワじゃないかぁ! マフィアではない。 マヒワだ。 身近にいそうで、なかなかめぐり合えない野鳥である。出会うといつも何十羽もの大きな群れで木の実なでの餌をあさっている小さな野鳥である。

http://www.asahi-net.or.jp/~yi2y-wd/a-uta/uta-mahiwa.html

http://www.cec-web.co.jp/column/bird/bird66.html

ちなみにカワラヒワは、

http://www.cec-web.co.jp/column/bird/bird21.html

似ています。バードウォッチングを始めてすぐに出会った野鳥はカワラヒワ。それに比べると、マヒワに出会う回数は極端に少ない。記憶をたどれば、バードウォッチングを始めて2003年の1月か2月に流山の公園で一度見たきり、2007年の冬まで見る機会がなかったのが本当のところだ。2007年は3度ほど徳川博物館のある雑木林縁でハンノキ?に大きな群れがいたのだった。今年はまだだなあ、と思っていのだが、今朝偶然にもあのマヒワの大群にであったのだった。

私の足音を聞くとマヒワは一斉に空を舞い一目散に遠くへ飛び去ってしまった。

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新年明けて、何とトラツグミと会う。

今年も、遅ればせながら新年あけましておめでとうございます。

年末年始はゆっくりして始まった新年の仕事初めは1月4日。14連休ですっかり身も心もなまってしまったと思いきや、やることはたくさんあって、初日から緊張しながらはや仕事モード、通常とかわらぬ日々が始まった。

しかし、元旦から3日までは東京で遊びほうけていたので(浅草寺にもお参りした)、2008年最初のバードウォッチングはまだしていない。

底冷えのするこの田舎では東京より2度~3度は気温が低く、暖房が効く建物のなかでじっとしていたいところだが、野鳥を見たい!という情熱が勝り、10年前に買ったイタリア製の皮のコートを着込んで双眼鏡を持参、束の間の1時間、野鳥達との「真昼の情事」タイムを楽しんだ。

もみじ谷、護国神社境内、桜山とゆっくり歩く。ツグミ、シロハラ、ルリビタキ、ジョウビタキ、シメ、シジュウカラ、ヤマガラ、アカハラ、メジロ、コゲラ、モズなどいつもの野鳥達に加えて、キクイタダキの群れにも出会った。今冬は本当にキクイタダキ三昧の日々だ。観察に出かければかならずキクちゃんの群れに会えるのだから!それと、シメの数が例年になく多いナと思う。

やれやれ、と安堵しながら職場手前のひっそりとした雑木林に差し掛かったときのこと。前方の雑木林沿いの細い道にちらりと動く野鳥の姿。ツグミ?アカハラ?シロハラ?何気なく双眼鏡を覗くと何、何、何ィ!!! 図鑑では眺め飽きるくらい眺めてあこがれていたあのトラツグミがいるではないか!初めて本物に出会ったこの瞬間、一気に血圧が上がった。心臓がバクバクし始めた。

間違いない、憧れのトラツグミ!!!♂か♀かは分からない。よーく見るとハトサイズで他のツグミのサイズ20センチ前半より一回り大きい。ぴょんぴょんと跳ねながら地面を突っついたり、道の脇の木の株にチョコンと座って横顔を見せてくれた。その間、周りの音が私の耳から消えてスローモーションのように双眼鏡の中でトラツグミは動き回った。そして、最後はチラッとこちらを見て、左手の土手の雑木林の茂みに消えて行った。30秒、いや一分くらいか?

徐々に感激の波が押し寄せてきた。2008年第一回目の野鳥観察で、いきなりトラツグミに会うなんて!!!なかなかのスタートじゃないかぁ!!!2007年度の仕事はまだまだ残っていて重荷なのだが、一気に心が軽くなる仕事始めの昼のひと時だった。

参考までにインターネットで検索したサイトを二つほど以下に記します。

http://www.asahi-net.or.jp/~yi2y-wd/a-uta/uta-tora.html

http://nwbc.jp/torizukan/20toratugumi.html

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雨にぬれても・・・キクイタダキと今日も戯れる。

今朝は朝から雨、雨、雨。しかも遅番勤務。9時過ぎに家を出ようとしたら小止みになった。ヨシッ、歩くゾ! 大きめの傘を持っていつものコースを歩く。少年の森を通りすぎて千波湖畔にでる。カイツブリ、カンムリカイツブリ、マガモ、ユリカモメ、セグロカモメを眺めながら歩く。と、だんだん雨足が強くなってきた。まいったナ・・・。

千波公園を歩く。徳川博物館側の雑木林べりを歩く。アオサギがぽつんと高木に猫背でたたずんでいる。雨に濡れながらぁ、佇む人がいる~・・・こんな流行歌が昔あったな。三好ナントカという歌手だ。

レンガ色のツグミが2羽すぐ近くに現れた。このところ雑木林の中ばかり探索していたのでツグミの姿を見ていなかった。雨の中、元気に地面に降りて餌漁りしている。

もみじ谷をすぎ、桜山を抜けても雨足は強くなるばかりだ。靴の中もなんとなく湿っぽくなって来た。この雨じゃ、野鳥もどこかで雨宿りだ。見えるのはヒヨドリとカラスとユリカモメばかり・・・。 小さいサイズの野鳥はどこかに隠れてしまっているようだ。こうなりゃ、雨雨降れ降れもーっと降れだぁ。八代亜紀だったろうか?

空振りに終わった雨の中のバードウォッチング。スイッチを入れ替えて仕事に没頭する。気がつけば13時半前だ。さあて、お昼にしよう。と、外を見れば、雨があがっているではないか!吉幾三(ヨシ、イクゾォ~)ではないが、双眼鏡をもって再び1時間出かけた。

昨日おば様と会話を交わしたもみじ谷。今日は誰もいない。静かだ。駄目かぁ。おにぎりを食べながらあたりを観察していると、カラ類の声がところどころでする。すぐそばだ。それっ、双眼鏡を取り出して野鳥を探す。期待が高まる。いたいた、キクちゃんがいるぞ!1羽、2羽、3羽、4羽、ななな何と5羽かそれ以上。なんでこんなにいるの!!!驚きである。さすがに、心臓はバクバクしなかったけれど、20分ちかく佇んでじっくりとかわいらしい姿としきりに餌をあさるキクちゃんと戯れた。警戒心が薄いのかすぐそばまで接近してきた。いやはや。しかし、一体何を食べているのだろうか?不思議だ。このキクちゃん、一箇所にじっとしていない。野鳥写真家泣かせに違いない。とにかく動き回る。

さてとぉ!もう戻らないと休憩タイムが終わってしまう。また雨が降りそうな模様になってきた。急ぎ足で岐路に着く。心軽やかにRaindrops keep falling on my head バート・バカラックの歌が頭の中でこだまする。映画「明日に向かって撃て」の1シーンだ。Because I’m free Nothing’s worrying me…. 心の中は本当は穏やかじゃないんだけど。いろいろ気苦労があるし・・・・・。 かくて1時間後の14時半事務所に戻り、何事もなかったように仕事に没頭した私。 やれやれ。 しかし、ひょっとすると明日も?

インターネットで良い写真が掲載されているサイト見つけました

http://www.photohighway.co.jp/AlbumPage.asp?key=1887541&un=60556&m=2&s=0

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キクちゃんと3連荘!

本当に今年はどうなっているのだろうか!今日もまたキクちゃん(キクイタダキ)と戯れた!

田舎生活になれた私はかなりの早起き。始業時間の1時間前には職場に来ている。そして、冬場は楽しい早朝キャンパスバードウォッチングを仕事の前に楽しんでいるのだが、そのキャンパスにキクちゃんが現れたのだ!

昨年もこの時期は一週間、ルリビタキの♀と戯れたものだ。そして、今年は? 一昨日と昨日は近くの雑木林や公園でカラ類の混群(シジュウカラ、ヒガラ、コゲラ、エナガなど)の中に4羽~5羽のキクイタダキを発見、大いに興奮したのだった。

そして、今朝のキャンパス。警備員室の近くでアオジ君に出会ったあとキャンパスを歩いていると自転車置き場の付近からもうすっかり耳に定着したキクイタダキの地鳴きが聞こえてくるではないか(シリリリリ、シリリリリ)。

鞄から双眼鏡を取り出してさっそく音源に近づく。またまたカラ類の群れだ。そして、キクちゃんがその群れの中にいた。2羽確認した。朝からテンションが上がってしまった。10分ほど観察してからキャンパスを一周した。別の建物のそばの雑木林縁で、キセキレイ、セグロセキレイ、ハクセキレイのツガイ、少し離れたところにシメ1羽、そのむこうになんとアカゲラ(啄木鳥)、ちかくの藪でウグイスの地鳴き。朝から豪華版のバードウォッチングだった。締めくくりは、一回りして職場のある建物の入り口に差し掛かった時だ。再びカラ類の群れに遭遇、今度はエナガの群れだ。シジュウカラとコゲラにメジロもいる。

午前中は仕事に没頭。そして、昼休み、また何かに急き立てられるかのように双眼鏡を持って近くの雑木林へ。もみじ谷では年配のおば様二人がバードウォッチング中であった。ちょうど右手の桜の木の天辺にジョウビタキの♀がとまっていて、双眼鏡で観察中だった。

「野鳥観察ですね!昨日、ここでキクイタダキの群れに出会ったんですけど、今日は観察できましたか?」 と少し得意げに私が訪ねると、「はいはい、見ました、見ました」、とうれしそうにおば様たちはお答えになる。何ィ!見ただとォ!そんな簡単なものではないのだよ、おばさんたち、とそう言い掛けたかった。

正直、ちょっとばかりがっかりした。こんな(失礼)おば様たちにも簡単に観察できるキクイタダキにこの2年間まったく出合えなかった私は何なのだ。密かな楽しみは独占したいものだ。ところが、いとも簡単にはい、見ました、と言われると複雑な気持ちになる。

気を取り直して職場に戻る。もちろん雑木林の小道を歩きながら。途中でたくさんのアカハラとシロハラに出会う。最後の出口のところで、シリリリリ、シリリリリとまたキクちゃんの地鳴き。

双眼鏡で音源を探ると松の緑の葉を忙しくわたり飛ぶキクイタダキだった。頭に菊の花の黄色をいただく小さなかわいいキクちゃんだった。

この分だと、明日もまた・・・

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キクちゃん(キクイタダキ)に連日出会う!今年は当たり年?

このところ仕事ではなくプライベートで忙しく週末は上京する日々だった。バードウォッチングもしたがってご無沙汰だったのだが昨日の月曜日、久しぶりに遅番勤務の朝はゆっくりと徒歩で野鳥観察を楽しみながら職場へ向かった。少年の森~千波湖~千波公園~もみじ谷~桜山を経由して常磐線沿いの雑木林を1時間半かけて歩いた。湖畔のたくさんのユリカモメや今年もやってきたオオハクチョウ(幼鳥も混じる)、ジョウビタキ、ルリビタキ、アカハラ、シメ、アオジ、キセキレイ、シジュウカラ、ウグイスなどなど冬鳥たちに次々と出会う。野鳥に目覚めて以来、いるべき時期にいるべきところに野鳥がいないと心が落ち着かない。いないと不安になり、いるべき種類の野鳥に出会うまでうろうろしてしまうのだ。

ところで、昨年はウソの当たり年だったのを思い出す。北茨城で11月半ばのある日のこと学生を引率している合間に双眼鏡で観察していたらいきなりウソに出会って感動したものだった。どうも昨年の冬はウソの当たり年らしく、その後も自宅近くの公園の桜の木では散歩するたびにフィーッと口笛を吹きながら桜の芽をついばむウソを何度も目撃したものだ。今年はさっぱりだ。昨年のことがまるでウソのようだ。

さて、今年は? フィールドワークは昨年ほど実践してないのだが、気づいた点がある。カケスとヤマガラの姿が薄いのだ。どうしたことだろうか?さらに、各地でキクイタダキ目撃情報が相次いでいるのにまったく出会えていないのだ。うーん、神様、仏様、稲尾様(往年の名投手稲尾氏が最近なくなった。ご冥福を祈りたい。私は、江川世代なのだけれど、文句なしに稲尾投手は戦後最大の投手の一人だろう。1シーズンで40勝以上も勝利するなんて想像を絶する)、どうして、私にはキクイタダキちゃんに出会えないの、何とかして!と愚痴りたくもなっていたところだった。

散歩の後半からは、個人的なことでいろいろとあたらな悩みをかかえ、思い悩みながら半分心ここにあらず状態になって職場近くのいつもの雑木林をとぼとぼ歩いたのだが、坂を上りきったところで賑やかなカラ類の混群に出会った。シジュウカラとコガラがいるのはわかったが、いつもと違う地鳴きに気づいて、もしやと思いカバンから双眼鏡を取り出してあわてて覗いてみると、おお、キクちゃんじゃないか!頭の鉄片もちゃんと黄色いぞ!長い間待ち望んでいたキクイタダキだ。それも、1羽だけじゃないゾ!1羽、2羽、3羽もいる。いや、もう1羽か!心臓ばバクバクしてきた。10センチくらいしかない日本では一番小さい野鳥だ。これで、今日一日は乗り切れるぞ!とエネルギーをもらった瞬間だった。

そして今日も、昨日のキクイタダキが気になって、昼休みに双眼鏡を持ってまた出かけた。同じ場所にはいないから、もみじ谷に出かけた。ここは赤いカエデで有名らしく写真を撮りに来る人が結構いる。

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ここはルリビタキの♂が2羽住み付いているルリビタキ・スポットだ。到着して弁当を食べているとルリちゃんの鳴き声はするが、散歩人が通り過ぎたりしてなかなか姿を現さない。仕方なく、移動しながらしばらく歩いていると、また昨日と同じようなカラ類の混群に出会った。いろいろな地鳴きが聞こえる。いるぞぉ!双眼鏡でじっくり観察する。いるわいるわ、キクちゃんが3羽、4羽、5羽近くも。シジュウカラとコゲラに混じって、蝶ネクタイが切れているヒガラもいる!こんなにキクちゃんがいていいのかナ?これまでの「不漁」ぶりがウソのようだ。15分近く、カラ類の混群はあたりを飛び回り残り少なくなった木々の実を貪っていた。そして、私は小さなカラ類の野鳥たちを無心に眺めたのだった。 やれやれ、今日もキクちゃんに出会えたゾ! 満足感に満たされて職場に戻り、無心に仕事をこなしてやれやれ、こうして今日も一日無事に終えることが出来た。

キクちゃん(キクイタダキ)はこんな鳥です。

http://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/24.html

そして、キクちゃんの囀りは春先に1度だけ聞いたことがあります。虫がなくようななんともいえず美しい囀りで聞きほれました。これは昨年のブログで書きました。

http://birds-eat-bookworm.cocolog-nifty.com/blog/2006/08/post_6cc4.html

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ツグミ来る!

朝のキャンパスを歩いていたら、ケスケスッとあの懐かしいツグミの声が雑木林の上のほうから聞こえてきた。大部寒くなってきた日本だが、いつツグミの声と姿を見れるか今か、今かと待っていたところだった。昨年は自宅のたわわに実るピラカンサの実をついばみに来ていたツグミを見たのは11月の始めだった。その直後、庭師を入れた父がばっさりと切ってしまい野鳥たちの楽しみを奪ってしまったのには失望してしまったのだったが。

何とか姿を一目見てやろうと、目をこらして色付き始めたクヌギだかコナラの木の上の茂みを睨んでみたものの、見つからない。じーっと5分ほど佇んでいたら、たまらなくなったのか、あのツグミが出てきてあっと言う間に飛び去ってしまった。ツグミは大変用心深くて人慣れしない鳥である。 12月になれば地面に降りて来てあちこちで姿を見れるのだが近づくと、さーっと 弾丸飛行して近くの木の茂みに姿を隠してしまうのだ。おいおい、何もしないのに~。


バードウォッチング用の双眼鏡を買って初めて観察したのがなにを隠そうこのツグミだった。白い胸と赤茶けた煉瓦色の羽。やさしそうな目。柿の木の熟れた実やピラカンサの実(ムクドリはピラカンサには来ないようだが)をついばんでいると、だいたいヒヨドリとかムクドリに追い散らされ、彼等が散在食い荒らし回ったあと、ひょっこりとまた1羽で戻ってきて辺りをうかがいながら果実を貪るツグミ。ああ、孤独な平和主義者よ!
昨年のブログ→

http://birds-eat-bookworm.cocolog-nifty.com/blog/2006/11/post_0191.html   

昼休み、近くの雑木林を歩いた。アオジの姿がぐっとここに来て増えた。それにもましてヒヨドリの数がぐっと増した。そしてやかましい。そんな中、ツーッ、ツーッと声を出しながら木の高い茂みの枝をちらちら見え隠れしながら動く野鳥があって、双眼鏡で覗いたらアカハラだった。ツグミの仲間だ。留鳥で夏場は山の高いところに移動してしまって平地からは姿を消してしまう。寒くなると平地に降りくる。2年前、故郷に戻ったばかりのある冬のこと、**第三高等学校の坂を散歩がて歩いいたら崖の茂みでゴソゴソするものがいて、何かな?とふと目をやると、胸の赤いあのアカハラだった。枯葉をほじくり返してミミズを探しているのだった。表情はツグミの仲間とあって胸の赤い色合いを別とすればツグミそっくりだ。

まだ千葉県に住んでいた数年前のある冬のこと、西向きの柿の木と足下のピラカンサの実を縄張りにしていたツグミのところにある朝アカハラがやってきた。そして、バトルが始まった。結果は?アカハラにツグミは追い払われてしまった。しばらくは毎朝同じ光景が繰り広げられた。おいおい、仲良くしてくれよ、と思ったものだが、しつこくアカハラはツグミを追い出してしばしの間、餌場としえの縄張りを独り占めするのだった。

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月末の春先には平地でもキョロン、キョロン、ジュリリとなかなか美しい囀りを聞かせてくれるアカハラだが、肝心のツグミの囀りは聞いたことがない。渡り直前の4月末から5月始めには囀ることもあるというのだが。

今年の春は、クロツグミ(ツグミと入れ替わって初夏にやってくるツグミの仲間。胸の一部を除くと全身が黒い)の囀りを聞く機会があったが、聞き惚れてしまうくらい美しい囀りだった。ヨーロッパのブラックバード並みである。

最近アマゾンドットコムで購入したカルパチア山脈の野鳥の囀りを収録したCDだが楽しませてもらっている。ナイチンゲールという日本にはいない囀りの美しい野鳥の声も聞けるし、キクイタダキは、日本の同種とほぼ同じだな、と感じ入ったり

(過去のブログ参照

→ http://birds-eat-bookworm.cocolog-nifty.com/blog/2006/08/post_6cc4.html )しているのだが、ツグミの仲間のウタツグミ(Song Thrush)の囀りが収録されていた。恐らくツ グミもこれに近い囀りだろうと想像する。ハンガリーにはまたナイチンゲール.ツグミ???という雑種もいるみたいでこれまたなかなか美しい囀りだ。

いつの日か本物のツグミの囀りを聞きたいものだ・・・。

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最後のピンボケ(4)そして誰もいなくなった・・・。

台風が去ったキャンパスの雑木林では枝や葉っぱが散乱していた。午後からは日が差し始めた。昼間はヒヨドリのことを忘れて、1日忙しく職場で奮闘した。秋のシーズンを迎えその準備で忙しかった。夕方20時半すぎ家路に着く。キャンパスの雑木林では何とまだアブラゼミが鳴いている!アブラゼミは夜間でもよく鳴くことに最近改めて気づいた。夜中になくミンミンゼミはいないのだが・・・

帰宅すると、待ってましたとばかりに家の人が一部始終を話してくれた。午前中は親鳥が給餌を続けたが、午後の2時ごろ、親の鳴き声に誘われるようにまず1羽目が巣の縁に立って羽ばたいたりじっとしたりすること30分。そしてスルスルとナンテンの枝伝いに上に上がったかと思うと見事に飛翔したらしい。第1羽目は、隣の家の大きな庭の松の木に見事着地したらしい。続いて2羽目も同じように巣立った。隣の家の大きな庭の楓だかなんだかの茂みに入ったという。3羽目は大変だった。最初の2羽より遅れて生まれた為もあるのだろう、しばらく巣に1羽でじっとしていたらしいが、思いを決して巣の縁に上ったものの、ズッコケテ巣に逆釣りになるように引っかかってしまったが、自力で巣に這い戻ったという。親鳥の鳴き声に誘われて再び巣立ちの決意。巣の縁からついに飛んだかと思ったら、うまく飛べずにすぐ近くのアジサイの花の根元に着地してしまったという。しかし、親鳥がしきりに鳴いて雛を元気付け、物置そばの茂みに誘導して姿を消したという。

そのうちカラスが2羽現われてヒヨドリの雛を狙う様子だったという。無防備な巣立ち雛の1羽は身動きせず松の木の枝にじっとしていてハラハラしたという。親鳥がピィーッという悲壮な声を上げて必死にカラスを威嚇していたらしい。雛達は何とか無事だったようだ。一度、東向きのブロック塀に雛の1羽が姿を現したという。 

一部始終を目撃した家の人の詳細に渡る話をビールを飲みながら聞いた。カレーライスを食べて、バスルームに行き、巣の写真を撮ってきた。もちろんもぬけの空だった。

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最後のピンボケ(3)別れの予感

朝方デジカメで撮った写真は悉くピンボケだった。

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いつになく神妙な顔の雛たち・・・そろそろ職場へ行かねば・・・ また会えるかどうか不安をかかえて。

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最後のピンボケ(2) 別れの予感

今日で雛が孵ってから丁度10日目だ。巣立つ可能性が高い。神妙な顔つきのヒヨドリの写真を取りまくる。しかし、今日はどういうわけかうまく撮れない。皆ピンボケ写真ばかりだ。Kif_1388 小雨の中親鳥が戻って来て給餌をした。

親鳥が再び餌を探しに出かけた直後、巣立ちの予感を感じさせる雛たちの動画を撮る。

「KIF_1384.AVI」をダウンロード

この動画を撮った直後真ん中の一羽がみるみる内に体を伸ばしたかと思うとちょこんと巣の縁に立って私のカメラに飛び移るような仕草。慌てて窓を閉める。間違いない、巣立ちは間近に迫っている。家の人に今日必ず巣立って居なくなってしまうよ、と告げて、後ろ髪を引かれながら職場へと向かった。

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最後のピンボケ(1) 台風通過直後の朝に・・・

昨夜の深夜過ぎは台風が直撃した。風の音と雨の音。ヒヨドリの巣は大丈夫だろうか?心配になった。寝る前にもう一度巣を覗いた。親鳥はどういうわけか、首を体にうずめて熟睡?雛が一羽顔を出していた。建物の影にあってナンテンの木は風雨の直撃を受けずに何とか持ちこたえている。しかし、何時もと様子が違うナとは思っている様子だ。

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朝7時まえ。外はまだ台風の余韻が残っている。風が強い。家の人曰く:いつもは日の出の5時に巣を覗くと親鳥は餌を探しに出かけているが、今朝は6時過ぎまで巣に入っていたらしい。親鳥がいないタイミングを見計らって覗いてみる。神妙な顔つきの3羽の雛の顔。昨夜は揺れたなぁ。

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まだまだピンボケ(4) 台風の夜に・・・

夕方から台風が近づいてきて強風と雨。21時半過ぎに巣を覗いてみると、いたいた、守護神の姿。良く見ると親鳥の羽毛の下がむくむく動いている。嘴が最初に一つ、それから二つ見えた。 強風で巣が揺れて目が覚めてしまった雛?家の人がナンテンが倒れないように紐で補強したのだが、無事台風を乗り切ってくれることを祈るばかりだ。

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まだまだピンボケ(3)

まだまだあります。平面ショットをふたつばかり・・・ 順番に①羽を広げて伸びをする雛 ②と③ 仲良し3兄弟スリーショット 

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まだまだピンボケ(2)

雛たちのスナップ写真 を続けます。1枚目はすっかりヒヨドリらしくなった雛。巣が大分窮屈になって来ました。 2枚目は、ピンボケベストショットの一つで、手前に雛のお尻(肛門)が見えます。(注:雛の糞は白い外皮に覆われたもので、餌を飲み込むとむくむくお尻を上げて排泄するのを親鳥が待ち受けて嘴で咥え、飲み込みます!!) 

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まだまだピンボケ(1)

今日で9日目の朝を迎えた。朝から空は嵐の前の静けさといった感じだ。窓を開けて気になる巣を覗くとお腹を空かしたヒヨドリ3兄弟(姉妹)が全員久しぶりにそろい踏みで口を大きく開けてこちらに餌をねだってきた!つまり、カメラに向かって!何も出ませんヨ!

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いやはや、元気のいいこと、朝からハイテンションではしゃいでいるる彼ら(彼女たち)がうらやましい。日々成長し続ける彼らはエネルギーの塊、生きているのが楽しくて仕方がない様子だ。うまい具合に動画が撮れた。ナイスショットォ~!!!

「KIF_1320.AVI」をダウンロード

ピンボケながらなかなかヒヨドリの表情を捉えたショットも以下にご紹介:

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ちょっとピンボケ(10)そして再び夜に・・・

もう時間は深夜。明日は台風で大荒れの空模様らしい。ヒヨドリ一家の無事を祈りながら、我らが守り神の姿を拝んでお休みなさい。

スナップショット①左45度からの美しい姿です。

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② 2枚目のショット ― 安堵したのか、疲れたのか、守り神は頭を畳んでお休みのようです・・・

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Gute Nacht ! Good Night ! Goede Nacht !

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ちょっとピンボケ(その9) おまけのスリー・ショット

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最後は動画で締めくくり!

「KIF_1291.AVI」をダウンロード

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チョットピンボケ(その9) ヒヨドリ、ヒヨドリ、ああ、ヒヨドリ!

台風が近づいてきているらしいが、関東はまだお天気だ。気になるヒヨドリの巣を覗いて見れば・・・・・・・ Seeing is believingとはこのことか? 何ともすごい成長振りに驚くばかりだ。スナップショット3連発をどうぞ!

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ちょっとピンボケ(その8) 再び夜に・・・。

⑤ 昼間の激務?をこなして21時過ぎ帰宅する。ああ、疲れたぁ~。サンマの塩焼きにたっぷりの大根おろしを掛けて頬張りながら冷た~いビールを飲む。今日も無事一日が終わった安堵感。仕事に没頭しすっかり忘れていたヒヨドリたちを思い出して、バスルームから巣を覗く。 いたいた、そこにはなかなか写真写りのいい、意外にハンサムな?我らがヒヨドリ3兄弟の守り神の親鳥が今夜も巣を守っていた。フクロウではありません。3兄弟たちは窒息しないのでしょうか?あったかい羽毛布団に覆われているような、何とも言いようのない心地よさで寝入っているに違いない・・・。私は一人寂しく我がベッドへ。

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⑥10日程でよく飛べないまま巣立ってしまうというヒヨドリ、あとどれだけ付き合えるのか? 成長の早さには驚かされる。今日の締めくくりに動画をアップして、おしまい!また明日、成長した雛の姿をお楽しみに!

「KIF_1267.AVI」をダウンロード

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ちょっとピンボケ(その7) 我ら仲良しヒヨドリ3兄弟(姉妹?)

③ この3羽はぴったりと体を寄せ合って仲良しだ。昨日は北向きに顔を揃えていた。今朝は南西向きだ。毎日向きが違う。最初のことは巣の底に川の字になり、外側の雛は同じ方向、真ん中の雛だけ逆方向になって並んでいたのだが・・・

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④ 仲良しトリオのスナップショットをもう1枚・・・・・・。一番右のヒヨドリくんですが、目が半開きです。見えてるのか見えていないのか。餌を貰うときのあのはしゃぎ様は何なのだと思いたくなるくらい動かないし、じっとしているヒヨドリの雛たちだ。

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ちょっとピンボケ(その6) 7日目の朝に・・・

① 最初の雛が孵ったのが先週の水曜日。2羽めと3羽目が木曜日。朝目覚めてまた、巣を覗いた。ゴワゴワとした黒い毛が彼方此方に生え始めてきた。何となくヒヨドリの感じが出てきた。

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② 大口を開けて朝から旺盛な食欲ぶりだ。餌が大きいので丸のみするとべたっとして寝ている。まだ餌を貰っていない雛だけが口を開けている。日曜日の夕方には、蟷螂を飲み込むところを目撃した。足や鎌が口からはみ出していた。親鳥がこまめに餌を雛の口のなかに押し込んでいたものだ。

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ちょっとピンボケ(その5) 夜に、ヒヨドリの巣を覗けば・・・

ああ、また始まったブルーマンデー。ブルーと言ってられない位忙しく、残業。疲れて21時過ぎに帰宅。これでも、東京時代よりはましか?

外は真っ暗で大分涼しい。秋の虫たちが鳴き始めた。気になるヒヨドリ3兄弟(姉妹?)をそっとバスルームから覗いてみると・・・・・

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親鳥が体を丸くして巣の上にいるようだ。まだ雛は完全に羽毛に覆われていないので保温の為らしい。良く見るとお腹のところに1羽の雛の黄色い嘴が見える。 拡大写真を撮ってみると・・・

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見えました、見えました、母鳥の胸の羽毛の下で心地よく眠る雛です。偶然取れたなかなかのナイス・スナップショットぉ~! さあ、そろそろ私も寝ますかぁ~。

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ちょっとピンボケですが(その4)

その③ 動画をアップしてみます(約30秒位)

「KIF_1144.AVI」をダウンロード

その④ 親鳥は5分~7分置きに餌を運んでくるようです。口の中に押し込んで嚥下するのを見届け、お尻から白い糞が出てくると嘴で咥えて、ナ、ナ、ナンと食べてしまいます!!!そして、また、眠り続けるようです。食べては寝て、食べては寝て・・・ 9月2日(日)午前11時過ぎのこと。

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ちょっとピンボケですが(その3)

今日は、ストレス解消?にヒヨドリ子育てウォッチングと決め込みました。

バスルームから手を伸ばして撮ったスナップショット:

その① 3羽の雛の口が開いています。

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その② 普通は1羽か2羽が口を開けます。その心は?写真では分かりませんが、イギリスの有名なアッテンボローさんの野鳥シリーズのビデオを見ていたら、親鳥は口の中の色(赤っつぽいのは胃が空っぽで雛はお腹をすかしている証拠、餌をもらったばかりの雛は胃で消化していて血液がそこに集中しているので口の中が白っぽい)で順番に満遍なく雛に餌をやるとのこと。

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私は見たッ! 

ブログをアップした直後、隣の家のテレビアンテナの上で盛んにヒヨドリの声がする。2階の窓から覗いて取った写真がコレです。 逆光でピンボケです。

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良く見ると口に何かをくわえているのがわかります。どうもトンボのようだナ、と、ヒヨドリは突然我が家の反対側にある巣の方に飛んでいくではないか。階段を飛び降りて(まるで子供)、バスルーム(というよりは洗面所というのが相応しい、意味は同じか?)の窓を少し開けてナンテンの木の葉陰にある巣を見ると、親鳥が給餌しているではないか!トンボは雛に丸呑みされてしまった。あの小さな体でトンボを丸呑みだ!日がな一日親鳥が運ぶ高カロリー・高コレステロール?の餌を食べればなるほど成長も早いはずだと納得する。いろいろ調べると、親鳥は、毛虫はもちろんだが、セミ、トカゲ、カタツムリなども雛に給餌するという。

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ちょっとピンボケですが・・・(その2)

6時半に起床。 親鳥がいないタイミングを見計らって早速ヒヨドリの巣を覗く。たった一日ですごい成長振りだ。生まれたばかりの時は、赤い丸裸の雛だった。昨日はまだ手羽の部分に黒い羽が生えかけていただけだったのに、今朝見ると体全体に羽が生えているのが分かる。目はまだ開いていない。カメラを近づけて写真を撮ると親鳥と間違えるのだろうか、ピィー、ピィーと声を上げて口を開けて体をまっすぐに伸ばす(給餌を受ける)仕草をする。(追記:良く見ると口を開けている雛の目が少し開いているのが分かります。たぶん一番最初に生まれた雛だと思われます)

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そしてまた、気持ちよさそうに巣の中で眠り続ける・・・。ヒヨドリは巣立ちが早いという。10日ほどで、まだよく飛べない内に巣立ってしまうそうだ。ということは今度の週末あたりか?

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身近な野鳥たちと戯れる

ああ、もう7月だ。仕事に追われて季節を眺める余裕もなく日々が過ぎていく。

バードウォッチングなどという優雅な趣味はどこへ行ってしまったか。欲求不満をためる前に、こなさなければならない日々の仕事があって・・・。

しかし、しかし、自然観察は身近なところでも出来る。遠出が出来ない辛さはあるが、この2ヶ月、仕事に追われながらもかろうじて職場付近の緑の環境の中でつかのまの一息はついでいるのだ。

朝は、4時前の薄暗い時間帯からまずはカラスの声で目が覚める。たまに、ホトトギスの声も聞こえる。やがて、ヒヨドリのかまびすしい鳴き声、我が家の周りをテリトリーにしている1羽のウグイスが囀り始め、メジロも囀る。そして一番の朝寝坊はスズメだ。

最近スズメをじっくり観察するようになった。我が家の2階の屋根瓦に巣を作っている。一軒向こうのSさんの家でも軒下の出窓の小さな軒の隙間にスズメの巣がある。雛がかえって親鳥が給餌をしているのだろう、雛の声があちこちから聞こえてくる。窓を開けてじっと観察しようとすると、静かになる。まことにスズメは警戒心が強い。

ムクドリもあちこちで雛を育てている。近くのマンションの階段の手すりのすき間や、人が住んでいるのかいないのかよくわからない一軒家の戸袋とかに彼らは好んで巣をつくっている。ひっきりなしに餌の給餌をしている。近づくと、警戒して餌をくわえたまましらんぷりを決め込む。少し離れたところに隠れると、親鳥は巣の近くにやってきて、きょろきょろ辺りを見回して、巣の中に入り給餌をして、雛の糞(白い膜につつまれたもの)をくわえていそいそと飛び立つ。意地悪してやろうと、巣のそばに張り付いていると、痺れを切らした親鳥はジィー、ジィーと怒りの声を上げるが、人間に対抗する手段はない。

早朝のキャンパス。10分ほど散策する。誰もいない気持ちよい朝。ハシブトガラスの親子が饗宴を繰り広げている。私の足音が聞こえるといっせいに地面から飛び立って緑の茂みに逃げ込む。しかし、巣立ったばかりの幼鳥は動きが鈍く飛翔力も弱いのか低木の枝にとまって不器用にこちらを見ている。親が警戒音を盛んに発する。枝伝いに茂みのあるほうへ、高い枝のあるほうに逃げる、逃げる。一ヶ月前は、桜山の林べりで飛べないハシブトガラスの幼鳥を掴まえて追いかけっこをしたことを思い出す。ハシボソガラスもなかなか可愛い。幼鳥は、グワッ、グワッと情けない声を出して親に餌をねだっている。

昨日は、早朝のグラウンドで砂浴びをしているスズメの群れを目撃した。初めて見る光景だ。野鳥はキレイ好きだ。水浴びするシーンはよく見かけるが、砂浴びは初めてである。

すぐ近くの緑の高木の上の方で何かがいる気配。よく見るとヒヨドリの巣立ち雛だ。ヒヨドリは、よく飛べない時期に巣立ってしまう。しっぽが短くてたよりなさそうな2羽が体を寄せ合って親鳥が餌を運んでくるのを待っているようだ。昼休みに同じところに来てみたら、まだ親の給餌を受けていた。

今日は、出勤だ。溜まった仕事の書類処理。誰も居ない事務所で集中して片付けた。ほっとして、とぼとぼと歩いて家路につく。帰り道、オナガの巣を見つけた。民家の前のちょっとした木なのだが上の葉の茂み付近でオナガの騒々しい声がした。成長した巣立ち直前のオナガだ。

近くのスーパーに出来た巣ではツバメが盛んに餌を運んできている。雛が孵ったばかりだ。

姿は見えない。すぐ近くの別の不動産屋の手の届きそうな軒下では、巣立ち直前の雛が2羽。丸々と太っているが目は涼しげだ。すぐ近くには尻尾の短い巣立ったばかりのツバメの雛が3羽だか4羽、盛んに飛び回っている。

ということで、近場の身近な野鳥の子育ての様子を今年は随分と目撃している。彼らは必死である。カラスは観察するにはもってこいの利口な鳥なのだが、スズメやツバメなどの野鳥の雛を餌にしているらしく、この間もスズメの雛を咥えた猛々しいハシブトガラスの姿を見かけた。自然はまことに厳しい。大学のキャンパスでも毎朝、野鳥の餌になったカブトムシの残骸が多数あちこちに散らばっている。知らなかった、野鳥たちが(カラスやヒヨドリだろうか?)好んで食べるのだとは・・・。

野鳥のことばかり書いたけれど、ニイニイゼミとヒグラシが鳴き始めた。今年は、雨の降る6月に雨が降らず、7月は雨の日が多い。そして涼しい。暑い夏はまだこれからだ・・・。

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御前山を歩く!

今日は1年ぶりに御前山へでかけた。

http://www5b.biglobe.ne.jp/~miur/points/4/ib45.htm

小学校時代に確か遠足で1度出かけたきり。野鳥が沢山いると聞いて昨年まず出かけてみたら、噂通りで大満足だった。朝6時前に起床。さっと朝食を取り、車に乗り込む。

走ること約40分。到着。双眼鏡を持ってはやる心で歩き始めた。

連休とは言え、歩いている人は誰もいない。やったぁ!私一人が御前山を独占している。願ったり叶ったりだ。渓流・皇都川沿いの道を歩く。緑の匂いが心地よい。シジュウカラと何とクロツグミ(たぶん)の囀りがする。わくわくどきどきしてしまう。何だろうか?この興奮は。若い頃、今日はデートだ、そして、夕食後は・・・・・だぞ!それを思うとわくわくドキドキしたあの感じだ。血圧も上がってるぞ。

山頂にあがる山道付近で、キコキコと音がする。昨年も聞いたあのイカルだ。群れになって木の芽を食べている!そして、時折、美しい囀りをしてくれる。幸先良いスタートではないか!

上流に向かって歩き続ける。しかし、これっきりで後が続かない。こういう自然林が豊かな場所でのバードウォッチングはなかなか難しい。冬の平地の雑木林での観察のようには行かないのだ。囀りを頼りに鳥を探してもその姿を見ることは容易ではない。

何年か前に東京は、高尾山に出かけて、全然野鳥の姿が見れず、不完全燃焼でうなだれて帰宅したことを思い出す。駅前の小川にいた沢山のキセキレイと戯れたのが唯一の慰め。当時は、野鳥の囀りの違いさえあやしかった。

今回も苦戦した。狙いはオオルリキビタキ、出来ればサンショウクイサンコウチョウも出会いたい、そういう魂胆だった。川沿いに30分近く歩くが、なかなか囀りが聞こえてこない。いやな予感がした。オオルリは渓流沿いの森林を好むというので出そうなところでしばらく休憩した。

しーんと静まり返っている。選んだ場所が悪いのか?シジュウカラは囀っているのだが。

しばらくすると、あの懐かしい囀りがすぐ近くで始まった。心臓がバクバクしてきた。そーっと双眼鏡を出してあたりを伺う。しかし、鬱蒼と茂る青葉のどこからか声はするのだが、姿はさっぱり。少し体を動かしたら、オオルリは囀りをやめてしまった。こっちを見てるのか!?

しばらくして、少し離れたところで再び囀り始めた。そしてだんだん近くにやって来た。心臓バクバク、ドキドキ。今度こそ!じーっとして待つ。しかし、しかし、今度も駄目だ。チラリと枝の上のほうを動く鳥影は見えた。しかし、双眼鏡で捉えられない・・・・・30分ほどその繰り返し。最後はあきらめて、倒木に腰を下ろして、美しい囀りに聞きほれることにした。そしてやがて鳴きやんでしまった。

しかし、その間、キビタキが現われてくれたのは望外の喜びだった。変な地鳴きがするな、と思って音源に双眼鏡を向けると何と、あのキビタキではないか。おお、キビタキ君!精力的に枝から枝に飛び移って、地鳴き(警戒音?)を盛んに発している。囀らないキビタキを見るのは始めてだが、オオルリの姿を拝めない欲求不満は少しばかり和らいだ。すぐ近くではヤブサメが盛んに囀っている。虫の声にそっくりだ。あっちに1羽、こっちに1羽。むこうにも1羽。

1時間近く、キビタキと戯れた。オオルリ君もその後、渓流の向こう側で何度も囀り始めたので、私も移動して追いかけたが、これまた駄目。とうとう姿を拝めなかった。しかし、意外な野鳥に出会った。クロジだ。めっきり姿をみなくなったアオジの地鳴きかと思ったが少しオクターブが高い感じがして???と思っていた。地面から枝に飛び移った野鳥を双眼鏡で覗くとこんな姿であった。

http://nwbc.jp/torizukan/04kuroji.html

さぁ、次だ。場所を移動しよう。山頂付近の鐘つき堂に向かう。途中、双眼鏡をぶらさげた女性2人連れとすれ違う。「東登山口でサンコウチョウが出たらしいですよ!」と相手。 「そうですかぁ!これから行ってみます。 いま、そこで、イカルが鳴いてますよ!」と私。 双眼鏡で覗きながら、「あれ、シメじゃないんですか?」と相手。 「同じアトリの仲間で似てますけど、よく見てください、嘴が黄色だし、色が違うでしょ・・・」と得意げに解説する私。

こんなやり取りをして、別れた後、また、自然の音をバックグラウンドミュージックにして歩き続ける。 「ぽぽっ、ぽぽっ、ぽぽっ」と遠くから声がする。ツツドリだぁ。ホトトギスやカッコウと同じ仲間だ。オオルリに託卵するらしい。不思議なものだ。オオルリが鳴き始めて、巣作りを始めることを見計らったように、ツツドリもやってくる。

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山頂付近で、サンコウチョウを観察したというカップルのバードウォッチャーに出会った。折りしも、キビタキがすぐ近くで囀っているところだった。鐘つき堂にたどり着くと、子供をつれ大家族がピクニックしていた。ちょっとだけ挨拶して、山頂から那珂川の方を眺め、東登山口へと歩く。 すぐ先で、またキビタキが囀っている。いろいろなバリエーションで美しい囀りを聞かせてくれるが、このキビタキ、何と、コジュケイの鳴き声を真似しているではないか!途中から、チョットコイ、チョットコイのあのコジュケイ調の囀りなのだ。ビックリだ!思わず噴出してしまった。

時刻はもう11時過ぎだ。ハイカー達に出会う頻度が多くなってきた。そろそろオシマイだ。

サンコウチョウには出会えそうもないネ、と自分に言い聞かせながら、後ろから早歩きでやってくる老人に道を譲り、ゆっくりと自然の音に注意しながら歩く。

麓に近づいてきた。誰も居ない静かな山林の中から、一際印象的なエゾムシクイの囀りが聞こえてきた。フィナーレに相応しいエゾムシクイ。杉とブナ類の木が入り混じって少しひんやりとする雑木林の上の方から何度も、何度もエゾムシクイが囀る。決して派手ではないが、なかなかいい囀りだ。緑の茂みと茂みの間の青空を見ていると、オオタカが舞っている。 帰りは1235分の路線バスで帰ることにしてある。あと30分。エゾムシクイは、その間ずーっと囀ってくれた。バス到着10分前に、東登山口に到着。いつまでも留まってエゾムシクイの囀りを聞いていたかった。

本日出会った野鳥

1)   シジュウカラ(多数、囀り) 2)クロジ 1 (地鳴き) 3)クロツグミ(囀りだけ) 4)オオルリ♂2(囀り、1度だけ姿をちらりと見る) 5)キビタキ♂4(囀り) 6)ヒガラ2+(囀り) 7)ヤマガラ(囀り) 8)メジロ(多数囀り) 9)イカル 8+-(囀り) 10)カワラヒワ (多数、囀り) 11)ツツドリ 1 (囀り) 12)エナガ(群れ、地鳴き) 13)ホオジロ 2+(囀りと地鳴き) 14)オオタカ 1 15)トビ 3 16)ヒヨドリ 17)ムクドリ 18)セグロセキレイ(囀り) 19)ウグイス(多数、囀り) 20)アカハラ 2+(囀り) 21)カルガモ(カップル) 22)ヤブサメ 3(囀り)

数から言うと出会った野鳥は大したことなかったが、前半の2時間、オオルリとキビタキと戯れ、途中でクロジに出会い、沢山のイカルに囀りかけられ!(イカルは人間に反応する。鳴き声も私に話しかけてくるような、そんな感じのユーモラスな鳥だった)、山頂でもあちこちでキビタキの囀りのバリエーションを楽しみ、最後はエゾムシクイで締めくくった。まずまずであった。久しぶりに!心は空っぽになり、目はキラキラとして、完全燃焼して帰宅した。ああ、この充実感!

追記:

昨年は、憧れのアカショウビン(カワセミの仲間で、日本に渡ってくる夏鳥)の鳴き声と、サンショウクイ、それに、渡りの途中のノビタキの美しい囀りを聞いたのだったが、今回は、まったくその気配なし。特に、サンショウクイは、昨年何度も囀りを聞いたのだが、今回の空振りはなんだったのだろうか? それと、今回はセンダイムシクイが全然いなかった。これまた不思議・・・。

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クロツグミの囀りを聞く!

寺山修司だったろうか。サヨナラだけが人生ならば、また来る春は何だろうか、とどこかで言っていたのは。桜が例年通り咲き誇っていたと思ったら、いつの間にか散ってしまった。暖冬だった今年の冬だが、4月に入ってからは寒い日々。それでも、桜が散って、緑が映え始めたと思ったら、この2週間で随分と濃くなってきた。

新学期が始まって、毎日バタバタ、忙しかった。そろそろ夏鳥が姿を見せる今朝は早起きして、バードウォッチングへ、と思っていたのだったが、寝挫けてしまった。真面目に仕事しているから仕方がない!?疲れで体がすこしだるかったが、夏鳥に再会する期待感が打ち勝った。双眼鏡を持って8時半過ぎに家を出る。

自宅近くの雑貨屋さん(コンビニではない)の軒下にツバメの巣が出来ている。昨年も2度子育てして合計10羽が巣立っていった。今年も帰ってきたのはなんともうれしい。

今日は風が強かった。出遅れもあってあまり期待はしていなかった。それでも、ウグイス、メジロ、ヤマガラ、シジュウカラ、カワラヒワの元気がいい囀りをあちこちで聞きながら、もうすぐシベリアへ渡る準備だろうか、ところどころでツグミたちが群れている姿を目にした。

アオジもまだ少し残っている。今週は大学のキャンパスでも囀りを聞いたし。突然、コジュケイのけたたましい恋の叫びを始めた。それも、小さな潅木によじ登ってこれでもかこれでもかと鳴いていた。チョットコイ、チョットコイ、チョットコイ・・・・。アオゲラらしき地鳴き(恋の歌)も時々聞こえる。エナガのカップルも居た。どうも近くに巣があるようだ。

頭はぼーっとしている。まだ、来ないかぁ。オオルリとかセンダイムシクイとか、キビタキ・・・人一人いない公園を、初夏の香りすら感じる風に吹かれて歩いていると、今までとは違う囀りが聞こえてきた。心臓が高鳴った。おお、クロツグミの囀りだぁ!

湧き水がでるところの石段を上がる。心臓がバクバク。ヨーロッパやニュージーランドでも聞いたことのあるブラックバード(クロウタドリ)に似たとても美しい囀り。

CDでも何度も聞いてメロディーは分かっている。まさに、CDが再現されたかのような囀りがすぐ近くの高い木の上の方からする。

双眼鏡で姿を探すが、どこにいるのか?そろり、そろり、近づいて姿を探すのだが、とうとう見つからなかった。警戒心の強いツグミの仲間だからだろうか、囀りは突然止んでしまった。

何とか姿を見るまでは、と1時間近く粘った。1度だけ、2度、3度囀りがあったが、また止んでしまった。図鑑ではおなじみのクロツグミだが、残念ながら姿を拝むのはお預けとなってしまった。しかし、しかし、今日はクロツグミの囀りを人生で初めて聞いた、それも平地のなんでもない雑木林で!新しい種との出会いに、久しぶりに満ち足りた自分を感じることが出来た。

自宅に戻り、CDで復習をして、おまけでビートルズのブラックバードを聴いて、そして、たっぷり昼寝を貪った。

クロツグミについては、インターネットでも沢山書き込みがあるんですね。

http://www.k4.dion.ne.jp/~chitata/merle%20noir.html

http://f35.aaa.livedoor.jp/~gotozoo/bird/kurotsugumi.htm

http://kochan01.cool.ne.jp/link/yatyo/kurotugumi.html

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ミソサザイの囀りを聞く!

土曜日の今朝は、6時前には目が覚めてしまった。外はどんより曇っている。7時に起床し、コーヒーとチーズ入りのフランスパンを頬張り、双眼鏡を持って近くの雑木林へ。今日は、野鳥を見にというより、囀りを聞きたくて出かけた。

いきなり、カワセミのカップルや、ジョウビタキの♂に遭遇。幸先良いスタート。シジュウカラ、ヤマガラが囀っている。ウグイスもあちこちで鳴いている。これから冬鳥が徐々に姿を消して、夏鳥がやってくる。楽しみだ。

私だけが知っている探鳥スポットにやって来た。至近距離でルリビタキの♂に出会う。昨年の12月からこの一冬、ずーっと付き合ってくれたルリビタキ君。そろそろ、姿を消すだろう。

直後、ぐずるような何かの野鳥の声が聞こえていたと思ったら、大きな囀りが始まった。ん?何だ、何だ! おお、ミソサザイだぁ!!!複雑だが大変美しい大きな囀りが辺り一面に響き渡る。茂みの中で5分ほど囀ると、場所を次々に変えて、姿を現した。大きな木の切り株に止まって尻尾を上に上げて、口を大きく開いて囀ること、囀ること!!!私の頭の中は、すっかりα波に満たされて、しばし、我を忘れてしまった。

このミソサザイ、10センチくらいしかないホントに小さい小鳥。茶色の地味な鳥ですが、尻尾をピンと立てていて、なかなか可愛らしい小鳥です。

http://www.gt-works.com/yachoo/zukan/tori/misosazai/misosazai.htm

そして囀りは、

http://www.birdlistening.com/home/bird/miso.htm

その後、雑木林一帯をくまなく散策した。エナガ、ヒガラ(囀り)、コジュケイ(これもまた大声で囀るというかやかましく鳴いていた)、セグロセキレイ(囀り)、キジバト(囀り)、そして、アオジまでぐずる感じであの美しいソプラノの囀りを聞かせてくれた。

梅が散って、桜はまだ。春先の早朝の約3時間、バードリスニングを堪能した。

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ヒレンジャクに会う!

ウグイスが囀り始めた今日この頃。昨夜は、職場の送別会があって、久しぶりに飲んで遅い帰宅。しかし、今朝は、しゃきっと起きて双眼鏡を持って2時間ほど、軽めのバードウォッチングを楽しんだ。

50歳で戻ったこの町だが、若者にはちょっと静かすぎるかも知れないと思う。が、水と緑に恵まれたこの町は、齢を重ねた自分には向いているのかも知れないと思う。冬場のバードウォッチングもなかなか楽しませてくれている。住宅街を歩きながら、散ってしまった梅や沈丁花の残香にはっとしながら、すぐ間近で囀るウグイスにうっとりしたり。 だが、昨夜から憂鬱に襲われてしまった。毎年、この時期になると?どういうわけか、鬱屈することがある。毎日の仕事と規則正しい生活の繰り返し。何かが足りない?

どうも足取りが重い。今日は近場でゆっくりとした。人出もほとんどないのが幸いだ。散歩コースの階段脇で、ソウシチョウに再会。シメ、シジュウカラ、ヤマガラ、カワラヒワ、アオジ、ツグミ、ヒヨドリ、コゲラ、ルリビタキ(地鳴きだけで姿が見えない)などなど。

今日は、どうも注意力散漫だ。野鳥を見たかと思うと、物思いに襲われる。無心になれないのだ。自分の心の中に沈潜して、また、はっとして、自然に目を向ける。ウグイスとシジュウカラの囀り。シメを双眼鏡で観察すると、嘴が白っぽくなってきている。野鳥たちは夏に向けての装いを変えつつあるようだ。

チリリリリッと野鳥の群れがやって来た。レンジャクだ。去年の春に一度、この森の子供の遊び場の滑り台そばの木で一度見たことがある。そして、一昨日の月曜日も、千波神社の雑木林で10羽前後のレンジャクの群れに出会った。双眼鏡で覗くと、尻尾が赤い。図鑑で見ると、ヒレンジャクだ。冬鳥だ。夏場は、シベリアやアムール川、中国東北部、ウスリーあたりで繁殖するらしい。双眼鏡で覗く姿は、なんともエキゾチックでキレイな鳥だ。

http://www.gt-works.com/yachoo/zukan/tori/renjyaku/hirenjyaku.htm

30分ほど、ヒレンジャクを眺めては、うっとりとした。春の陽光でぽかぽかする。少しだけ心が軽くなった。

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オオタカ、キャンパスに現る!

今週は、スタッフの一人が風邪で倒れて、尚かつ、もう一人も東京へ出張したり、休暇を取ったりで、1階のカウンター業務は一人でこなすことが多かった。しかし、もう春休みで学内は静かだ。 交換留学生もほとんどが帰国してしまい、寂しくなった。 

昨夜、余り寒くない夜道を歩いて帰宅する途中、早春の梅の香りを嗅いだ。偕楽園の梅も咲き出している。春は、もうそこまでやって来ている。

今朝は、いつもの様に早めに職場に遣って来て、キャンパスを、いつも通り散策した。このところ、出会う野鳥が少ないのが気になっている。 昨日は、ビンズイを2羽見ただけ。 今朝も、アオジ、アカハラの姿はちらっと見たものの後は何もなし。かろうじてフィーッというウソの地鳴きが遠くから聞こえるだけで、静まり返っている。今週初めは、造園業者の方々が、朝から作業をしていた為かも知れない。植え込みの小さな灌木は枝がキレイさっぱりと切り落とされている。

今日も、駄目かぁ、とため息をつきながら、雑木林の縁に立って、しばらくボーッとした。

ふと、右手前方に目を遣ると、ん? 横に突き出た太い枝に大きな野鳥の姿。カラスでもハトではないゾ、猛禽か!? すわ、一大事!ではないが、慌てて、双眼鏡を鞄から取りだして、焦点を合わせると、な、な、何とオオタカだった! 胸は白っぽく、全体的に体(羽)は薄い茶色だった。オオタカの幼鳥のようだ。一瞬の判断だ。ノスリかとも思ったが、あのノスリ独特の優しい表情ではなかった。双眼鏡の中のこの猛禽の表情は「精悍」だった。鋭い目の縁は黄色。

絶好のアングルで、静かな早春のキャンパスの雑木林縁で一対一で対峙したまれな瞬間だった。じーっと観察したかったのだが、距離は、立っていた位置から30メートルくらいしかない。オオタカは私に気づいたようだった。鋭い目線と会った、その直後、さっと枝から離陸して、悠々と飛び去ってしまった。かなりの至近距離で、しかも、真正面で対峙していたし、双眼鏡の中の姿は凛々しかった。わずかな時間だけでもその高貴な姿を拝めたのを良しとすべきか?しかし、しかし、しかし、本当に残念だった。早春とは言え、風はまだまだ冷たい。昨夜は、夜中まで本を読んでいて、頭がちょっと重かったし、神経もちょっと弛緩していたのだったが、一気に覚醒した瞬間だった。

道理で、このところ、小型・中型の野鳥が少ないな、と不審に思っていたのが、これで謎が解けた思いだ、毎朝、オオタカがここにやって来ていたのに違いない。猛禽がやってくると、小~中サイズの野鳥は皆、大騒ぎして一目散に逃げ出すのは、ノスリの観察でよく分かっている。

朝から、オオタカと出会って、テンションが上がってしまった私だが、一日中、その興奮とその余韻に浸りながらの仕事だった。

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生まれて始めて、ワシ類(オオワシ)に遭遇!

今年は暖冬だという。昨年は日本を寒波が襲い北国は連日の大雪だった。除雪作業中に怪我をしたり、命を落とした方もいたほどで、日本全体が冷凍庫の中にあったような状況だった。今年は、確かに暖かい。昨日は、野鳥観察しながら、遅番なので、歩いて勤務先に出かけた。早春の匂いがする陽気だ。いつもの観察スポットを歩きながら、いつもの通りの野鳥がいるのを確認して安堵した。まるで私が飼っている鳥のように。

ここに来て、もうシジュウカラの囀りがぽつん、ぽつんと聞こえるようになった。大学手前の雑木林でシジュウカラの遠慮がちな囀りが聞こえてきたので、じっと立ち止まって聴いていると、段々、その囀りのキーが上がってきて、そのうち、合いの手が入ってきた。それが、どうも様子がおかしいなぁ、と思っていると、違う小鳥の囀りだったのだ。なかなか美しい囀りなのだが、声の主は?さっぱり分からない。初めて聞く囀りなのだ。心臓が高鳴る。じーっと耳をこらす。なかなかテンポがいい。まさかキビタキじゃないだろう。キビタキは夏鳥だからこの時期は日本にいるはずがない。 しかしいろいろなバリエーションで鳴いてくれるキビタキの囀りを彷彿とさせるようなテンポのいい、心地よい囀り。私の脳内はα波に満たされつつあった・・・。しかし、雑木林をごそごそ歩いてやって来た年配者の登場で、この美しいソプラノは中断してしまった。残念の一言。野鳥の姿を探し当てて、双眼鏡で覗く機会を永遠に失ってしまったのだった。

今日は、また、朝から近くの野山をほっつき歩いた。ぽかぽか陽気だ。いつものコースを歩くと、重装備のバードウォッチャーにも3人ほど出会う。そして、自然を管理するための作業があったりで、とてもとても、野鳥観察する雰囲気ではない。うーん、困ったナ。私は、仕方なく、取って置きの、一人っきりになれる場所に避難して、1時間、じーっと、自然と一体になって野鳥たちを待った。観察した野鳥は以下の通り:

1)ルリビタキ(♀1) 2)モズ(♂1) 3)カケス(多数) 4)ウグイス(1+笹鳴きあちこち) 

5)アカゲラ(♂1、♀の地鳴き) 6)アオゲラ(1) 7)コゲラ(5+、1羽は突然変異種なのか全身が白い)7)ジョウビタキ(♀1) 8)アカハラ(1) 9)シロハラ(1) 

10)シジュウカラ(多数) 11)エナガ(5+) 12)ヤマガラ(多数) 13)カシラダカ(10+) 

14)キセキレイ(1) 15)ツグミ(2+) 16)メジロ(多数) 17)シメ(1) 18)アオジ(多数) 

19)ムクドリ(群れで多数) 20)ヒヨドリ 21)キジ(♂1) 22)キジバト 23)ハシボソガラス

シジュウカラが一度だけ、囀ってくれた。帰り道、久しぶりに桜川沿いの雑木林を歩き、最後は土手と雑木林の間の広い枯れ草で覆われた野原を散策した。そして、昨年末にも出会っている猛禽ノスリ(鷹の仲間)に又再会した。今回は、目立つ木立の天辺近くに止まって辺りを伺っている様子。ネズミや小鳥などを捕食する為だ。双眼鏡で覗いていると周辺にいる小鳥たちが皆、一目散に逃げていく様子がはっきり分かる。しばらく、じーっと観察していて、ふと、大空を見上げると一羽の見慣れない大きな鳥が空を舞っている。ん?!な、な、何だぁ!慌てて、双眼鏡をこの得体の知れない対象に向ける。嘴が黄色い。尻尾の部分が白い。トビより大きいゾ。猛禽だ。ひょっとして、ワシじゃないか?心臓がどきどきして来た。オジロワシ?オオワシ?確か、近くの涸沼では数年前に連続して1月~2月にかけて観察されている。

ノスリと交互に観察しながら、何だ、何だ、何だ、と呟く。しかし、はっきりしない。まさか、ワシ類にこんな平地で出会えるとは思ってもいなかったし、図鑑は家にある・・・。何度目かにまたこの空の王者に双眼鏡を向けようとしたとき、そこには、もう姿がなかった。しかし、私の神経はまだ、興奮している。びっくりしなぁ、もう。しかし、ここはいろいろ出るなぁ。

時計は12時半近い。さあ、引き上げよう。帰宅して、早速図鑑を調べる。90%の確立でオオワシのようだ。双眼鏡で見えた固体は確かにこんな姿だった。

→ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%AA%E3%83%AF%E3%82%B7

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厳寒の早朝キャンパスで懲りずにバードウォッチング!

昨夜は、ゴソゴソとこれまでの読書をまとめる要約を作っていたら、夜中である。ついつい夜更かししてしまった。頭がボーッとしてくる。やはり、頭が働くのは早朝、十分睡眠を取って頭脳がすっきりしているときに限る、と思うのだが、このところ、寒くてホカホカの羽毛布団から出るのがつらい。

今日は、出がけに車庫から車を出す際に、右側前部をすこしこすってしまった。ああ・・・。気を取り直して、いつもより早く大学に到着。ボーッとして、警備室で鍵を受け取り、キャンパスを歩く。体育館の前に赤松が植えてあるのだが、そこに差し掛かる手前で、ズィーッと野鳥が1羽飛び立った。おお、ビンズイではないか!こんなところで出会うとは!勤務し始めて8ヶ月が経とうとしているが、ここは、春先から初夏にかけてはすでに体験済みだが、冬のキャンパスも絶好の野鳥観察スポットなのだと、改めて納得する。ここでは、何が出てもおかしくない。

ビンズイ→ http://www.gt-works.com/yachoo/zukan/tori/sekirei/binzui.htm

取り立てて特徴のない鳥と言ってしまえばそれまでだ。そっくりさんで、タヒバリというのがいる。

タヒバリ→ http://www.gt-works.com/yachoo/zukan/tori/sekirei/tahibari.htm

似てるでしょ!どちらもセキレイの仲間。尻尾を振る仕草までそっくり。唯一の違いは、ビンズイは木の枝に止まるが、タヒバリは水辺とか田んぼとか畑の地上に生息して、木にはまず止まらない。それと、サイズから言って、ビンズイの方が若干小さいと思う。タヒバリは、冬鳥だが(夏は何処にいるのだろうか?)、ビンズイは留鳥だ。冬は平地なんかに降りてくるが夏場は標高の高い山に移動してしまうが。

地味だけれど、双眼鏡で観察するとなかなかチャーミングなビンズイに出会って気をよくした小生。朝からハイテンションになる。出勤カードを切って、しばらくキャンパス内のまばらな雑木林や植物の植え込み、雑木林縁を散策する。キョッ、キョッ、キョッと先ほどからアカゲラの鳴き声が聞こえてくる。どこだ、どこだぁ!

12月半ば、ルリビタキの♀が1羽、突然現れて一週間楽しませてもらった付近だ。ルリビタキはいつの間にか、「抜けて」しまったようだ。 ジーッとあたりを伺うこと数分。いたいた、アカゲラらしきすがた。すかさず、鞄の中から双眼鏡を取りだして覗く。おお、アカゲラの♀のようだ。近づくと、すぐ別の木に逃げる。追いかけっこになってしまった。遠くから眺めていれば良いのに・・・・・年甲斐もなく.....。

アカゲラ → http://www.gt-works.com/yachoo/zukan/tori/kitutuki/akagera.htm

反対側の崖になっている雑木林縁を歩く。アオジがたくさんいる。近くの茂みではウグイスが笹鳴いている。どこかでコゲラのギィーという声。坂道の途中まで降りて、しばらくじっーっとして耳を澄ませる。メジロのチュルチュルチュルという声。崖の下は湿地と枯れ草の野原になっている。ミソサザイも出そうだなぁ。遠くで、フィッ、フィッ、フィフォッというベニマシコの声。いやはや、ここもなかなかのバードウォチングスポットなんだ!今週末は、早朝、足を運んで徹底的に探索してやろう、と思っていると時計は815分を回ってしまった。やれやれ、と事務所に急いだのだった。

そして、1日はあっという間に終わってしまった。結構、忙しかった。昼休みのバードウォッチングはスキップした。残念だが。とは言え、朝が充実すると、1日がうきうき、楽しくすごせるなら、こんないいことはない、とも思う。しかし、あまりにも最近は野鳥に偏重しすぎた。しばらく、野鳥の話題は打ち切ろう・・・・・・。

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オオタカに接近遭遇!

このところ話題が野鳥観察(バードウォッチング)に偏ってしまった。しかし、しかし、しかしである。 花鳥にうつつをぬかしているわけではない。その間、自分で目標をたてた本はかかさず読んでいる。佐藤優氏は、「読書とは他人の頭で考えることだ」、と喝破している。人は、読んだ分、あるいはそれ以上に、自分で考えなければならないのだ。私もそうしたい。でなければ、膨大な知識に飲み込まれて、何も残らない・・・。

ビートたけしもギャグに使った「ここはどこ、私は誰」じゃないけれど、「こんなところで俺は一体何をしてるんだ」という思いがある。こんな余計なこと考えないで、素朴に生きて、愛して、死んでいけばいいじゃないか、ともう一人の自分が言う。しかし、しかし、しかしである。私の中の名付けることの出来ない何かが私を駆り立てるのだ。

野鳥観察は、まあ、言ってみれば19世紀型の博物学だ。自分自ら、直接出会って確認した野鳥だが、まだ100種類ちょっである。野鳥ガイドブックによれば、地元の涸沼では160種以上の種が確認されており、私が知らない、しかし、誰かはすでに知っている種がまだ60種類ちかくあるのだ。数を追いかけても仕方ないし、きりがないことは承知している。それでも、私は、時間があれば、双眼鏡を持って、一人野山を歩き回る。私は、かつて誰かが辿った道を、また一人で追体験をしているに等しい。私にとっていまだ未見の野鳥は、存在しないに等しい。図鑑にきちんと整理されて名前が付けられた野鳥は、見事に「整理されて片付けられている」が、「死んでいる」。

何故あなたは、野鳥観察にのめり込むのか、と問われれば、「そこに野鳥がいるからだ」となどと擦れたことは言わない。自分にとって新しい種に出会うことは、大きな喜びだからだ。そして、すでに知っている野鳥にしても、出会い方如何では、それ以上の何か、なのだ。 (おっと、理屈っぽくなってしまった。楽しいものは楽しい、で良いはずなのだが・・・・・。)

新年明けの3連休の日本列島の天気は大荒れに荒れたが、それにもかかわらず、3日間、毎日野鳥を見に毎日でかけた。毎回、毎回、なにがしかドラマがあるのだ。連休最後の昨日は、日本列島を襲った低気圧の影響で風は強くて、コンディションは晴天にもかかわらずあまり良くなかったが、オオタカに3度遭遇した。オオタカの場合、通常はカラスに囲まれてモビング(身を守るための襲撃)を受けているところを、下から見上げることが殆どで、1度だけ、千葉県の県民の森で、指導員の方に教えてもらって150メートルくらい先の雑木林で羽を休める「高貴で優雅なオオタカの姿」を真正面から観察したことが1度だけあった。いわば、両者にとっては安全距離の出会いである。 

今回は、至近距離でいきなり出会ってしまった。 最初の接近遭遇である。目と目が会うところまでは行かなかったが、背中越しに一瞬、この猛禽は私を見たような気がする。そして、あっと言う間に飛び去った。大いなる驚き。思わず立ちすくんだ私。場所は、笠原水道付近の雑木林だ。どうも、風で倒された木の上で、羽を休めていたようだった。 

2度目は、1時間半後、いるかなぁ、と2匹目のドジョウを狙って、そーっと近づいていったのだが、そこには居なかった。ところが、すぐ近くの、別の木に居たのだった。またまた、さーっと、一瞬だが飛び去ってしまった。残念!惜しい!何故気づかなかったのか!第二次接近遭遇である。

そして3度目は、飛び去った後のその場所で、気を取り直して、先日、数分だが、10センチちょっとのあの可愛いミソサザイが尻尾をたてて、姿を見せてくれた場所に、又、出てくれないかなぁと、期待してじーっと佇んでいたのだったが、それをあざ笑うかのように目の前をあっという間に1羽の猛禽が、左手から右手に向けて通り過ぎていったのだった。2度目の遭遇の10数分後のことである。あの顔、体の模様、まちがいなくオオタカだった。第三次接近遭遇!私と3度もの接点を持ったオオタカとの出会い。余韻を反芻しながら、しばらくの間、私はシビレタまま、その場を動けなかった。 これだから、野鳥観察は止められない!

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ジョウビタキは雨がお好き?

1月4日から仕事始め。新年はゆったりと時間が過ぎた。2日間、仕事をして今日から3連休。しかし、外はパラパラと雨が降っている。よーし、行くゾ!双眼鏡と傘持参で出かける。家人にはすぐ戻ってくるからと・・・雨が降っているのに行くかぁ?あんたも好きね~。

「子供の森」の雑木林に行く手前の広場を通りかかる。子供のころよく野球をやったっけ。それから、ある日アオダイショウをみつけて、皆でよってたかって袋だ叩きして殺してしまったことも思い出す。子供は正直で残酷だ。雨足が少し強くなってきた。どうしよう、今日は止めるか。

と、迷い始めた時、ジョウビタキの囀りが始まった。昨日も職場に向かう朝(金曜日は遅番で10時45分出勤、1時間ゆっくり歩いてバードウォッチングをしながら出かけた)、同じ場所で見かけた。こんな雨が降っているのにこの元気な囀り。空き地を囲む手すりに止まってどうどうと鳴いている。しばらく双眼鏡で覗いて見とれてしまった。ちょうどこっちを向いて口を開けて囀っている。口の中の赤が見える。 これで、今日は雨天決行の決意が固まった。もうどんなことがあっても最後まで行くゾ!

雑木林の階段を下りて、林縁を歩く。ルリビタキの♀が住み着いている付近に差し掛かると、ちらっと姿が見えたものの、すぐ藪の中に姿を消してしまった。残念・・・。すぐ近くにシロハラの姿、それにちらっとモズの姿。そして、またまた、ジョウビタキの♂の姿。ラッキィ~。

千波湖はいつもは朝の散歩で人が大勢いるが、今日は誰もいない。そりゃそうだ。この雨だもの。私一人で独占だ。カワウ、ユリカモメ、ドバト、オオハクチョウ、コクチョウ、コブハクチョウ、ドバト、カンムリカイツブリ、カルガモ、ホシハジロ、オナガガモ、ヒドリガモ、オオバン、セグロカモメ・・・・。

トンネルを抜けて千波公園へ。いきなり右手の小さな水路の上をカワセミが飛んでいく。50メートル先の水辺の側の杭に止まったところを、双眼鏡で覗く。♂だ。

桜川沿いに歩く。いつもと違う鳥の姿が岸辺で餌漁りしている。双眼鏡で覗くと、コチドリ3羽。いや、目の黄色いリングがないぞ。イカルチドリ?

橋を渡って、徳川博物館のある雑木林沿いに歩く。ややややッ、またまた、ジョウビタキの♂。またまた囀ってるぞ。ジョウビタキは雨の日がお好き?枝の上で羽を休めて伸びをしたり羽繕いをしたり、足で頭をかいたり、いやあ、私生活をいろいろ見せてくれました。

道沿いの植え込みには沢山のアオジが餌を漁っている。ツグミの姿もあちこちに。公園センターの前の水路ではセグロセキレイ。 近くの梢でピチピチする。シメである。この辺りに住み着いている。散歩の度に必ずその姿を拝ませてもらっている。

道路を渡って護国神社へ。もみじ谷、桜山をゆっくり歩く。ここに来て、調子が悪くなった。公園内の池でコサギがこっそり餌漁りしている以外は全然駄目。いつものルリビタキスポットでじっくり待つも、♂2羽も♀1羽もさっぱり姿を見せてくれない。いるのは、シロハラとヤマガラとシジュウカラとコゲラとカケスだけ。時折、ウグイスの笹鳴きがするくらい。

桜山では、毎度顔を合わせる野良犬君とまた会ってしまった。目と目が合えば、追いかけてくる。時々吠えられたりする。雨足がさらに強くなる。こりゃ、駄目だぁ。引き返そう。

と、ウソの群れがやって来た。あの聞き覚えのある口笛の音。7~8羽のウソである。盛んに桜の木の芽を貪っている。しばらく、このウソたちと戯れながらルリビタキよ、出て来~い、と待っていたが結局駄目だった。

帰路に着く。途中で往路に出会ったジョウビタキ♂に再会、別のシロハラ、そして、アカハラ、そして、モズの♀に遭遇。 桜川の土手の方ではタヒバリの声がするが姿は見えない。

千波湖の側の店でソフトクリームを買って食べる。誰もいない。にやけた中年男が雨の中、傘をさして、ソフトクリームを食べている姿は様にならないなぁ。

最後にもう一度、少年の森のルリビタキスポットへ。やっと、ルリビタキ嬢(♀)に再会。15分近くいっしょに戯れた。いやぁ、やんちゃである。あちこち忙しく飛び歩く。地面に降りて餌をくわえたかと思うとまた枝に戻ったり、ベンチにチョコンととまって羽を休めたり。途中、双眼鏡の中に、アカハラ君まで飛び入りで登場してくれた。最後の最後で、楽しませてくれた。これで、満たされた。

12時過ぎ、約2時間半の雨の日のバードウォッチングは終了した。もう、本格的な土砂降り。靴はびしょびしょ。しかし、目はキラキラ。体は空っぽ。無の境地と恍惚感で一杯だった。

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あっという間の1年でした。大晦日はやっぱりバードウォッチング!

今日で今年も終わりだ。昨日から弟の子供たちが遊びに来ている。中学2年生と1年生。せわしいばっかりの甥と姪だと思っていたら、この1年でずっと大人びてきて落ち着いてしまったのにはビックリだ。昨夜遅くまで、テレビを見たり勉強したり?で今朝早起きした時には、二人はまだぐっすり眠っているようだ。(夕方家に戻って聞いたら、10時過ぎの起床だったらしい。若いうちはいくらでも寝ていられるのだ。私も学生時代はもちろん、サラリーマンの20歳代の週末はいつも昼過ぎまで寝ていた記憶がある。いまじゃ無理だ)

いつもと変わらぬ朝食を取り、よーっし、今年最後のバードウォッチング納めだゾ、と双眼鏡をもってまたふらふらと出かける。12月は10月、11月の忙しさと禁欲の反動でこれでもか、これでもか、と週末はバードウォッチングに精を出したが、冬休みにはいってからというもの、東京へ遊びに出かけた2日を除いて、毎日、実践している。全然飽きないのだ。

今日も終わってみて、フィールドノートを付けてみれば、全部で48種の野鳥を観察した! 今年最高の結果であった。特に野鳥が出る場所に出かけたわけではなく、自宅付近の雑木林や野鳥が出そうなところを昨年末から今年始めに歩き回り、今年の12月から集中的に頑張ってみたら、殆どの冬の野鳥が観察出来たということだ。他のブログで出ている情報だと、あとオオマシコとミヤマホオジロくらいだろうか?見てないのは。それ以外は全て出揃ったようだ。

開眼したルリビタキだが、自宅界隈の雑木林・公園のルリビタキマップが完成した。私の秘密スポットである。今日は、例の場所で、ルリビタキの♂3羽、♀2羽と戯れた。驚きである。もっといるかも知れないが、少なくとも5羽の縄張りは分かった。 一方、少年の○でも♂1羽と♀1羽がいることは知っているが、今日は何とか♀1羽を観察出来た。囀り(冬の地鳴き)もないのだが、この辺りにいるだろう、とそろーり近づいて行くと、案の定、とガガッ、ガガッと微かな地鳴きが緑の茂みの中から聞こえてきた。潜んでいるのだ。空っ風が冷たいのだが、何とかして姿を見たいという情熱で発火して立ち尽くすこと10数分、ルリビタキ嬢は地味ではあるが、その優雅な姿を見せてくれた。

某センター前の水路では、ここのところ毎回のようにカワセミの姿が見られる。今日も期待して通りかかる。50メートルほど手前の橋から双眼鏡で探すと、ちょうどホバリングして、水中に突撃して、コンクリートの岸壁に戻ったところだった。残念ながら空振りだったようだ。すぐ右手にはカメラを構えたバードウォッチャーが一人いた。一昨日も見かけた人だ。あんたも好きね~。

カワセミ → http://www.gt-works.com/yachoo/zukan/tori/kawasemi/kawasemi.htm

秘密のスポットでは1時間半近く、3羽の♂のルリビタキと2羽のルリビタキの♀を独占して!戯れた。早くデジスコープを買おう!優雅な写真を、この感動を他の人にも見せてあげたい、と思うようになった。 

それと、いつものヤマガラとシジュウカラとコゲラの3点セットの中に、今日はヒガラを見つけた。やっとのことだ。すばしっこくて、なかなか双眼鏡の中に入らないので苦労した。3点セットならぬ4点セットの豪華版となった。

ヒガラ → http://www.gt-works.com/yachoo/zukan/tori/sijyuukara/higara.htm

シジュウカラは → http://contents.kids.yahoo.co.jp/zukan/birds/card/0418.html

今日は、ルリビタキの大ヒットだったが、それに負けずと、ジョウビタキの♂にも出会ったし、昼前から、猛禽の出る草原一帯をゆっくり2時間かけて散策した。昨日遭遇したノスリがまた出てきた。

トビも一羽悠々と大空を舞っている。桜川の上流へどんどん歩く。ホオジロ、カシラダカ、カワラヒワの群れ。時折モズの姿。昨日から、随分モズに出会っている。特に♀と遭遇する機会が多い。眼窩の黒味がなくて、胸がうろこ状になっている。

随分と上流までやって来た。そろそろ引き返そう、と戻り始めてすぐに、あの懐かしいベニマシコの囀り(冬の地鳴き)。フィッ、フィッ、フィホッ・・・。セイタカアワダチソウの綿の部分を盛んに啄ばんでいる。どうも♀のようだ。3羽。どこだーい、♂君は。あちこち追いかけたが、とうとう♂の紅色とは出会えなかった。

空が、騒がしいと思って見上げるとカラスに追われる別の猛禽の姿。下から見上げたその優雅な姿はカラスとは全然違う。間違いなくオオタカであった。

http://www.gt-works.com/yachoo/zukan/tori/taka/ootaka.htm

時計はもう14時近い。そろそろ帰ろう。寄り道して、正月に飲むワインを近くのスーパーに買いに行く。フランス産のボルドーワインだ。そして、もう一度、○○○谷を通りかかり、ルリビタキ君達に最後のお別れをして、○波公園を通ると、「我が憧れの」ウソの「口笛」みたいな囀りが聞こえる。♂2羽と♀2羽が桜の芽を啄ばんでいる。 いやはや、もう、ここまで来ると何がなんだか・・・・・・。

すっかり満ち足りて家路を急ぐ。目はキラキラ。体の中は空っぽ。当分、止められそうもないナ。

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猛禽について~年末にノスリと出会う!

バードウォッチングの外道と言うと、猛禽には失礼かも知れない。可愛らしい小鳥に比べて、肉食の猛禽は実は、なかなか観察が難しいと思う。そもそも、囀っている猛禽は滅多に見れないし、羽を休めて止まっている猛禽を見るのもそうあることではない。私の経験では、大体カラスが大騒ぎしているなぁ、と思ってふっと目をやると大騒ぎしているカラスの中に種類の違う鳥に気づき、双眼鏡を向けるとそれが、トビだったり、オオタカだったり、ノスリだったり、ということが殆どなのだ。というか、下から見上げる姿では、その猛禽の種類を見分けるのは至難の技である。特に私のようなビギナークラスのバードウォッチャーにして見れば。

今日は、何とノスリに遭遇した。年の瀬も押し迫ってしかも寒気が日本を襲っていて、とても風が冷たい陽気だったのだが、私は、それにもかかわらず一日中気ままに雑木林や公園、草原をほっつき歩いた。そして何も気兼ねすることのない無垢な時間を堪能した。何と言う贅沢!ルリビタキは、大分習性がわかって、ここのところ毎回バードウォッチングに出かければ、2度、3度はその姿を観察できるまでになった。今日も、秘密のルリビタキスポットで、たっぷりとルリビタキの♂や♀と戯れ、カワセミ、ミソサザイ、ウソ、ジョウビタキ、キセキレイ、ヤマガラなどもじっくりと観察したりで合計45種類近い野鳥に出会い、今年もこれでおわりだなぁ、と満足感に浸りながら、そうだ、ベニマシコが見たいな、と最後に雑木林の前に枯れ草が広がる場所に足を運んだのだった。

午後の夕陽が差し始めるうら寂しい草原を歩いていると、突然100メートル近く先の雑木林の縁の木立から猛禽が離陸して大空に舞った。おおっ、猛禽だ。トビじゃないぞ。私の頭上50メートルくらいの至近距離を悠々と円を描きながら上昇していくではないか。くっきりと見えるその姿。野鳥図鑑で飽きるほど眺めて頭に入っているこの姿は間違いなくノスリだ!上昇気流に乗って、段々高度を上げて、10分もすると肉眼では見えないくらい高く舞って、姿が見えなくなった。 

http://www.gt-works.com/yachoo/zukan/tori/taka/nosuri.htm

実は、今週日曜日にもここを歩いていて、この猛禽を目撃したのだった。そして、たぶんノスリだろうとほぼ特定はしていたのだったが、今日はしたから見上げるノスリの姿は、まさしくこのインターネットの図鑑に示されている写真そのままであった。

それにしても、私のすむこの地方の小都市(人口20数万)は、緑が濃くてこんなにも野鳥が豊富だとは驚くばかりだ。猛禽だと、今年の6月だか7月だったか、勤務する学校のキャンパスの近くでツミも目撃した。雨上がりの昼下がり、聞いたことのない鋭い野鳥の声が電信柱の上から盛んに聞こえてきた。何だ、何だと見上げると、右足に捕らえたスズメを掴んで飛び去る小さな猛禽の姿があった。キジバトくらいの大きさで、図鑑で確かめるとツミであることが分かった。 Yahooの野鳥図鑑を除いて見ると「オナガが生息するところに営巣する」とあり、成る程と納得した。勤務先の界隈は、よくオナガの群れを見かけるのだ。それも、ある民家の緑豊かな庭先の木に営巣しているようなのだ。ツミはオナガ(たぶん大きすぎる?)は襲わないらしい。

ツミ → http://www.gt-works.com/yachoo/zukan/tori/taka/tumi.htm

オナガ → http://www.gt-works.com/yachoo/zukan/tori/karasu/onaga.htm

これまで出会った猛禽だが、トビ、オオタカ、チョウゲンボウ、ツミの4種類に先日、涸沼で見かけたミサゴ(これは95%の確立)と本日のノスリで合計6種類となった。これから当面の目標はチュウヒとハヤブサになるだろうか・・・・・。

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イソヒヨドリとキセキレイ、そしてベニマシコ・・・

冬休みが始まって三日目。毎日、午前中は野鳥観察三昧で過ごし、午後は、年賀状を書いたり部屋の整理をしたり、本を読んだりで過ごしている。今日は、久しぶりに(3週間ぶり)に、別のコース(逆川緑地)を歩いた。8時過ぎから帰宅まで約5時間。堪能した。観察した野鳥は、ざっと数えて45種類である!なかなかのものである。

先々週からルリビタキで熱くなっていたが、今日は、何と言ってもイソヒヨドリとベニマシコである。

イソヒヨドリは、通常は海辺に生息すると聞くが、驚くなかれ、私のバードウォッチングテリトリーにもいるのである。今年の2月のある日のこと、逆川をずーっと上流に向って歩いてると、いつも違う鳥が突然現れた。双眼鏡で覗くと:

http://www.gt-works.com/yachoo/zukan/tori/tugumi/isohiyodori.htm

図鑑で確認すると、イソヒヨドリの♂である。♀はもっと地味である。囀りは聞いたことがないが、CDで聞くととても美しい。ツグミの仲間だ。クロウタドリに似た囀りである。2月~4月にかけて、散歩するたびにまた会えるかなぁ、と楽しみにしていた野鳥だ。某所陸橋のコンクリートの支えの隙間にいつもチョコンととまっている姿を何度みかけただろうか・・・・・。4月の上旬を最後に、見なくなってしまった。 

と言うのも、夏場はバードウォッチングを休んでいたからだったが。秋口から徐々にバードウォッチングを再開して、姿を探していたのだが、ずーっと出会えなくて気にはなっていた。そして、今日念願かなっての再会である。同じ♂だと思いたい。

さらに、上流の草原を歩く。ベニマシコがお目当てだ。近くの民家の緑の垣根から盛んにジョウビタキの囀り(冬の地鳴き)がするので、じっと見ていると、家主が犬を連れて散歩に出てきた。「野鳥を見てます、すみません」、と言うと、のってきた。「今年は、野鳥がいろいろ出てるみたいですね。囀っているのはジョウビタキの♀です」「ここのすぐ先では、ベニマシコもでますよ」「下流の某雑木林は、カラスも多いけれど、野鳥は一杯でますね。今日も、ウソが出てました・・・」

家主は犬を連れてランニングしながら散歩に出かけていった。私はゆっくりと後を追いながら小川の土手を歩く。中流から上流はセグロセキレイとキセキレイが多い。今年はキセキレイの数がすごく増えたようだ。キセキレイも好きな鳥だ。バードウォッチングを始めてすぐ、当時住んでいたアパートの前の空き地(畑)でいきなり出合ってびっくりしたものだ。その後、なかなか出会えなかったが、一度、高尾山にバードウォッチングに出かけたとき、私鉄の駅前の小川に沢山のキセキレイが戯れていてびっくりした。普通にいる鳥だが、数的にはハクセキレイ>セグロセキレイ>キセキレイという順番だから、キセキレイを見ると心が躍ってしまう。囀りはセグロセキレイが一番キレイだと思う。

http://www.gt-works.com/yachoo/zukan/tori/sekirei/kisekirei.htm

冬至を過ぎて冬の寒さが増した。11月終りくらいまでは、天気がいいとホオジロなんかはまだ囀ってくれたが、さすがに囀りは聞こえない。今日はいろいろな野鳥を観察したけれどもまだベニマシコを見ていない。ゆっくりと歩きながらあたりを伺う。やはり、冬の囀り(地鳴き)が聞こえないとなかなか難しい。私が知る秘密のスポットにやって来た。じーっと待つこと15分。フィッ、フィッ、フィホッ・・・・聞こえてきた。大分遠いが、音源に双眼鏡を向けると、まずは地味な♀の姿。じっと見ていると近くに♂がやって来た。やはり♂の紅色の姿を拝まないとベニマシコを見た気がしない。立ち尽くすこと10数分。盛んにセイタカアワダチソウだかのフワフワした部分(種?)を貪っている姿をじっくりと観察出来た。(ベニマシコについては108日のブログ参照)

さあ、帰ろう!目はキラキラ、体の中は空っぽという感じで5時間の野鳥探索は終わった。

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例の雑木林のルリビタキは♀だった!

このところ、ずっとルリビタキの話題である。ベテランのバードウォッチャーは苦笑するであろうが、お許しいただきたい。何とか野鳥観察100種類を超えるところまでこぎつけたが、私のお気に入りは、ルリビタキ、エナガ、そしてクロウタドリなのだ。ルリビタキはその優美さ、エナガはその可愛らしさ、クロウタドリは、その囀りの美しさ・・・。 ルリビタキだが、やはり愛好家は多いらしく、こういう写真集がアップされているのを見つけた:

http://enjoy.pial.jp/~suji/ruribitaki.html

今朝も、いつものように早朝の静かなキャンパスを歩いた。ヤマガラの群れに遭遇。一羽とは目と目があってしまって、私は一瞬動けなかった。平和な1日の始まりである。

職場は、今週で仕事納め。以前の民間企業とは大違いである。さあ、12連休、何をしようか、それだけで心うきうきである。久しぶりに東京へ出かけて、神田古本屋街を1日巡り歩き、古い友人と飲んだり、そんなものだが、買い込んだ本もどっさり読みたいし、家族と冬の名物・どぶ汁(アンコウ鍋ではなく、アンコウの肝とアンコウの水分だけで調理した鍋で漁師がが食べる格別美味い鍋)を食べに行ったり、後は野鳥観察三昧だろう。

明日は、留学生とのお別れ会を兼ねたクリスマスパーティもある。ああ、今日はプレゼントを買いに行かないと・・・・・・。その準備やら、終了したイベントのフォローやら、職場の一日はあわただしく過ぎる。

昼休み、双眼鏡とお弁当を持って近くの雑木林へ。キャンパスのM棟に住み着いていたルリビタキは、「抜けて」しまったようだ。今日こそは雑木林の例のルリビタキを確認しようと決意して、凍えそうな寒さの中、コートも着ずに、心を熱くして、出かけた。徒歩10分。

いきなり、ツグミの仲間のアカハラに遭遇した以外は、静かである。シジュウカラとアオジが少々。そして、後はしーんと静まり帰っている。30分ほど粘ったが、成果なし。さあ、帰るか、とゆっくりと歩き始めると、地鳴きが微かに聞こえる。ガガッ、ガガッ。沈黙。ガガッ、ガガッ、沈黙。すぐ近くにいる!じっと立ち尽くして、目で辺りを伺うものの特定できない。と、この沈黙にいたたまれなくなった小さな小鳥が2メートルほどの金網からすーっと、緑の茂みに逃げていった。惜しい!ルリビタキだった!

少し戻って、数分じっと待つ。そして、また先ほどの地点に近づく。地鳴きが聞こえる。じーっと我慢していると、ついに、小鳥が姿を現した。数十メートル先の枯れ木の枝、地面の草地に着地して、また戻って、忙しく動き回る。少し動きを止めたところで双眼鏡で姿を捉えると、ルリビタキの♀であった。想像していた通りである。ついに、ここのルリビタキを捉えた。なかなか優美なルリビタキ嬢である。10分ほど、戯れさせてもらった。じーっと双眼鏡で覗き見している!と突然、レンズの中にモズが現れた!危ない!と声が出そうになったが、ルリビタキ嬢はさっと身をかわしてすぐ近くに難を逃れた。何を隠そう、モズは小型の猛禽である。自分より多きいツグミでも倒して餌にしてしまうコワーイ存在である。

この直後、ルリビタキ嬢は姿を消してしまった。緑の茂みに身を隠したのだろう。

さあ、これまで。体は50分近く底冷えのする雑木林でじっとしていたので、凍えそうだったが、キャンパスへ戻る足取りは軽く、心も熱かった。

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週末は、野鳥観察三昧(そのⅠ)~「ウソ」や「ソウシチョウ」たちと戯れる。

さて、今日は土曜日。ルリビタキで盛り上がった余韻が残っているのか、5時半に目が醒めてしまった。外はまだ暗い。ベッドののなかでうとうと、ごろごろする。7時起床。ベーコン入りパンを頬張り、オレンジジュースをがぶ飲みして、双眼鏡を持って、家族に「散歩に行ってくる」と一言で出かける。天気はいまひとつなのだが、心は軽い。

今日はいつものコースではなく、子供の頃よく野球をやった営林署の空き地付近、千波公園を抜けて、護国神社、もみじ谷、大学キャンパス付近の雑木林、桜川上流を歩くことにした。 ところが、どうも様子がおかしい。 出会う野鳥の数が少ないのだ。 駄目だナ。ハズレだぁ~。 公園センター手前の桜川でカワセミに出会ったのが、前半部分の唯一のハイライトだった。嘴の下が赤いということは♀であった。

→ http://www.gt-works.com/yachoo/zukan/tori/kawasemi/kawasemi.htm

あとは、ツグミ、シジュウカラ、モズ、ヒヨドリ、ムクドリ、アオジ、カケス、コゲラ、シメ、タヒバリ、セグロセキレイ、ハクセキレイとかそんなものだ。空を見上げると、嘴が黄色いダイサギ、それにアオサギのツーショットが丁度、線路を挟んだ向こう側の湿地帯に着地するところを目撃したりで、なんとも寂しい。 一度、笹鳴きをするウグイスが、じっと立ち尽くす私の数メートルのところに突然顔をだしてくれて、おおっっと少し感動させてくれたが、私に気づくとあっというまにまた笹薮に逃げてしまうというハプニングがあっただけだ。期待のルリビタキは囀りを1度聞いただけだが、姿は全然見えないし・・・。ああ、それから、カラスに追われる猛禽を目撃した。どうもオオタカらしい。ついでに大学のキャンパスにもちょっと足を伸ばし、例のルリちゃんのスポットにも顔を出したが、今日はもぬけの殻だった。昨日金曜日の朝も3日連続でご挨拶して、美しい囀りを聞かせてくれたのに・・・。ルリちゃんもひょっとして、土日はお休みか?がっかりだ。

欲求不満を感じながら、護国神社の近くのもみじ谷を歩いていると、突然、フィーッ、フィーッと口笛のような声。ピンと来た。ウソだ。(ご記憶の方は11月21日のブログをご参照願います)。一度聞いて覚えた野鳥の声は二度と忘れないから不思議なものだ。すぐに双眼鏡を取り出して、音源に向けると、ウソの♀であった。♂のような赤味がない。ちかくには、デジスコ持参のバードウォッチャーがちょうど手持ち無沙汰にしていたが、やはり、鋭く反応してこっちにやって来た。やっと、獲物が来たという感じ。心が一気に軽くなった。すぐ目の前の桜の木にとまって盛んに,芽をたべるウソ。すると、後ろの高台の雑木林の向こうからもフィーッ、フィーッとウソの囀り。この場は、デジスコのおじさんにお譲りして、私は、高台の方へ。抜き足、差し足。人ひとりいない公園だ。双眼鏡で探す。すぐに見つかった。♂が2羽だ。そこにアオジがやってきて、お互いに縄張り争いを始めたが、結局、ウソがその場を取った。公園の縁に立ち尽くして観察すること15分くらいだろうか、もういい、十分に堪能した、というところでウソ君とお別れした。

その後、桜川上流の堤防と左手の草地を散策した。特に出会いはなかった。沢山のホオジロとツグミに混じって、時折ベニマシコの囀り(冬の地鳴き)がしたがとうとう姿を捉えられなかった。変わりに、何とセッカを何度か間近に観察した。初夏に元気よく囀る小さくて可愛いセッカであるが冬の寒いこんな時期に君と出会うなんて!すぐ近くでじっと動かずにしばらくその表情を観察させてもらった。→ http://www.gt-works.com/yachoo/zukan/tori/uguisu/sekka.htm

夏の鳥かと思ったが、しっかり、越冬しているのだと納得。

散歩はフィナーレに近づく。自宅近くの雑木林に戻るまえに、千波湖に立ち寄る。栗味のソフトクリームを食べながら、オオハクチョウ、コブハクチョウ、オオバン、ユリカモメ、カルガモ、ヒドリガモ、ホシハジロ、オナガガモ、カイツブリ、コクチョウなどに挨拶をする。 それから雑木林へ。愛嬌のあるヤマガラ君(私に1メートル位まで接近して餌を夢中で食べていた)としばらく戯れ、最後の地点手前で、前方が少し騒がしいなあと、ふと目をやると、今まで聞いたことのない地鳴きで小さな野鳥の群れが草の茂みの中を移動している。慌てて、双眼鏡を取り出して覗いてみると、ヤヤヤッ、何と、ソウシチョウではないか!びっくりである。

このソウシチョウ、もともと日本原産ではなく、中国南部やビルマにいる鳥らしいが、日本では1970年代から増え始めているらしい。筑波山でもかなりいるらしい。私は、昨年の確か6月か7月のある1日、埼玉県は川角という田舎をほっつき歩いたとき、それまで聞いたことのない大変美しい囀りを聞いて、足を止めやっと探り当てて双眼鏡で覗いたレンズの中にあった原色の熱帯産野鳥っぽいその姿に、感動したものだ。

→ http://www.h6.dion.ne.jp/~sugibird/ysoushityou.html

なかなか美しい鳥だ。原色の派手さが、日本の色彩にはミスマッチしているような気もするが。しかし、冬場、誰もいない雑木林で大騒ぎしながら集団移動するソウシチョウを見るなんて、ちょっとびっくりした。

帰宅したのは12時すぎ。7時半前に家を出たのだから、5時間弱のほっつき歩きであった。家人もあきれていた・・・・・。

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ワーイ、今朝もルリビタキに会ったぞぉー。

いつもより20分早起きして、早めに家を出た。さあ、今日もルリビタキに会えるかナ?期待に胸を膨らませて、大学キャンパスを歩く。タイムカードを切って、そーっと歩く。建物と建物の間の例の低い潅木のところに近づくと・・・ いたいた、ルリちゃんがいた。私の足音に気づいたルリビタキはすぐにまた、緑の葉で覆われた樹上の茂みに姿を隠す。そして、冬の囀り(地鳴き)を始めた。ヒッ、ヒッ、ヒッ、カッ、カッ、カッ。しかし姿が見えない。

しばらく、じっとしていると、突然、あの控えめだが美しい囀りが始まった。ヒョロヒュルルルリッ。人気のないキャンパス内の雑木林の中で、ルリビタキの囀りが心地よく響き渡る。昨日の再現である。本当に誰もいない。英語で呟くなら、Not a soul was to be seen at the campusである。この瞬間を私が独占している。何と言う贅沢だろうか?

そーっと双眼鏡をカバンから取り出して身構える。再びルリビタキは、建物の間の潅木に移動した。チャンスだ!ちょうどメジロも2羽やってきたみたいだ。双眼鏡で姿を捉えると、どうも、ルリビタキの♀のようである。それとも、♂の若鳥か?このあたりの判別が難しい。♂の成鳥でないことは確かだ。このルリビタキ、やんちゃ盛りで、とにかく忙しく動き回る。もっと近くではっきり見ようと近づくと、すぐに緑の葉で覆われた樹上の茂みに飛び込んでしまう。そして、ヒョロヒュルルルリ、ヒョロヒュルルルリ、ヒョロヒュルルルリと囀ってくれる。サービス精神満点である。そして、毎日枯葉がどんどん落ちて、裸になりつつさるクヌギの木の枝を飛び回る。あまりに忙しく動きまわるので、一瞬、目を話したときに見失ってしまった。

どこだ、どこだ、と探していると、反対側の建物の植え込みにちらっと鳥影が見える。近づいて、双眼鏡で眺めると、なんとジョウビタキ嬢(♀)であった。わーい!すると、ルリちゃんは?振り返って、また例のスポットに静かに戻る。ルリビタキ嬢はまた、例の建物の間の低い潅木に移動したようだ。もう、追いかけっこはやめよう、そっとしておこう、しばらくはずーっと付き合えるのだから、と納得して事務所に入り、仕事に取り掛かる。

早朝の束の間のバードウォッチングは終了。 この日は、もう一度、午前中ここに覗きに来たが、ルリちゃんは相変わらず動き回っていた。この様子なら、しばらくは、毎朝ルリビタキ嬢(と思いたい)と密会を楽しめそうだ。

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ルリビタキ、キャンパスに現れる!

何時ものように目が覚めて、何時ものようカフェオレを飲みながら、ほっかほかのお餅のようにねばねばする熱いチーズ入りのフランスパンを食べて、何時ものように車を運転して、職場へ。今日も天気はいい。8時前の大学キャンパス。人ひとりいない。静かだ。

いつものようにタイムカードを切り、ぼんやりとしたまま、雑木林がのこる道を歩くと、ヒヒッという声が聞こえたような気がした!耳が、体が反応する。頭にスイッチが入る。ひょっとしてルリビタキだゾ!静かに、M棟のそばの青い茂みの方に歩く。突然、ルリビタキの美しい囀りが始まった!ヒョロヒュルルルリッ!(カタカナで擬音化すれば)。少し控えめだが、美しい囀りだ!おおッ!るぁっきぃい! 間違いない、ルリビタキだ。ひとしきり囀り、静かになり、またまたヒッ、ヒッ、ヒッ、カカッ、カカッ、カカッといういつもの冬の囀り(地鳴き)に戻る。

姿を見たくなった。M棟のそばは、木の名前は分からないが青々とした葉をつけた木があって、上のほうは葉の茂みで覆われている。その中から声がする。じーっと立ち尽くして待つこと数分。ようやくルリビタキらしき小鳥は姿を現した。たぶん、メスのようだ。建物と建物との間にまた小さな木立があって、下は落ち葉で覆われている。その小さな木に飛び移った。メジロらしき群れもやって来た。近寄るが、逆光で瑠璃色の姿はなかなか確認できない。かろうじて薄オレンジ色の胸が少し見えるだけだ。双眼鏡があったらなぁあ!

約15分、地鳴きと囀りを繰り返しながら、ルリビタキは、低木に羽を休めたかと思えば、緑の葉に覆われた常緑樹の中に姿を隠したり、なかなか元気に動き回る。そして、またヒョロヒュルルルリッ、ヒョロヒュルルルリッと何度も何度も囀る。ウットリと聞き惚れてしまい、時間を忘れてしまう。ゲーテなら、Verweile doch! Du bist so schoen! (留まってくれ、君は何と美しいのだ!)と呟くであろう。 おっと、いけない、このままルリちゃんと戯れたいのだが、仕事、仕事、仕事だ。

鍵を開けて、センターの開館準備をする。そのうちに部下の女子職員がやって来た。ちょっと、5分ほどいいかな、と断ってルリビタキのところに戻る。相変わらず、元気に動き回っている。囀りと地鳴きの繰り返し。ああ、これで、今日1日の幸福は約束されたようなものだ。朝から、こんな出会いをするなんて!

10時からお偉方を交えたお金に関わる会合に出席、その後事務所に戻りスタッフとミーティング、12時から留学生とのミイーティングがあるので、11時半から早めの昼食は、天ぷらそば。10分で平らげ、またまた、M棟に戻った。昼休み間近で、学生達が行き来しているにも関わらず、ルリビタキは地鳴きを発し、またまた私がいる前で、あの控えめで朗らかな囀り(ヒョロヒュルルルリッ)を何度もしてくれる。その場に立ち尽くして聞きほれた。

12時からミーティングをこなし、そのまま、大学院の会議に出席。某外国人の教授の逐語通訳だ。これで1時間。その後、センター長とスタッフを交えた月一度のミーティングまでまだ30分ある。またまた、仕事をサボって?M棟へ。ルリビタキ君は、まだまだがんばっている。地鳴きと囀り。地面近くにはやってこないが、クヌギの木や青い葉に追われた常緑樹を行ったりきたり、やんちゃぶりは続いている。シジュウカラ(ツッピー、ジュクジュク)とコゲラ(ギィー、ギィー)の群れもやって来たが、ルリちゃんは一人で対抗している。ヒョロヒュルルルリッ。ヒョロヒュルルルリッ。

予定通り14時半からのミーティングに出席。1時間で終了。今日は会議が多い。時計は15時半を過ぎた。本部棟にいったり、書類のやり取りの仕事もあるが合間に再び、M棟の例の場所へ。ルリちゃんはまだ囀っていた!ヒョロヒュルルルリッ。驚きである。朝から、1日中囀っているのだ。この囀りは、繁殖期の囀りと聞いているのだが、どういうことだろうか?

16時半前、薄暗くなる直前、ふたたびM棟の例のスポットへ。さすがに、囀りは終わっていた。地鳴きもしない。もうお休み?また明日かな?外は曇り空でぽつぽつと雨が降り出した。今日は、これまでと観念。明日また会おうぜ!

ということで、週半ば、仕事はちょっと辛いのだけれど(こんなことを言ってはいけないのだが)、ルリビタキと出会えて何とかしのげた。一日中、ルリビタキのことで頭は一杯だった。「透明人間でなく、ルリビタキ、キャンパスに現る!現る!」。辺りを歩く学生や教職員は全然気づかない。あんなに囀っているのに!知っている(聞いている)のは私だけなのだ。私だけが知っている秘密。明日は、30分早く家を出よう。もちろん、双眼鏡を持って。

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千波湖のオオハクチョウ、そして涸沼散策

Kif_0776_3  千波湖のオオハクチョウだけれど、手持ちのデジタルカメラでマクロモードで取った写真をアップします。通常の野鳥は無理です。人を恐れないオオハクチョウならではで撮影した写真ということです。くちばしの黄色の部分で見分けます。デジスコープは、いずれまた・・・。

今日は、天気もいいし、本と双眼鏡を持って、涸沼に行って来た。夏に、一度車の運転練習で行ったけれど、今日は、電車に乗ってトコトコ、ぶらぶら出かけました。子供の頃はよく釣りに来た。ハゼ、ボラ、フナ、サヨリ、ワカサギ。あのころは、もっと大きい沼だったような気がします。大人になって、子供時代に熱中した楽しい思い出のものに再会すると、以外や以外、あまりに普通すぎて、少しがっかりすることがよくあるけれど、この涸沼もそうだ。何の変哲もない普通の沼である。

涸沼駅を降りて、早速双眼鏡を吊り下げて、あてもなく、ぶらぶらとほっつき歩きました。湖岸に出る前に、ちょっと田んぼと枯れ草地と雑木林の縁を歩けば、モズ、ホオジロ、アカゲラ(キツツキの仲間)、そして、ベニマシコに遭遇。期待感に胸が高鳴ります。

_073 湖岸に出る途中の小川でカワセミ、ベニマシコ、オオジュリン、ツグミを多数観察。湖面では、マガモ、カルガモ、カイツブリ、ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、スズガモ、キンクロハジロ、コガモ、ホシハジロ、オナガガモ、ヒドリガモなどなど。もっといたかも知れませんが、カモは苦手で・・・。 猛禽ではちらっと、どうもミサゴ(魚を主食とする猛禽)とトビだけでした。オオタカ、チョウゲンボウ、ノスリあたりも見れるかな、と期待したのだが、朝出遅れたから仕方ないと諦める。

_075_1 いこいの村の公園は人の気配なし。一人で満喫した。コサギ、アオサギ、カシラダカ、アオジ、シメ、ツグミ、アカハラ、モズ、カワラヒワ、ジョウビタキ(♀)、そして、カワセミなど。カワセミはちょうど小魚を捕らえたところで、盛んに首を捻らせて魚を弱らせ、そして、飲み込む仕草を観察してしまった。 近くの湿原は、中学時代の恩師が捉えて有名になった固有種ヒヌマイトトンボが生息するところらしい。

_076 その後、湖岸から離れて近くの田んぼと雑木林を散策した。人っ子ひとりいない静かな里山の雰囲気。13時過ぎでそれほど野鳥に出会うこともなかったが、モズ、シメ、アカハラ、メジロ、シジュウカラなどにところどころで出会った。田んぼのあぜ道を歩いていると、なんとイナゴがぴょんぴょん跳ねているのにはビックリした。自然との一体感、忘我の境地で4時間近いあてのないほっつき歩きは終了した。

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やっと出会えたルリビタキ!

このところずっと週末の出勤が続いていた。今日は、鬱憤を晴らすべく野鳥観察三昧をした。 

そして、やっと、ルリビタキに出会うことが出来た。最初に出会ったのは忘れもしない20003年の冬、流山の雑木林に囲まれた公園の山道沿いであった。バードウォッチングを始めたばかりのころである。

とても寒い、1月か2月の早朝、それも確か日曜日で人気のない公園を歩いていると、薄暗い沿道の木の株にチョコンと可愛い野鳥がいた。

ジョウビタキの♀かと思ったら、どうも、様子が違う。はてな?姿かたちはジョウビタキの♀にそっくりだが、色合いが違う。胸のあたりが少し黄色がかっているが、羽は全体的にウグイス色っぽい。ジョウビタキの薄オレンジは黒の斑がある尻尾もないし? 

何だろうと思いつつ、しげしげと観察する。向こうも、じっと動かずにこちらを見ている。ヒタキの仲間特有の柔和な表情とおっとりとした眼。5分近く、お互いに身じろぎもせず対峙していた。やがて、沿道を散歩する人のざわつきで、この可愛い野鳥君は、薄暗い茂みに身を隠してしまった。

帰宅して、図鑑で調べているうちに、どうも、ルリビタキの若鳥だった可能性が大きいことが判明した。確信は持てないのだが。そうかぁ、ルリビタキかぁ。青い鳥。図鑑で見るこの鳥はなかなか美しい。早く、美しい瑠璃色のこの鳥と出会いたい、とその後は、バードウォッチングに出かけるたびに、期待しながら毎回裏切られてきた。この鳥とは縁がないのだろうか?もちろん、ジョウビタキとルリビタキの出会える頻度は前者の方が全然高いことは知っているつもりだ。それでも、他のバードウォッチャーは普通に観察してるのだ。それなのに、ああ、それなのに!私はどうして?という悔しさがある。

そもそも、自分は野鳥観察スポットにじっとして、野鳥たちが現れるのをじっと待つタイプではないのが災いしているのかも知れなかった。それでも、野鳥を探すポイントとしては、囀り、地鳴きなどを頼りに音源を探り当てるのが一番である。仲間のジョウビタキはすぐ見つかるのに、どうして、ルリビタキは駄目なのか。

CD録音されている、両者の囀り(冬場の囀り?)を聞くと、ほとんど同じに聞こえる。ヒッ、ヒッ、ヒッ、カカッ、カカッ、カカッ。しかし、若干、ルリビタキの方がオクターブが低い感じもする。

自分のバードウォッチングスポットを何度も歩きながら、どうも、近くの雑木林に囲まれた公園で、このルリビタキが時折囀っていることに最近気づいた。よーっし、今日こそは、という思いで、今朝は出かけたのであった。

人気のない土曜日の某スポット。今朝は寒い。霜が降りて、小川からは湯気が上がっている。アオジ、ツグミ、キセキレイ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、カケス、シジュウカラ、メジロ、ヤマガラ、モズ、シロハラ・・・・・次々と出会う野鳥たち。 しかし、ルリちゃんには一向に出会えない。今日も駄目かな、と思いかけて次のスポットに行こうかと思った直後、ジョウビタキより少しオクターブの低い囀りが聞こえてきた、ような気がした。心臓が高鳴る。その場にじっと立ち尽くす。ゆっくりと音を立てないように動く。音源の方を見やる。

しばらくすると、チラッと動く野鳥の姿があった。がまん、がまん。じーっと待っていると、双眼鏡で捉えられるアングルに来た。そーっと覗いていて見ると、やったぁ!ルリビタキの見事な♂であった。

ルリビタキ君は盛んにヒッ、ヒッ、ヒッと時折カカカッ、カカカッという音を混ぜながら囀り、小枝を伝い、地面近くに下りてきて、餌を啄ばんだかと思うと、道沿いの木の株に乗ったり、忙しく動き回っている。 心臓はドキドキである。私の周りを盛んに移動しながらルリビタキ君は餌漁りに夢中のようである。じっくりと、その美しい姿、挙動をいろいろなアングルで観察させてもらった。

そして、一度などは繁殖期に聞かれる囀り(冬の囀りと全然違う)まで聞かせてくれるというオマケ付きであった。やがて、飛び去ったルリビタキ君だが、余韻を反芻しながら、雑木林の道を歩く。公園の縁で下り坂になっているところで、又、ルリビタキの囀りが近くでする。 10メートルくらい先の木の枝にいるようだ。

双眼鏡で覗くと、ラッキィ!今度は♀のルリビタキである。♂ほどの派手さはないが、なかなか優雅なルリビタキ嬢である。これでもか、これでもか、と目の前で囀り(ヒッ、ヒッ、ヒッ、カカッ、カカッ、ヒッ、ヒッ、ヒッ)、私はうっとりとしてしまった。

残念なことに、犬を連れた散歩人がやってきて、私とルリビタキ嬢の戯れは、突然幕ををおろしてしまった。

しかし、しかし、やっと、大人のルリちゃん(♂と♀)に出会えて、ホントに良かった。今日は、この幸福感を反芻しながら、後はぼーっとしてようと思う。

ルリビタキはこんな鳥です。

http://www.gt-works.com/yachoo/zukan/tori/tugumi/ruribitaki.htm

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憧れの野鳥「ウソ」と出会う!

19日の日曜日、大学の学生達と、北茨城に出かけた。先週末は、アメリカ人の留学生と日光研修旅行に同行したのだったが、今回は、中国人の留学生と一緒だった。2週連続の週末旅行である。

朝出かけるときに、ふと、思うところがあって、双眼鏡を用意した。午前中は、ガラス工芸の体験をしたのだが、学生達が熱中している間に、15分ほど外へ新鮮な空気を吸いに出た。 別に、予感があったわけではないが、近くでホオジロの地鳴きがした。 何か、出会いがありそうだな、と思った直後、聞いたことのない、フィーッという声が断続的に聞こえてくる。 ン? さては? ひょっとして「ウソ」じゃないだろうか? 口笛みたいな音。 よく訪問する地元のバードウォッチャーのブログサイトでも、昨日ウソを5羽観察したという情報を見たばかりだった。

心をときめかして、双眼鏡を取り出す。音源を探り当てる。最初は遠かったのでなかなか特定できなかったが、どうも、私の直感はあたっていて、あの「ウソ」のようだ。でも、確信が持てない。 もっと、こっちに来ーい、と思っていたら、何と、幸運なことに、やがて近くの枯れ木にやって来たのだった。 全部で3羽。 双眼鏡でしっかり捉えると紛れもなくあの「ウソ」だぁ!!! ウッソー!!! ホントー!!! 本当だった!!!やったぁ!!!

永年、是非見てみたいと憧がれていた野鳥である。すると、さらに幸運なことに、私が立ち尽くしている地点から10メートルくらいの至近距離の小さな枯れ木にやって来てくれたではないか!!! 心臓がバクバクするほど、興奮してしまった。至近距離での「ウソ」。何という幸運だろうか!!! 「ウソ」情報を聞いた翌日に「ウソ」に出会えるなんて!!!

残念ながら1分もしないうちに、またもとの木に戻り、1羽が飛び去ると、残りの2羽も後を追うように飛び去って姿を消してしまった。 後は、初冬の静けさの中に、私が一人ぽつんと残された。しかし、この「ウソ」君(帰宅後、図鑑で確認したら皆♂だった)と出会った事で、体一杯に幸福感が漲り、午後は、生憎の雨模様だったが、花園渓谷を約2時間半、美しい紅葉の中を学生達とうきうきしながら散策を楽しんだ。双眼鏡も持参したが、さすがに、野鳥たちの姿はさっぱりだった。

憧れの「ウソ」はこんな鳥です。

→ http://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/9.html

→ http://www.asahi-net.or.jp/~yi2y-wd/a-uta/uta-uso.html

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ツグミもやって来たぁ!

10日ほど前からジョウビタキが住宅地のあちこちのアンテナの天辺で活発に囀っているのだが、何と、今日は自宅のピラカンサ(サンザシの赤い実)を啄ばみにツグミのつがいがやって来た。 びっくりである。 こんなに早くツグミの姿が見られるなんて。 

昨日は、東京で友人に会い、酒を飲み、その足で東松山まで出かけて、昔からの馴染みの人たちと1年ぶりに再会、盛り上がったのだが、職場のスタッフの家に不幸があって、それで、今朝は、秋の美しい武蔵野の田舎を歩くことを断念、急遽帰宅する羽目に。

昼過ぎに帰宅して、ぼーっとした頭で、今頃、武蔵野を歩いていたはずなんだが、残念と、未練たっぷりだった。 ぽかぽか陽気で、ふと2階の窓からピラカンサの赤い実に目を見やり、窓を開けると、ケスケスッとツグミが驚いて、少し離れた柿の木に避難するではないか? 私も一瞬、我が目を疑った。 こんなに早くツグミがやってくるなんて! 例年、早くても11月半ば以降である。 昨年は、山形県に自動車免許を取りに出かけていて、戻ったのが12月7日の夜。翌朝の12月8日、ケスケスッという鳴き声で、ツグミがやってきたのを知ったのだが、今年は、1ヶ月以上早い。

ツグミに対する私の愛着は強い。 バードウォッチングをしようと双眼鏡を購入して、始めて観察したのが、何を隠そうこのツグミであった。 なかなか美しい鳥である。 孤独な平和主義者でもある。 温和な目。 極端な臆病者。 ピラカンサの実をついばんでいると、時折うるさいヒヨドリがやってくるのだが、いつも追い払われて、すこし離れたところでシュンとしている。 ヒヨドリがいなくなると、またこそこそとやってきて、食事をするのだ。

2002年冬から2003年春にかけては、毎朝のように北小金のアパートの南向きの桜の木にやってきてくれたものだ。 毎朝、決まった時間にやってきては、ケスケスッと地鳴きを発し、地面に降りてミミズを捕らえたりする、足元のたわわに実るピラカンサを啄ばんだり、春先は5月の連休直前まで、やってきてくれたのだった。

先週は、大学の近くの雑木林で、アカハラにも出会った。 アカハラもツグミの仲間なのだが、気が荒く、力関係はアカハラ>ツグミである。 とにかく、ツグミは争いごとはきらいなようだ。

これから真冬を迎えて、極端に餌が少なくなっていく。 越冬するのは野鳥たちにとっては大変である。 見沼を歩いていてた2年前のある2月のこと、雪が残る公園で、力尽きて死んでいたツグミを見つけて、涙しそうになったこともある。 モズなんかに襲われて命を落とすツグミも結構いるそうだ。 

ツグミはこんな鳥です→

http://www.gt-works.com/yachoo/zukan/tori/tugumi/tugumi.htm

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ジョウビタキ来る!

野鳥情報で、ジョウビタキやビンズイやアカハラなどが次々と姿を現している情報を得ていた。 そろそろだと思っていたが、先週、土曜日、とうとう待ちに待ったジョウビタキに会うことが出来た。今秋初である。 

両親を連れて東京に一泊二日の大名旅行をする手配を、前の会社の後輩が実は、この地方都市の営業所長をしているので、手配を頼んでいて、その書類を引き取りに行く途中だった。 出会う予感はあった。 自宅からゆっくりと静かな住宅街を歩いていくうちに、沼手前は雑木林や大きな木が生い茂る庭を持つ邸宅があったりで、散歩すれば、いろいろな野鳥の群れに出会うスポットがあるのだ。

今年の春のある日も、美しいアオジが庭先でこれでもか、というくらいソプラノを聞かせてくれたものだ。 シジュウカラの群れとモズの高鳴きを聞きながら歩いていると、予想していたとおり、近くからヒッ、ヒッ、ヒッとあのジョウビタキの囀りが聞こえてきた。

今秋始めてのジョウビタキだ。 心が高鳴る。 姿を探す。 この時期のジョウビタキは民家のアンテナの天辺なんかの目立つところで囀っていることが多いが、今回はなかなかその姿が見えない。 閑静な住宅街を、挙動不審な中年男が屋根の上を見上げながらうろうろしている。 第三者が見たら、変態の覗き魔と間違われそうである。

しばらく、うろうろしていると、一羽の鳥がすーっと飛んで来て、空き地の柿木に止まった。カッ、カッ、カッという地鳴き。 ジョウビタキだ! メスである。 落ち着きのないメスのジョウビタキは、すぐさま、近くの電線に移動。 またまた、カッ、カッ、カッと地鳴き。 数秒後には、空中移動しながら、ヒッ、ヒッ、ヒッと囀りながら、民家の屋根を越えて姿を消した。

用事を終えて、市内の本屋をうろうろして、カキフライカレーを食して14時過ぎ、帰宅する。 明日は、翌日の日曜日は学園祭で、私のヨーロッパ体験を20分ほど話す羽目になり原稿を準備していると、またまた、外から、ヒッ、ヒッ、ヒッとジョウビタキの囀り。 双眼鏡を持って、2階の窓から東向きの空き地と周辺を探す。 いたいた、右手の柿木、それから、近くの低木に移った。 今度もメスだ。 そして、落ち着きがなく、盛んに囀っては移動してまたたくまに姿を消した。

又、原稿に集中する。 そうすると、又ヒッ、ヒッ、ヒッと囀る声がする。 再び双眼鏡であたりを探す。 何と、今度はオスである。 いやあ、今日はジョウビタキが盛んに姿を見せてくれた。 この日は、一日中、うきうき、ほのぼのとしていたことは言うまでもない。

ジョウビタキについては以下をクリック:

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%83%93%E3%82%BF%E3%82%AD

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アオジがやって来た!

仕事が一段落してホッとした今朝、6時半から2時間ちかく、近くの小川と雑木林を散策した。 夏鳥が姿を消しつつ、冬鳥の到来の季節である。

いつもの鳥たちを確認しながら、気づいたのはカケスの姿があちこちで見られたことだ。 今月始めにも3時間ほど散策したが、カケスの姿が濃いのにはびっくりした。 カケスは、カラスの仲間で、鳴き声は美しくないが、その姿はなかなかである。 以下をクリック:

http://www.gt-works.com/yachoo/zukan/tori/karasu/kakesu.htm

なかなか、美しい姿だと思う。

小川沿いにセキレイ類(ハクセキレイ、セグロセキレイ、キセキレイ)とサギ類(コサギとアオサギ)が随分いた。 特に、セグロセキレイがあちこちで囀って、その美しい囀りを聞かせてくれた。 一番最初にセグロセキレイの美しい囀りを聞いたのは、流山の田圃を歩いていた3年前の1月の午前11時ごろ。冬の快晴で風は冷たいが、太陽が真上にあって、気持ちよく散歩していたときだった。 突然、どこからともなく、チィジュイジュイ、と元気な囀りが聞こえてきて、魅せられてしまったことを昨日のことのように思い出す。今日は、そのセグロセキレイの囀りを至る所で楽しませてもらった。

セグロセキレイはこんな鳥です 

http://www.gt-works.com/yachoo/zukan/tori/sekirei/segurosekirei.htm

やがて、雑木林に到着。縁は、小さな池になっていて、葦が茂っている。 コサギがじっと佇んでいる。 コガモもやってきている。 雑木林の縁では、ウグイスの地鳴きがところどころで聞こえる。ジャ、ジャ、ジャッという独特の声だ。 時折、ケキョケキョケキョと谷渡りと言われる鳴き声が混じる。 

雑木林沿いをしばらく歩いた。 モズの高鳴きがあちこちでする。 1度など、モズの物まねも聞いた。 どうもヒヨドリのピーヨ、ピーヨを盛んに真似しているようだ。 

そして、アオジの地鳴きを今秋、始めて聞いた。 ジッ、ジッと数は少ないが、笹の茂みの中に何羽かいるようだ。 秋が深まる丁度今頃やってくるのが冬を告げるアオジだ。 今年の春は、アオジの美しい囀りを何度きいただろうか? 美しいソプラノである。 インターネットとはとても便利だ。 検索して探したら、アオジの囀りをアップしているサイトを見つけた。 

ここをクリックしてください。

http://www.birdlistening.com/home/bird/aoji.htm

最初の囀りはスキップ。 2番目の囀りと3番目の囀りが、アオジの囀りの特徴をよく伝えている。本当は、生の自然の中で聞くのが一番の贅沢で、その音感は、録音とは違う。 鈴の音がなるような、とても美しい囀りで何度聞いても飽きない。囀り始めるのは、ウグイスより遅く、3月終わり位から4月の半ばまで平地で囀り、その後は、高山に移動してしまうので、平地では聞くことが出来ない、季節限定。

2番目の囀りのバックには、ホトトギスの囀りも入いる。 「トッキョ キョカ キョク」と聞こえます。 おそらく、アオジに託卵をたくらむホトトギスではないだろうか? (託卵: ホトトギスは、オオヨシキリやホオジロやアオジなどに巣に自分の卵を産みつけて、彼らに子育てしてもらう)。

そして、アオジの姿は:

http://www.gt-works.com/yachoo/

まだまだ、美しい囀りを聞かせてくれるのは半年近く先のことであるが、アオジ達が平地に降りてきたということは、これから、秋が深まり、冬が到来する兆しである。

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野鳥との出会い~そっくりさんのツーショット「タシギ」と「ヤマシギ」

シギ類は苦手な鳥である。 苦手というのは、観察してもなかなか見分けがつかないか、なかなか観察できないか、どちらかである。 私は、いわゆる、オーソドックスな?バードウォッチャーではないのだ。 とにかく、歩き回ってこちらから野鳥を探しに行く。 いろいろ聞くと、スポットを見つけて、じっと、待つことも大事なことらしいのだが、とにかく、私は健康目的もあって、歩いて、歩いて、歩いてしまう。

冬場の寒い頃、千葉の流山界隈の田んぼや小川や湿地帯などをあてずっぽうに歩いていると、時折、足元からジェッといきなり声を出して逃げて行く鳥に良く出会ったものだ。 兎に角、逃げ足が速く、あっという間に、遠くへ飛び去って姿を消ししまうのだ。 また、しばらく歩いていくと、また、いきなり足元からジェッと逃げ去るのだ。 この繰り返し。 まともに、この野鳥の姿をじっくりと双眼鏡で観察できたためしがないのだ。 一度でいいから、じっくりと見てみたいものだといつも思う。 飛び去る姿とその様子から、タシギだということは大体想像がついているのだが。

2004年の2月の頃だったともう。 北小金の坂川や流山の雑木林をほっつき歩いていたある日、いつもの通り、高台の坂をあがり、春先はホオジロがよく囀ってたなあ、とソングポストを見やりながら、畑地を右手に歩いて、小さな雑木林を抜けようと薄暗い小道に差しかかった時、左手から右手の雑木林の茂みに鳥の姿がすーっと走った。 何だ!何だ! 早速、目線で追いかけ、逃げ込んだ近くを徘徊すると、一羽の鳥が佇んでいる。 新しい種との出会いか? 心臓が高鳴る。 双眼鏡で覗くと、ヤヤヤヤヤーッ! シギの仲間の鳥だゾ! タシギがこんなところにいるなんて? 図鑑でしか見たことはないタシギにそっくりなのだ!  雑木林にタシギ? いぶかりながらも、その場に立ち尽くすこと10分あまり、じっくりと身動きひとつしないで、じーっと立ち尽くすシギ君を観察した。 なんとも言えない充実感があった。 くそ寒い冬、外には誰もいない。 空風が吹きすさぶそんな薄暗い雑木林の中に、童顔の中年男が、双眼鏡を抱えて、一羽のシギ君と対峙している。 なかなかの情景である。 

帰り道、何度も、シギ君の姿を反芻しながら、ほんわりとした気になって帰宅して、図鑑を覗いてみると、どうもタシギではなく、ヤマシギのようである。 しかし、タシギとヤマシギとどう区別するのか、よく分からない。 ちなみに、ヤフーの野鳥図鑑を見ると以下の如し:

タシギ

http://www.gt-works.com/yachoo/zukan/tori/sigi/tasigi.htm

ヤマシギ

http://www.gt-works.com/yachoo/zukan/tori/sigi/yamasigi.htm

それぞれの写真からだと、そんなに似てないな、と思われる方もいるかも知れないけれど、いやいや、実物はホントに似てるんですよ! 私の見たヤマシギは! それとも、タシギがたまたま雑木林にいたのか?

今年の冬も、自宅の近くの農地を歩いていて、やはり、いきなり足元からジェッと声を上げて逃げ去るタシギに何度か出会った。 そして、やはり、その姿はまだ、じっくりと観察できていない。 石の上にも10年の忍耐がないと、難しいのかも知れない。 ヤマシギは、雑木林を結構歩き回っている割には、2004年の冬の1回きりで、その後、まったく出会っていない。 たった1回きりのヤマシギである。 というか、ヤマシギにしてもタシギにしても、じっと観察したのは、ヤマシギだと思っている、例の流山の雑木林での1回だけなのであーる。

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野鳥との出会い ~ イカル

アトリ科の仲間である。 よく見かける仲間にはシメというのがいる。 これは別の機会に紹介したいのだが、今回はイカルである。 早く出会いたいなあと思っていて、なかなか出会えなかった鳥がこのイカルである。

出会いは突然だった。 今年の五月の連休、御前山に出かけた。 風光明媚にして、野鳥観察にはもってこいのスポットである。 小学校時代に遠足に行って以来のことである。

キビタキ、オオルリの鳴き声を聞きながら、標高数百メートルの低い山を登った。 途中、シジュウカラ、ヤマガラなどにも出会いながら、山頂付近に近づいた。 キビタキが盛んに囀っているのだが、なかなかその姿が見えない。 こっそりとあたりをウロウロしながら、その姿を捉えようとするも、うまく行かず、やがてキビタキはどこかに飛んで行ってしまった。 がっかりの一言。 山頂の椅子に腰掛けて、しばらは、山の麓のすばらしい景色をぼーっとして眺めていた。

と、突然、少し大きめの、羽ばたくと白い班が目立つ野鳥がいきなり現れ、目の前10メートル先の一本の裸の木の天辺に止まったのだ。 そして、いきなり、囀り始めた。 いやぁ、驚いた。 始めて聞くさえずりだ。 ゆっくりと双眼鏡で覗くと、イカルである!!!

ものの本によると、その囀りを「お菊二十四」(オキクニジュウシ)と聞きなすそうだが、私にはそうは聞こえなかったが、ホオジロやムシクイやヒタキ類とは一味違う、美しい囀りにしばらくウットリとしてしまった。 キビタキを逃した落ち込みは十分取り戻した。

5分近く、たっぷりとイカルは目の前でその姿と囀りを聞かせてくれた。 残念ながら、少し自分が後ろに動いた瞬間に、イカルの目と私の目があって、イカルはあっという間に、麓を挟んだ向かいの山に飛び去った。

幸福感に包まれた私は、尾根伝いに歩く。 途中、ヒガラやエナガの声を聞き、まったく人気のない道を1時間は歩いただろうか? 麗しき5月のそよ風に吹かれながら、まったく人気のない山道と周辺の緑とさわやかな空気を満喫し、ウグイスやヤブサメ(ウグイスの仲間)の声を聞き、何度か、このイカルの美しい囀りをあちこちで聞いた。 そして、恍惚感に浸った。

やがて、お昼近くになった。 そろそろおしまいにするかぁ、と思って麓の出発点に戻る途中、ふたたび、キコキコキコという音に注意を引かれ目を見やると、イカルが2羽、3羽と飛んできて、目の前の川沿いにある立派な民家の大きな庭の木に止まって、また美しい囀りを聞かせてくれたのだった。 

イカルはこんな鳥です。

http://www.gt-works.com/yachoo/zukan/tori/atori/ikaru.htm

アトリの仲間特有の怖い顔をしてますが、鳴き声は美しく、緑豊かな山であの囀りを聞くと、体全体に幸福感が漲ります! 

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小さなキツツキ ~ コゲラ

野鳥とは、それぞれの出会いがある。 コゲラとの出会いも忘れがたい。 2003年の年の瀬も押し迫ったある日、前日の金曜日は友人と痛飲して、安ホテルに泊まってしまった。 二日酔いの土曜日、コーヒーを飲んで、帰宅する途中のことであった。

駅からぼーっとした頭で歩いていたら、禅寺の手前の民家の庭の柿の木のあたりから、突然ギィーッと聞きなれない声がして、足を止めた。 バードウォッチングを始めたばかりで、野鳥に限らず、木々や草地から漏れてくる音には非常に敏感に反応する習慣がついていた。

はて、何か? と思わず目を見やる。 なかなか目の焦点が合わないのだが、盛んにギィッ、ギィッと声がする。 よく見ると、小さなこげ茶色で白い斑点がある小鳥が、柿木の幹を盛んに上下に伝い歩いている! かと思うと枝に飛び移って、上下に忙しくまた動き回っている。 しばらく、見とれてしまった。 何という鳥だ? かわいい鳥だな・・・。

帰宅して、図鑑を調べると、コゲラだった。 日本一小さいキツツキ。 47年の人生で、一度も気づかなかったコゲラ。 ところが、一度、認識すると、このコゲラ、やたらにあちこちで出会うことに気づいた。 こんなにも、満ち溢れているのかぁと感動した。 繁殖力旺盛である。 どうもカラ類のシジュウカラと混じっていることが多い。 特に冬場は。

双眼鏡を持って、雑木林の縁や中を歩いていると、あちこちから、コゲラとシジュウカラの声が聞こえてくる。 ツーピィー、ツーピィー、ツーピィー(シジュウカラ)とギィッ、ギィッ(コゲラ)。 ぜんまい仕掛けのおもちゃのよなコゲラ。 なかなか、かわいいキツツキである。 時折、キョ、キョ、キョと声を上げながら木から木へと移るかと思うと、トロロ、トロロと木を突っつく音を出したりする(ドラミングと言う)。

なんとも、可愛らしい、チャーミングなキツツキであることよ。 1年中会える留鳥である。

コゲラはこんな鳥です:

http://www.gt-works.com/yachoo/zukan/tori/kitutuki/kogera.htm

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赤い鳥 - ベニマシコ

幸せを呼ぶ赤い鳥、かどうかは知らない。

関東では冬鳥として、枯れ草が生い茂る草原か、雑木林の縁とか、河川敷の草地などで見かける鳥だ。 フィ、フィ、フィフィフォという囀りとも地鳴きともつかない声で分かるが、出会う頻度となると、それほど多くはない。夏の繁殖の季節は北国(北海道方面)へ行ってしまうので、その美しい囀りはCD-ROMでしか聞いたことが無い。

一番最初に出会ったのは、確か、埼玉県の見沼だったと思う。芝川の土手沿いに2月の寒い朝、双眼鏡をぶら下げてぶらぶらと歩いていたときに出会った。 土手の枯れ草には、ホオジロ、オオジュリン、アオジ、モズ、カワラヒワ、ジョウビタキ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カシラダカ、シメ、ツグミ、アカハラなどなど、いつもの野鳥を確認しながら歩いていると、いつもと違う野鳥がいることに気づいた。 双眼鏡で覗くと表情が違う。立ち尽くして、何度も何度もその特徴を確認して、図鑑で見ると、どうも、ベニマシコのようだ。 しかし、全然赤くない。紅色ではない。 どうもメスのようだ。 その後、近くの調整池でも突然、目の前の草地から近くの小さな木に飛び移った小鳥がいて、これがまたメスのベニマシコであった。 双眼鏡でしげしげとその何とも言えない表情を眺めたものだ。

2006年冬、田舎に戻って、職探しをしていたある日、近くの川の河川敷を歩いていたら、フィ、フィ、フィフォとあの懐かしいベニマシコのいる様子。 残念ながら双眼鏡を持っていなかったので、確認できなかったが、10数羽の群れが餌を漁っていた。 間違いなくオスも居るはずなのに、そのときも赤い鳥、ベニマシコのオスを間近に見るのはお預けとなった。

この年の春のある日、毎日のように朝5時に起きて、3時間は近くの小川と雑木林をほっつき歩いた。 そして、又、聞いた。 あのフィ、フィ、フィフォ!!! しかし、またまたメスであった。 これが2~3度続いて、もう永遠に赤い鳥、ベニマシコのオスには会えないのかと諦めかけたある日、とうとう、念願が適った。 フィ、フィ、フィフォ。 心をときめかして、今度こそォ!!! 双眼鏡に入ってきた姿は、胸から腹にかけて薄い紅色をした正真正銘のベニマシコのオスだった。 しかも、カップル2組だ。 30分は立ち尽くして、二組のカップルのデートを観察した。 ああ、憧れのベニマシコ!!! 

ベニマシコはこんな鳥です →

http://www.gt-works.com/yachoo/zukan/tori/atori/benimasiko.htm

バードウォッチャーのプロなら、何でこんなに興奮してぇ!と思うかもしれないが、こちは、ビギナークラス。 やっと出会えた、ベニマシコのオス。 その後、2度、3度と再会したが、4月に入り、姿を見なくなった。 北海道の方に、子育てをするため移動したのだろう。 

又、秋深まる頃には、越冬に戻ってくるだろう。 私だけが知っているこのベニマシコ探鳥スポットでまた再会することを楽しみにしている。

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モズの高鳴きを聞く!

鵙鳴いて 秋の日和を 定めけり 

正岡子規の俳句らしい。

先週から、どうも、自宅付近に、モズの気配を感じていたが、とうとう、モズの高鳴きを聞いた。 9月の声を聞くと、河川敷や畑地や雑木林の縁などでは、キチキチキチと目立つところでモズが縄張り宣言する鳴き声を「高鳴き」と言うらしいが、もう10月である。

私の住んでいるのは住宅地だが、つい数年までは、東向きは小さい草地と雑木林、その向こうは畑地だった。 子供の頃、春先になるとあたり一面、麦畑や咲き乱れる菜の花畑では、ヒバリがビーチク、パーチク、すごい数で鳴いていたことを記憶する。 

ところが、数年前、宅地化の波が押し寄せ、いつの間にか、畑は消え、雑木林はなくなり、草地もほんの小さな空き地になってしまって、昔の面影はほとんどない。 それでも、東京などに比べれば、緑の木々はところどころ残っているからだろうか、8月後半までは、ウグイスの囀りを聞くことも出来る環境なのだ。

近くの駄菓子屋(懐かしい言葉だが、まだあるのだ)の雨よけの下では、今年、ツバメが巣を作り、2回子育てした。 5月の連休明けから7月の終わりまでの約3ヶ月、毎日、巣を覗いては、ツバメの成長・巣立ちを見守った。 ツバメの姿は、8月になると町から消えてしまう。 田んぼや河川敷などで虫を食べて、ねぐらを作り、秋になると南へと移動する。

9月20日過ぎから、夏鳥がどんどん移動し始めた情報が入ったが、仕事で忙しく、残念ながら、バードウォッチングはお預けである。 春先に見かけたオオルリやキビタキの子供たちの姿が見れるのだが残念だ。 ちなみに、自分は野鳥の写真撮影には手を出していないので、自分で写真を撮って掲載できないので、野鳥図鑑のホームページにリンクします。 

オオルリはこんな鳥です

http://www.gt-works.com/yachoo/zukan/tori/hitaki/ooruri.htm

そして、キビタキはは、こんなに美しい!

http://www.gt-works.com/yachoo/zukan/tori/hitaki/kibitaki.htm

残念だなぁ・・・・・。

とはいえ、今朝は、近所の家の柿の木の天辺で高鳴きするモズを見れたのは満足だ。 思わず、双眼鏡でしばらく見とれてしまった。 猛禽類では一番小さい鳥であろう。

モズの姿はこんな感じです!

http://www.gt-works.com/yachoo/zukan/tori/mozu/mozu.htm

なかなか、キレイな鳥だと思う。 10月となると、まもなくジョウビタキなんかも朝鮮半島から越冬に備えて早々とやって来るだろう。 そして、住宅地のテレビアンテナなんかの天辺でヒッ、ヒッ、ヒッと盛んに囀るはずだ。 これもなかなか綺麗な鳥だが、バードウォッチングを始めたころは、モズと間違えたこともあっった。

ジョウビタキはこんな鳥です。

http://www.gt-works.com/yachoo/zukan/tori/tugumi/jyoubitaki.htm

秋深まると、庭のピラカンサ(サンザシ)の赤い実を啄ばみにやって来る。 ヒヨドリも来るし、メジロも来るし、12月になると、大好きなツグミを来るなぁ。

ということで、野鳥の観察はやめられない。 

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野鳥の囀りはα波 クロウタドリ編

クロウタドリ

日本にはいない鳥だ。 たまに、迷鳥として目撃されることもあるらしい。ツグミの仲間のようである。 日本では夏鳥のクロツグミをもっと黒くしたような鳥のようである。

20045月、麗しき5月。 ドイツを仕事で旅行したとき初めて聞いた。 というか、以前にも同じ時期にヨーロッパを旅行した経験があるから、鳴いていたはずだけれど、心ここに在らざれば、聞けども聞かず、という奴である。 野鳥観察を始めてから、外に出かけると、自然には、野鳥に満ち溢れていることに気づいた。 こんなにもいるのかと!

ハンブルク空港に到着直後、送迎バスに乗るとき、いきなり、ハクセキレイがチチッ、チチッと鳴きながら飛んでいたのは感激した。 ハクセキレイは全世界的に分布するのだ。 この年の2月、ドバイを旅行したときも、ハクセキレイを見かけて、感嘆したものだ。 カザフスタンのアルマアタでは、長旅の直後、早朝チェックインしたホテルのテラスでぼーっとしていたら、まだ残雪があって寒い中、尻尾の長いカササギが近くの木で羽を休めていた。 これまた感激!

ハンブルクでは、毎朝早起きして、美しいアルスター湖畔を散歩したものだが、ガンの種類が芝生で草を食み、シジュウカラがあちこちで囀り、ホテルの屋上のアンテナではカワラヒワが日本と同じようにビーン、ビーンと囀っていた。 これまた感激であった。

さて、このクロウタドリ。 早朝、薄暗いときから、午前中、午後、夕方、夜中と一日中、どこかで囀っているのがうれしい。 それも、建物の煙突の天辺とか、大変目立つところで堂々姿を見せて、いつまでもいつまでも、囀ってくれるのである。 一遍で大好きになってしまった!

この年の夏、今度は、ニュージーランドをやはり仕事で旅行した。 現地は真冬である。 にもかかわらず!? 夕方と言わず暗くなってからも、また早朝まだ陽が上らないうちから、あちこちでクロウタドリはとても美しい囀りを聞かせてくれた。 もともと、在来種ではなく、移民がヨーロッパから持ち込んで繁殖したらしい。 ドイツ語ではAmselと呼ぶらしい。 英語では、Blackbird。 日本にいないのが残念である。

野鳥の囀りを文字で表現することが出来ないのは、これまた本当に残念だ。 持っている、野鳥の囀りを録音したCD-ROMにも入っていない。 

しかし、ビートルズのホワイトアルバムという2枚組みのCDにBlack Birdというタイトルでポール・マッカートニーの弾き語りギターソロで録音されている美しい曲がある。 Black Bird すなわち、クロウタドリである。 昔は、ポールのギターテクニックに惚れて、このレコードを聴いたものだが、いまでは、その中に録音されている囀りに興味が移った。 興味のある方は、是非、この曲を聴いてみてください。 途中で、たっぷりとクロウタドリの生の囀りが聴けます。 α波です。 美しい囀りですよ!

こんな鳥です!!!

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%A6%E3%82%BF%E3%83%89%E3%83%AA

http://www.gt-works.com/yachoo/zukan/tori/tugumi/kuroutadori.htm

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野鳥の囀りはα波 コマドリ編

この野鳥との出会いは思いがけなかった。 普通、標高の高い山で近くに清冽な水が流れる場所などの環境で出会う小鳥と聞いている。 欧州では、ロビンと言って普通に庭先にやって来て、皆の人気者らしいのだが、日本では、平地で目にすることは珍しいらしい。

 

まだ、大学職員として勤め初めて直後の今年5月連休のこと。自宅近くの普通にある雑木林で何と出会ってしまったのだ!!! 早朝5時に目を覚まし、いつものように、近くの小川と雑木林沿いを歩いて、50段近くある神社の境内に上がりかけた途中のこと。ピロロロロロッ!?!と思いがけない囀りが聞こえてきた。 CD-ROMで何度か聞いていた声が聞こえてくるではないか! コマドリに違いない!!! 一気に、胸が高鳴った。 じっと立ち止まると、すぐ近くで囀りだした。 心臓はもうバクバクドキドキ、血圧も上がる。 CD-ROMの囀りとは違う節回しもあったが間違いない、あの小鳥だ! 

双眼鏡を持って、静かに足音を聞かれないよう、抜き足差し足で音源に近づいて双眼鏡を覗くと! 一瞬だが、あの図鑑で見たことのある、顔から胸の部分が鈍いオレンジ色っぽい小鳥がひらひらと小枝を伝っているではないか! やったぁ! コマドリだぜ! 

姿を捉えてたのはこの一瞬だけだった。 1時間近く、このコマドリは場所を変えて、あっちで囀り、こっちで囀りしてくれた。 体がぶるぶる震えるほどの興奮を味わった。 翌日早朝、再び、この神社に足を運んだ。 しかし、コマドリの声も姿も無かった。 たった一日でこの雑木林から抜けてしまったようだった。

コマドリはこんな鳥です。

http://www.gt-works.com/yachoo/zukan/tori/tugumi/komadori.htm

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野鳥の囀りはα波 エゾムシクイ編

キクイタダキの囀りは、滅茶苦茶、感動もの的に美しいという囀りではないが、滅多に聞ける囀りではないだけに、希少価値があるのだ。 もうひとつ、感動ものの囀りは、エゾムシクイである。 埼玉県の見沼の雑木林で、やはり、これは2003年の5月の連休前後だったと思うが、日曜日だったかの朝の10時前後、人気がいない静まり返った雑木林わきの舗装されていない道路の水溜りで、スズメとメジロの水浴び場面に偶然遭遇して、じっと観察していたときのことだった。 

なかなか、この水浴びシーンはかわいらしくて、見ていて楽しかった。 鳥はきれい好きで、体のダニなどを落とすために、水に入り羽ばたきしながら、体をきれいにするのだ。数羽が群れでやってきて、順番にばしゃばしゃと水浴びするシーンは微笑ましかった。 皆、気持ちよくてはしゃいでいるかのようだ。 うっとりと、眺めているうちに、すぐ後ろの雑木林から聞き慣れない囀りが聞こえてきた。 これが又、3分ほどたっぷりと何度も、何度も囀って呉れるのだ。 緑の濃い木の茂みのどこかで、囀っている。 姿は残念ながら見えない。 石のように凍り付いて、その音楽を何度も反芻した。 

帰宅して、CD-ROMで確認すると、エゾムシクイであることが分かった。 ウグイスやオオヨシキリと同じ仲間である。写真でみるとウグイスにそっくりである。 しかし、囀りが全然違うのだから、不思議なものだ。 姿だけ見ていたら、絶対に分からない。 野鳥の会のベテランなら、分かるのかもしれないが。そして、野鳥の囀りというのは一端、その種類と一緒に特定・確認すると、絶対に忘れないのだ。 今年の5月連休前後も、このエゾムシクイの囀りはところどころで聞いた。 あの3年前、見沼で聞いた囀りと同じメロディである。 今回は、粘りに粘って、そっと音源に近づき、じっと待った。 そして、梢の天辺の茂みを伝い歩いては囀るエゾムシクイの姿も、ちらり、とだが、双眼鏡で確認することが出来た! ちなみに、エゾムシクイよりも頻度高く、聞いたり見たり出来るのが、同じ夏鳥としてやってくるセンダイムシクイである。 4月後半から5月上旬にかけては、平地のあちこちの雑木林で、渡りの途中(標高の高い山地の森林に移動して子育てをする)の羽休めで囀りと姿を堪能することが出来る。

エゾムシクイ 

http://www.gt-works.com/yachoo/zukan/tori/uguisu/ezomusikui.htm

センダイムシクイ →

http://www.gt-works.com/yachoo/zukan/tori/uguisu/sendaimusikui.htm

ウグイス →

http://www.gt-works.com/yachoo/zukan/tori/uguisu/uguisu.htm

皆似てますでしょ!

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野鳥の囀りはα波 キクイタダキ編

野鳥観察、いわゆるBird Watchingという趣味に目覚めて数年になる。 まだまだ駆け出しだし、年配者が多くて気が引ける野鳥の会のメンバーにはなっていない。双眼鏡ひとつで、野山を駆け巡り、いそうなところや地鳴き(野鳥が発する警戒音)・囀りを頼りに、自己流で野鳥を観察し、図鑑と照合しながら種類を確認するフィールドワークである。 姿を見ること自体の楽しさは言うまでもない。肉眼と違って、双眼鏡で拡大された小鳥たちの姿を眼前にしたときの感動はなんとも言えない。 姿ばかりでなく、そのうち、囀りで野鳥の種類を特定することがまた、楽しみになってくる。 何百種類もの野鳥の囀りを録音したCD-ROMも売り出されていて、暇なときには、小鳥類のCDを聞くこともしばしばである。 α波のオンパレードで、見事な癒し系音楽である。 バッハやモーツァルトやマーラーも良いけれど、新鮮な空気と緑あふれる初夏の自然の中で、あるいは、ちょっと肌寒いけれど、緑が芽吹き始めた早春の小川のせせらぎの中で、美しい野鳥の囀りを聞いたときの感動は、筆舌に尽くしがたい。 

まだまだ100種類くらいしか知らないビギナーレベルなのだが、ホオジロ、アオジ、メジロ、ウグイス、カシラダカ、オオルリ、キビタキ、イカル、シジュウカラ、コマドリ、セグロセキレイ、ハクセキレイなどこのあたりの囀りは、とても美しいし平地の雑木林で期間限定のものもあるが、足を運んで耳を澄ませれば普通に聞けるのだ。 早春から初夏にかけての早朝の雑木林はこれらの野鳥たちのシンフォニーで満ち溢れている。 スズメ、カワラヒワ、カケス、オナガ、モズ、コゲラ、ヒヨドリ、ムクドリ、キジバト、キジ、コジュケイ、ツグミ、アカハラ、シロハラなども声は出すが、囀りとは言いがたいし、聞きほれるほどのものではないが、自然の中を歩きながら、彼らの発する音で、存在がわかるのも、また楽しい。

2004年の早春のある日、当時住んでいた千葉県・松戸市の北小金の雑木林を歩いていたとき、あるお寺でふと足を止めた。静まり返った境内の奥まった林の松の木の天辺から、虫の鳴くような音色で小鳥が囀りだした。 初めて聞く囀りだ。 双眼鏡で覗くがとても小さい小鳥で、よく確認できない。今まで見たことも無い鳥であることは確かだ。5分近く、辺りの静けさのなかで存在を誇示しながら囀り続けると、近くにメジロたちもやってきて私と一緒に鑑賞している様子だ。 やがて、この未確認の小鳥は、その場を去って近くの梢の緑の中に姿を消した。 しばらくは、そのばに立ち尽くして、興奮が冷めなかった。何という小鳥だろうか? 図鑑を見るが、どうにも分からない。 逆光であったし、デジスコープのような重い機材を持って歩くのは趣味ではないし、双眼鏡では特定出来なかった。 残念の一言。 

長い間、あの小鳥は何だったのだろうか?と折に触れては思い出すのだった。 が、これが、ひょんなことから氷解した。 今年の春、某夜、過去の日記を読み返していて、この日のフィールドワークの記録として、「この虫の鳴き声みたいな囀り」という記述に目が留まり、CD-ROMの解説をあちこちめくっているとある野鳥にぶつかった。キクイタダキという14センチぐらいの日本でも一番小さな野鳥である。頭の天辺が黄色いが、あの時は逆光で、かなりの高木の天辺で囀っていたのでこの特徴には気がつかなかった。ドキドキしながら、CD-ROMを聞いてみると、2年間の歳月を経て、あの時のあの囀りが、再現した。 そうかぁ、キクイタダキだったのかぁ。この夜は、あの時の興奮が蘇り、しばらく寝付けなかった。

キクイタダキとはこんな鳥です。

http://www.gt-works.com/yachoo/zukan/tori/uguisu/kikuitadaki.htm 

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ウグイスは今日も囀る

最近、朝6時ごろになると決まってウグイスが近くにやってきてホーホケキョと元気に囀る。初囀りが、3月始めだったと記憶するが、8月半ばでもウグイスは囀るのだ。何と美しい囀りだろうか? 

ウグイスを見たことの無い人の為に

→ http://www.gt-works.com/yachoo/zukan/tori/uguisu/uguisu.htm

今年は、5月連休前に、近くの雑木林で、渡りの途中のコマドリ、オオルリ、キビタキ、ノビタキ、センダイムシクイ、エゾムシクイなど夏の渡り鳥の囀りも聞いた。 ウグイスの囀りは誠に美しい。 オオルリといい勝負だ。一時は、ホトトギスが近くにいて、キョキョキョとよく鳴いていて、これは、ウグイスが狙われているなと心配したものだ。ちゃんと子育て出来ただろうか(ホトトギスはウグイスの巣に卵を預け、代わりに育ててもらう。その際、ウグイスの卵、雛を巣の外に追い出して、親からもらう餌を独占してしまう、つまり、ウグイスの天敵なのだ)。

今朝、静まり返った大学のキャンパスを歩いていたら、小鳥の死骸を見つけた。 5月から6月にかけては、やたらにスズメの死骸に出会って、野鳥というのは大変なんだな、と思った。スズメは、ツバメやシジュウカラと同じで、2度子育てをする。1回あたり5個から6個の卵を産み雛を育てる。だから、10羽から11羽の雛を1つのツガイは、一年当たり育てることになる。 それでも、成長して立派に大人になるのは1羽いるかいないからしい。自然環境は厳しいのだ。平均寿命は、1.5年とからしい。 

ところで、キャンパスで見つけたのは、何と、ウグイスの死骸だった。どうも、建物の透明なガラスの部分に衝突して命を落としたようだ。ウグイスというのはなかなか臆病な鳥で、滅多にその姿を見せてくれない。色も地味な灰色(ウグイス色はメジロ)なのだ。眼窩に白い線がある。尻尾が短い。今年生まれ育った幼鳥である。 手で触ってみると、すこし体温が残っている。 可哀相な死を迎えたウグイスに合掌。

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